納古山裏コース

2015.12.12(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 27
休憩時間
59
距離
8.2 km
のぼり / くだり
581 / 582 m
8
1 3
2
1 39
33
7

活動詳細

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メジャーな納古山登山は七宗町上麻生の林道から入り中級者コースを登り初級者コースを下る、もしくは中級者コースをピストンする。納古山には登山口が何箇所かあるが以前に美濃加茂市三和町川浦で下山して来たらしい登山者の姿を見たことがあった。その方達はたいてい疲れ切っていた印象があった。地元の方に聴くと間違えて川浦側に下りてしまった登山者にタクシーを呼んだことが何度もあるという。どこで間違えるのかを検証したかったのと、美濃加茂市民ならば川浦側から登ることもしておきたかったので今日は裏コースを一周して来た。 登りは納古山Aという標識から沢沿いを歩いて行った。このコースは尾根で小牧谷からのコースとぶつかる。以前この小牧谷コースも登ってみたが荒れていて危険であった。納古山Aコースはピンクの目印を注意深く辿って行けば小牧谷よりは簡単に登って行くことができた。看板や目印はそれなりに分かりやすい。しかしあまり人が入っていないために踏み跡もなく、急登では落ち葉に隠れた浮き石が多いので下るのは危険だ。また目印を辿って行くとヤマップでは途中から尾根に出るコースのはずが谷を急登して尾根先に合流する。小牧谷との合流点から先は整備されている。登りは地図をマメにチェックしながらゆっくりとしたペースだったが80分ほどでいつもの頂上に着いた上にほとんど疲れなかった。体力よりも神経を使ったように思う。目視できる全てのピンク目印、木や石にある朱ペンキの目印の位置をまめに把握しながらそれらを結ぶルートをよく考えて進んで行った。またヤマップにあるルート上の等高線を見て地形をイメージしながらも進んで行った。 帰りは西尾根コースを検証した。このコースは東側が急斜面になっている。慎重に歩く。地形図を見ながら進んで行くと途中で目印やバケツ、測量標がいくつかあった。尾根をひたすら歩いて行くためNTTのアンテナ塔に出るまであまり標高は下がらない。そこまで目印があるにはあるが何箇所か分かりずらいポイントがあった。天候や陽の加減によっては道迷いになるかもしれない。途中で尾根の東側が切れ落ちている。軟弱な木の根元に積もった落ち葉の真下は崖、の場所が2箇所確認できた。暗いうちに歩けば滑落する。尾根コースが終盤になるNTTアンテナ塔の手前でルートが分かりにくい。もし迷ったらアンテナの方に下りて行けば舗装路に出る。そこからは林道で川浦の集落まで行ける。やはり裏コースは危険だと思った。納古山頂上の直前に分かれ道があり、石に矢印がある方向が頂上へ。反対が西尾根コースに向かう。おそらくここで間違えて下りて行くのではないか。しかしそれにしても尾根が続くので途中で気づくと思った。地図がなければ(そんなことがあるのか)もしかしたらどこかで合流して初級者コースに戻ることを期待して進んで行ってしまい、川浦側に出る可能性しか思い当たらなかった。大きな石のある休憩スペースという看板の先が小牧谷コースへと続く。その途中で納古山Aコースと分岐する。しかしこのコースを下るのは急斜面の湿った落ち葉帯が続くので危険。 裏コースは危険箇所があることと道が曖昧であることがわかった。表コースから登って下山コースを万が一間違えて裏コースに入ってしまったらすぐに引き返すのが良いとわかった。

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