二十五山 (ぎふ百山77座目)削られて無くなってしまった、悲しい山

2018.07.20(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 18
休憩時間
3
距離
1.8 km
のぼり / くだり
261 / 290 m
34
22

活動詳細

すべて見る

またもやらかしました・・ アホはことを・・ しかも運も悪く・・ 下界は暑いので会社休んで3連休にして雲ノ平に行こうと夜中の1時半に自宅を出発! 高山ICを降りて飛騨古川から県道75号線を神岡へ向けて走っていたら イノシシが目の前を通過!そして1匹が車に衝突!助手席のドアが凹んでしまった・・ 自分の車はエンジンの調子が悪く修理に出していて代車のレンタカーなんだよねー って、レンタカー会社に連絡したら、相手が動物なので ぶつかってこられても弁償してもらえないし、 事故扱いになってしまいますだってー・・ イノシシの野郎~!! 休業補償金2万円の支払いなり・・ それで、ショックではあるが登山口の飛越トンネルに行って出発の準備をした。 前回の南アルプスでは財布を車に忘れてみじめな思いをしたので財布をと 確認したところ、あれ!?580円しか入っていない!!??                               思い出したら、南アルプスから帰ってきたら財布の小銭いれのファスナーが 壊れていて開きっぱなしになってしまい財布を別のに変えたのだが、 小銭だけ移して札を移すのを忘れてしまっていたのだ・・ クレジットカードはあるが山では使えない・ またやっちまったよ金銭トラブル!(自分自身の事だけだけど) イノシシ衝突と金銭トラブルで意気消沈・・敗退・・ でも、このまま帰ったらもったいない。 ということで帰る途中の軽い山に登ってきた。 その山は二十五山! スーパーカミオカンデのある岐阜県飛騨市神岡のR471から県道484号線に入る。 上り坂をぐんぐん上がっていくと鉱山から出た汚泥が蓄積した不気味なダム湖の脇を通り 和佐保の集落を過ぎるとヘアピンカーブの所に分岐があり左折して栃洞方面に行く。g 1Kmほど進むとT字路に突き当る、ちょっとした空き地が有りここに車を停める。 T字路の左右どちらも神岡鉱業のゲートがあって立ち入ると法的な手段をとるとか 写真を撮るなとか書いてる看板が出ており、物々しく嫌な雰囲気だ! もしも入ると何をされるのか分からないし無事には帰れないと思うので絶対に入らない方がいい! 西側のゲートの脇に上り坂があるので上がっていくと樹林帯の中の広場にでる。 かつてここには神社があったが社殿も鳥居も撤去されていて石碑だけが立っている。 石碑の脇を通り登ると旅客機のジェットエンジンみたいな送風機が現れる、 この送風機は地下の坑道に空気を送っているみたいだ。 送風機の脇を過ぎると急斜面となり獣道のようなところを登るが あまりにも急で登りにくいので東へトラバースして尾根に取り付き踏み跡がある。 ほんの少しの踏み跡を登ると広場に出た! 広場は人工的に削られた所で、ここが1153mポイントだ。 かつて標高1219mあった山頂はここから100mほど先なのだが、 鉱山であるがゆえに露天掘りで削りとられ、 現在は山頂の肩が最高地点で1153mになってしまった・・ 悲しい・・ なので、この地点で二十五山を登頂としたい。 広場の一角に小さなプレハブ小屋があるが、ここは神岡鉱業の土地だ。 削られて平らになった所を行き本来頂上だった場所に行くと 採石場のように大きくえぐられてしまっていた・・ ヒドイ!・・ 削られる前の姿は分からないが、無残な姿には心が痛む・・ 元有った頂上に許可なく入り込み捕まったら生きて帰れそうもないので行かない! 不安なので急いで下山、車が何もされていなくて良かったが 神岡の街まで下るまで不安なので急いで下った。 山に登って危険な場所を何度か通って緊張したことがあるが、 ここはまるで戦場の紛争地帯を行くような気分だった。 あ~~怖かった!!

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。