夏の東北の洗礼 須金岳

2018.07.15(日) 日帰り

活動データ

タイム

06:34

距離

15.1km

のぼり

1184m

くだり

1194m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 34
休憩時間
33
距離
15.1 km
のぼり / くだり
1184 / 1194 m
2 11
2 33
1 30
1

活動詳細

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須金岳に行くべく前夜に登山口を探す。 山の南側にあるようだが、確認に行くと草の繁る見るからに悪路の林道があった。 無理そうなので徒歩で行こうかと思ったが付近に停められる所は無い。 林道入口脇は完全に民家の駐車場。 国道脇に水沢森山経由の登山口へ向かうと登山口ゲートがあった。 地元民がいたので尋ねると草地の所が登山者用の駐車場との事。 今夜はここに車中泊。 夜中にホタルがチラチラと舞う。 早朝、東北の朝は肌寒い。 ゲートを越えて少し行くと登山口。 蒸し暑い中の登りが続く。 ブンブンとブヨがまとわりつく。 奴等はなぜ耳やオデコの回りばかり狙ってくるのだろう。 数が尋常ではない。 3秒に一匹、顔に付く。 放置すると、チックゥ~と嫌な痛みが。 いくら払っても次から次へ。 風も無くとにかく蒸し暑い。 ダラダラと汗が流れる。 ふと、何故かここで黒部立山の玉殿湧水を思い出す。 何か知らんが浴びたい。 浴びながら飲みたい。 むしろ玉殿湧水の様に頭から汗が湧く。 下を向くとポタポタと滴る汗。 水沢森山の辺りだが、標識は無い。 更に登るとちょっと開ける。 朽ちた山頂らしき標識。 誰がどう考えても山頂ではない。 東に向かって進む。 軽く藪気味で、相変わらずブヨ。 それと頭から汗が玉殿湧水。 展望の良い稜線、だがここだけだ。 すぐにまた樹林帯となる。 どこまで続くのかと飽きた頃にまた朽ちた標識が転がっている。 山頂のようだ。 地図ではこの北に山頂がある。 どこか道があるのかと探す。 踏み跡すら全く見当たらない。 漕いで行こうか。 やめておこう。 そんな時間無い。 下山する。 ここであまりの暑さに水がほぼ尽きる。 1.5Lでは全然足りない。 ペース落として登ってきたが、暑すぎる。 とにかくさっさと下ろう。 相変わらずブヨの連続攻撃。 水も無いのに頭から玉殿湧水。 曇りが晴れて更に暑くなる。 水沢森山に戻ったところで軽く間食。 この真夏の低山で板チョコはダメだ。 それで選んだのがトッポ。 芯のチョコは溶けても側がガードする。 ナイスな選択だ。 と、思ってたがもう水が尽きた状態。 口がパッサパサになる。 水はないのか。 地図に水印があるな。 しかし登山道からは離れている。 これはヤバいやつかもしれない。 予想以上の距離か、出てない可能性も。 下るしかない。 いちいちブヨにイライラ。 そして頭から玉殿。 あと少し。 林道の手前で沢がある。 沢に着き水を汲み1Lくらい一気飲み。 ヤバかった。 熱中症で倒れても誰も来ないぞ。 秋ならブナの紅葉がさぞや美しいだろう。 夏に来るものではないと思い知る。

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