犬鳴山(いぬなきやま)

2015.12.14(月) 日帰り

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チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 48
休憩時間
43
距離
7.3 km
のぼり / くだり
555 / 605 m
14
1
1 20
26
57
5

活動詳細

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85座110山目は犬鳴山。 宗像市の熊ヶ城跡でもあるそうな。 今から35年前、先輩のトモノブさんが ベロンベロンに酔っぱらって 「犬鳴トンネルまで幽霊を見に行くぞ! 車を出せ!」 職場が博多区で、犬鳴トンネルがどこにあるかも知らなかったし、幽霊のことなど関心がなかった俺。 「トモノブ先輩、もう寝ましょうよ。 もう(午前)2時ですよ!」 「うるさい!さっさと車を出せ!」 当時は逆らえない関係だったから、 気の弱い俺は渋々車に酔っぱらいの トモノブ先輩を乗せて 犬鳴トンネルに行ったのだ。 幽霊なんて見なかったが、 雪道でその雪道を普通タイヤで 酔っ払いアホトモノブ先輩が、 「進め!雪道をもっと走れ!」 と、助手席で叫んでいた記憶がある。 その後、 犬鳴トンネルの幽霊話が都市伝説化 していることを知ったのだ。 県道201号線はビンちゃんとの 恋の峠八木山峠があり、 飯塚市につながる幸せロードなのだが、 県道21号線は犬鳴峠を越えるためには 犬鳴トンネルを抜けなくてはならない 恐怖の峠にいなってしまっていたのだ。 以来35年間。 犬鳴峠→犬鳴トンネル→幽霊→怖い→犬鳴山→幽霊→怖いという図式が 脳にすりこまれてしまっていたのだ。 犬鳴ダムから西山へ向かうときも 小さな勇気が必要だった。 今日の犬鳴山はかなりの勇気が 必要だった。 山を差別しちゃいけない、 どこの山も神様だと思うのが、 一山一神(いちざんいっしん)主義なのだ。 家から近い犬鳴山を避けて、 いつまでも山歩きはできない。 どうしても歩かなければならなかった山が 犬鳴山だった。 往路は犬鳴ダムの駐車場に車をとめて、 谷正之さんの著書通りに、 犬も喜んで歩ける犬鳴林道を歩いた。 かなりの時間は幽霊伝説との 内面的格闘だった。 犬鳴林道に入る分岐点に左に 旧犬鳴トンネルの文字を見るだけで 逃げたくなる自分がいた。 ゆるやかな林道だった。 水音がせせらぎになるのどかで やさしい空気に満ちていた。 次第に恐怖心は消えていった。 山頂につく西山との分岐点あたりでは、 通常の山歩き気分になっていた。 急坂を一気にかけのぼり山頂についた。 山頂には山頂標識もなく、 三角点の印のような石と白いペンキに 福岡県云々と書かれて、 半分に折られた杭が転がっていた。 たぶんここが山頂だろうと思って、 座り込んでおにぎり二個を食べた。 下山は谷さんの本に書いてある通りに 来た道を帰るつもりだった。 谷さんが、急坂と浮石の山道となる、 特に下るときは要注意とまで アドバイスされているダムまでの 急坂コースを選んでしまった。 確かに迷うところも二ヶ所あったが、 ピンクのリボンをとにかくたよりに、 ゆっくりゆっくり下山したが、 汗は吹き出るし、脚はガクガクなるし、 とにかく真剣に一歩一歩足を進めた。 ダム駐車場のすぐ近くに降りきったときは、心から嬉かった。 犬鳴山に、ありがとうございます! と挨拶をした。 鹿を3匹見ただけじゃなく、 今回は写真におさめたことも嬉かった。 古処山、西山につづき三度目の鹿目撃で写真に撮れた。 下山が嬉かったので、 すぐ近くの脇田温泉にはいって、 汗を流して、体をあたためて、 蕎麦食べて帰ることにした。 温泉にも野性の鹿なのに首輪をして、 チュンという名前のついた鹿とあった。 人間になれていて、気分が向いたときだけ 山から降りてきてはドングリなどを食べて、「また山にもどる」と料理屋の釜の手入れをしている男性が話してくれた。 とにかく犬鳴山歩きを果たせた。 トモノブアホ先輩から与えられた 犬鳴トンネル、犬鳴峠、犬鳴山への 偏見差別を払拭した一日であった。 犬鳴山→犬鳴峠→犬鳴トンネル→しあわせな湯の禅温泉→大好きなざる蕎麦→大好きな歯科衛生士さん→しあわせな一日 つまり、この日、 犬鳴山=しあわせ という図式が脳に すりこまれたわけである! 革命的な一日だったわけである。 今は最高の気分である!

犬鳴山・西山(鮎坂山) 犬鳴山 犬鳴ダムから
犬鳴山 犬鳴ダムから
犬鳴山・西山(鮎坂山) 犬鳴トンネル
犬鳴トンネル
犬鳴山・西山(鮎坂山) 犬鳴ダム入口 かつてはレストランだった
犬鳴ダム入口 かつてはレストランだった
犬鳴山・西山(鮎坂山) 喫茶店かな?とにかくお店だった
喫茶店かな?とにかくお店だった
犬鳴山・西山(鮎坂山) 県道21号線通称直方線
県道21号線通称直方線
犬鳴山・西山(鮎坂山) 鹿だ!
鹿だ!
犬鳴山・西山(鮎坂山) 鹿だ!
鹿だ!
犬鳴山・西山(鮎坂山) 3匹もいる!
3匹もいる!
犬鳴山・西山(鮎坂山) 鹿がこっちを見ている!
鹿がこっちを見ている!
犬鳴山・西山(鮎坂山) 鹿よ!
鹿よ!
犬鳴山・西山(鮎坂山) 犬鳴トンネルへ向かう
犬鳴トンネルへ向かう
犬鳴山・西山(鮎坂山) バス停
バス停
犬鳴山・西山(鮎坂山) のりば
のりば
犬鳴山・西山(鮎坂山) 新犬鳴トンネルと旧道の別れ道
新犬鳴トンネルと旧道の別れ道
犬鳴山・西山(鮎坂山) 旧道はここから入る
旧道はここから入る
犬鳴山・西山(鮎坂山) 新犬鳴トンネルと直方線
なかなかこのアングルは撮れない
新犬鳴トンネルと直方線 なかなかこのアングルは撮れない
犬鳴山・西山(鮎坂山) 旧道入口をはいってから
旧道入口をはいってから
犬鳴山・西山(鮎坂山) 滝
犬鳴山・西山(鮎坂山) こんな道
こんな道
犬鳴山・西山(鮎坂山) ねえ、わたしを撮ってと椿
ねえ、わたしを撮ってと椿
犬鳴山・西山(鮎坂山) わたしも撮ってと椿
わたしも撮ってと椿
犬鳴山・西山(鮎坂山) なんだかよくわからないが
猟銃の許可みたいなものかな?
なんだかよくわからないが 猟銃の許可みたいなものかな?
犬鳴山・西山(鮎坂山) 苔
犬鳴山・西山(鮎坂山) 苔の道
苔の道
犬鳴山・西山(鮎坂山) 藤七谷の登山口
藤七谷の登山口
犬鳴山・西山(鮎坂山) 水
犬鳴山・西山(鮎坂山) 水
犬鳴山・西山(鮎坂山) 犬がない道標
犬がない道標
犬鳴山・西山(鮎坂山) 竹林
竹林
犬鳴山・西山(鮎坂山) 犬鳴の青空
犬鳴の青空
犬鳴山・西山(鮎坂山) 赤い道標
拡大して見てほしい
赤い道標 拡大して見てほしい
犬鳴山・西山(鮎坂山) 犬鳴林道入口
犬鳴林道入口
犬鳴山・西山(鮎坂山) 犬鳴林道
犬鳴林道
犬鳴山・西山(鮎坂山) 赤い実
赤い実
犬鳴山・西山(鮎坂山) 道
犬鳴山・西山(鮎坂山) 道
犬鳴山・西山(鮎坂山) 道~あれが犬鳴山かなあ~
道~あれが犬鳴山かなあ~
犬鳴山・西山(鮎坂山) すすき
すすき
犬鳴山・西山(鮎坂山) 芒
犬鳴山・西山(鮎坂山) 光と影
光と影
犬鳴山・西山(鮎坂山) 道
犬鳴山・西山(鮎坂山) 使われてない小屋
使われてない小屋
犬鳴山・西山(鮎坂山) 気持ちで読む
気持ちで読む
犬鳴山・西山(鮎坂山) 犬鳴川
犬鳴川
犬鳴山・西山(鮎坂山) 水玉
水玉
犬鳴山・西山(鮎坂山) せせらぎ
せせらぎ
犬鳴山・西山(鮎坂山) ひのき?
ひのき?
犬鳴山・西山(鮎坂山) ?
犬鳴山・西山(鮎坂山) 杉林
杉林
犬鳴山・西山(鮎坂山) 赤土
赤土
犬鳴山・西山(鮎坂山) 唯一のベンチ
唯一のベンチ
犬鳴山・西山(鮎坂山) 分岐点
分岐点
犬鳴山・西山(鮎坂山) やっと山道の気配
やっと山道の気配
犬鳴山・西山(鮎坂山) 山道だ!
山道だ!
犬鳴山・西山(鮎坂山) おお~山道じゃないか!
おお~山道じゃないか!
犬鳴山・西山(鮎坂山) これだよこれ!
これだよこれ!
犬鳴山・西山(鮎坂山) いいねえ~
いいねえ~
犬鳴山・西山(鮎坂山) 倒木の存在感
倒木の存在感
犬鳴山・西山(鮎坂山) 間違えた道~本日1回目
間違えた道~本日1回目
犬鳴山・西山(鮎坂山) 赤いビニールテープが頼り
赤いビニールテープが頼り
犬鳴山・西山(鮎坂山) YAMAPを取り出して道を確かめる
YAMAPを取り出して道を確かめる
犬鳴山・西山(鮎坂山) これでいい!
これでいい!
犬鳴山・西山(鮎坂山) よすぎる道だ!
よすぎる道だ!
犬鳴山・西山(鮎坂山) 苔むした石ころ道
苔むした石ころ道
犬鳴山・西山(鮎坂山) わかりやすい
わかりやすい
犬鳴山・西山(鮎坂山) 山頂までまだ5分
山頂までまだ5分
犬鳴山・西山(鮎坂山) 藤七谷はここにつながるのか!
藤七谷はここにつながるのか!
犬鳴山・西山(鮎坂山) ロープ急坂
ロープ急坂
犬鳴山・西山(鮎坂山) 山頂かな?
山頂かな?
犬鳴山・西山(鮎坂山) 着いたのかな?
着いたのかな?
犬鳴山・西山(鮎坂山) 着いた山頂?
着いた山頂?
犬鳴山・西山(鮎坂山) 山頂全景
山頂全景
犬鳴山・西山(鮎坂山) 山頂から脇田温泉が見える
山頂から脇田温泉が見える
犬鳴山・西山(鮎坂山) 山々
山々
犬鳴山・西山(鮎坂山) 山々
山々
犬鳴山・西山(鮎坂山) 笠置山かな?
笠置山かな?
犬鳴山・西山(鮎坂山) 山頂
山頂
犬鳴山・西山(鮎坂山) 山頂の空
山頂の空
犬鳴山・西山(鮎坂山) 山頂の道標
山頂の道標
犬鳴山・西山(鮎坂山) 山頂の木々
山頂の木々
犬鳴山・西山(鮎坂山) 脇田温泉遠景
脇田温泉遠景
犬鳴山・西山(鮎坂山) ダム堰堤をめざす!
ダム堰堤をめざす!
犬鳴山・西山(鮎坂山) わかりやすい!
わかりやすい!
犬鳴山・西山(鮎坂山) ピンクのリボンがたよりだ!
ピンクのリボンがたよりだ!
犬鳴山・西山(鮎坂山) ダム登山口近くに俺の車が待っている
ダム登山口近くに俺の車が待っている
犬鳴山・西山(鮎坂山) ありがたい道案内だ
ありがたい道案内だ
犬鳴山・西山(鮎坂山) 幸せのピンクのリボン
幸せのピンクのリボン
犬鳴山・西山(鮎坂山) 鳥居だ
鳥居だ
犬鳴山・西山(鮎坂山) 美しい!
美しい!
犬鳴山・西山(鮎坂山) ダムが見えた❗
ダムが見えた❗
犬鳴山・西山(鮎坂山) ピンクのリボンよ、ありがとうございました。
ピンクのリボンよ、ありがとうございました。
犬鳴山・西山(鮎坂山) ダム登山口に着いた
ダム登山口に着いた
犬鳴山・西山(鮎坂山) ここがダム登山口
ここがダム登山口
犬鳴山・西山(鮎坂山) ダム登山口前のダム風景
ダム登山口前のダム風景
犬鳴山・西山(鮎坂山) 犬鳴山に感謝!
犬鳴山に感謝!
犬鳴山・西山(鮎坂山) 湯の禅で汗を流してあたたまって帰ろう
湯の禅で汗を流してあたたまって帰ろう
犬鳴山・西山(鮎坂山) 湯船
湯船
犬鳴山・西山(鮎坂山) 湯船からの犬鳴山
湯船からの犬鳴山
犬鳴山・西山(鮎坂山) また鹿だ!
また鹿だ!
犬鳴山・西山(鮎坂山) チュンという名前だそうだ
チュンという名前だそうだ
犬鳴山・西山(鮎坂山) 野性の鹿が首輪している
野性の鹿が首輪している
犬鳴山・西山(鮎坂山) いたずらするチュン
いたずらするチュン

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