剣岳を目指して・・・室堂から剣沢小屋

今年は梅雨明けが早いことに賭けて学校が夏休みに入る前の、この週に剣岳を目指すことに決めていました。 予想は当たり北陸地方も平年よりだいぶ早く梅雨明け宣言をしましたがあまりの暑さに辟易とする毎日になってしまいました。 しかし安定した天気は山登りにはうってつけです。 本当は黒部ダムから内蔵助平を経由してハシゴ谷乗越から入山しようと目論んでいましたが、この時期まだ登山道の整備ができておらず途中の雪渓が崩壊する恐れがあり危険だという富山県警からの情報があり断念、室堂から入山することにしました。 扇沢から観光客に混じって立山黒部アルペンルートを乗り継ぎようやく室堂に到着しましたが重い荷物を担いでいると大変です。 室堂も涼しいとはいえ気温20℃で暑さの影響は出ていました。 それでもここは下界とは別世界です。 晴れ渡った空に残雪の立山連峰が輝いていました。 室堂から重い荷に喘ぎながら剣御前小屋のある別山乗越を越え剣沢小屋に到着。 剣沢小屋はまだすいていて部屋は他の登山客のなく個室で使わせてもらえました。 またお湯のシャワーも浴びることができ気持ちよく夕食をとることができました。 明日のコースの注意点など小屋のご主人から説明を受け、朝4時前に出発するためにこの日は早々に就寝しました。