活動データ
タイム
10:12
距離
13.3km
のぼり
839m
くだり
839m
活動詳細
すべて見る梅雨があけ、うだるような猛暑続き。普通に鈴鹿の山を歩いたらダウンします。久しぶりに愛知川遡行をすることにしました。友人N氏とその娘さんの3人で出かけました。沢用の専用グッズは持っていないので、私は運動靴をザックに入れ、沢歩きの時だけ登山靴から履き替えて沢ジャブしました。 朝明渓谷に、一ヶ月ぶりにやってきました。車は6月2日の半分も止まっていません。やはりこの暑さです。釈迦ヶ岳などの登山は大変です。車を置き、環境協力費500円を支払って出発です。 愛知川遡行をたっぷり楽しむため、朝明→ハト峰→白滝谷と進み、白滝谷出合から愛知川遡行に移ります。ヒロ沢出合→大瀞→オゾ谷出合→クラシ谷出合→タケ谷出合までが遡行です。根の平峠→朝明と周回しました。 ・朝明渓谷 猫谷経由 ハト峰 道は大変明瞭で、迷う所はありません。ハト峰のハートマークを見て、友人の娘さんが喜んでいました。 ・白滝谷を下る ハト峰から釈迦ヶ岳方面に進みます。林道コースの合流点を過ぎ、県境尾根を少し進むと左手に分岐があります。愛知川の下流にある「杠葉尾」という道しるべもあります。大きく迷うところはありませんが、踏み跡は時々不明瞭になります。1週間前の豪雨のせいなのか、落ち葉が踏み跡を消しているところもあります。途中、「アマゴ谷出合」という道しるべがありました。愛知川に合流する直前に古い作業小屋が朽ち果てていました。その辺りに谷の名前の由来となる白滝があります。ただし「白滝」という道しるべはありますが、滝に至る道はありません。のぞき込んで見ましたが、あまりよくわかりませんでした。 ・愛知川遡行 白滝谷出合からヒロ沢出合まで 登山靴を脱ぎ、運動靴に履き替えました。友人N氏は地下足袋です。農作業用とのこと。水量も多く、冷たい川の中に入るのは楽しみ。川の流れの浅いところにさっそく入ってみます。下界では37度の猛暑。ここは天国です。冷たく気持ちの良い愛知川の流れに足を踏み入れて三人とも大満足です。 水量が大変多いので、私たちのような装備では、流れの深い部分に入ることはできません。川原を歩いて行けるところはよいのですが、両岸に岩壁が迫ってくるとなんともできません。特に、友人の娘さんは、経験も浅く、無理は禁物。岩壁をへつることもできません。じきに行き詰まり、左手の川岸の斜面をよじ登りました。わずかに踏み跡があり、時折川の様子を見ながら進みます。うっかり天狗の滝を見落として通過していました。 川幅が広がったところで川に下り、通行不可になるとは崖をよじ登ることを繰り返します。 ・ヒロ沢出合から大瀞、タケ谷出合まで 大瀞が近くなると岩壁がぐんぐん迫ってきます。右手の崖をよじ登り、登山道に合流。踏み跡はなんとなく続いています。大瀞にかかる古い吊り橋は危険なので通行できません。一度愛知川に下りて渡渉し、中峠に向かうことになります。私たちは根の平峠から帰るつもりなので、大瀞では川に下りること無く、登山道をしばらく進み、愛知川に降り立ちました。このあたりまでくると川の流れは穏やかになり、装備の整っていない私たちでもどこでも好きなように沢ジャブして歩いていけます。ただ、あまりも単調になってたので、沢ジャブをやめて右手の登山道を歩いてタケ谷出合まで行くことにしました。 少し休憩しているとなんと娘さんの足首にヒルが一匹ついていました。すぐに気がついたので被害はありませんでしたが、びっくりです。この先、タケ谷出合までに3回、ヒルが娘さんの足首についていました。娘さんは運動靴に短い靴下でしたから素肌が出て状態だったのがよくなかったのでしょう。私と友人の二人は襲われること無く進みました。 途中、オゾ谷出合という道しるべがありました。手書きの道しるべをつけてあり、「ワサビ峠」などのつながるようです。 ・タケ谷出合から根の平峠へ タケ谷出合は出合の少し下流に峠に向かう登山道がありますが、勘違いをして出合まできてしまいました。タケ谷の沢筋を遡行しようと思いましたが、歩きにくい沢です。左側に適当に歩いていくと愛知川からくる道に合流できました。踏み跡をたどり、コクイ谷出合からくる道に合流すると踏み跡もしっかりします。やがて根の平峠へ。峠から朝明渓谷まではとてもしっかいとした登山道となります。
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