白馬岳栂池ピストン(テント1泊2日。雪渓下りは滑りまくり。佐渡も見え、新潟からの風が新鮮でした。)

自宅から遠い白馬岳は憧れの山です。いろいろ考えて栂池からの大池コースに決定しました。また、この週末、ゴンドラ・リフトは始発6：30でラッキーでした。 登山道は天狗原の湿原、乗鞍岳への雪渓、右手遠方には佐渡島らしき島影、大池への岩の道、ヨーロッパのような風景、小蓮華山までの登り、小蓮華から白馬岳までの稜線歩き、山頂からの北アルプスの絶景などなどボリューム感のある素晴らしい登山道でした。 テン場は大混雑でやっとのことテントを張ったなと思ったのに、その後も続々と張られて通路などなどもテントの山となりました。ここまで張れるものかと感心しましたね。 設営後は小屋に行って昼食とビール。ここでやっと、テント装備の重い荷物を背負って歩いてきて良かったと実感しました。その後はゆったりと過ごしながら、北アルプスの日没を堪能しました。 翌朝はモルゲンを見ようと４時前には近くの高台へ移動。気温は低く、フリースにダウンと持ってきたものを全て使って寒さ対策をしてちょうどでした。無風快晴でモルゲンも見られてラッキーでしたね。 シーズン初めで多くの方々が訪れていたので、下山は大混雑。雪渓を上がってきた方も栂池方面へと向かうようで長蛇の列でした。私たちも止まることも多く結構時間がかかりました。その都度、後ろを振り返り、これまで歩いてきた道のりを噛み締めつつ下ることができました。 後半の雪渓の下りは４本歯のミニアイゼンでは滑りまくりで苦労しました。雪はシャーベット状で皆さん苦労していました。相方もかなり苦労して下ってきました。中には数10ｍほど滑った人もいましたのでご注意ください。