活動データ
タイム
05:54
距離
8.2km
のぼり
1032m
くだり
1028m
活動詳細
すべて見る後山は岡山県側も兵庫県側も西日本豪雨の影響で、 アプローチが困難になっていました。 そこで、両県の県境にある志引峠(しびきとうげ)を起点に、 安全な県境尾根を伝って歩き、後山を往復しました。 全行程にわたって、危険個所もなく、安全な道でしたが、 志引峠から標高939.6mの三角点(入谷)まではルートファインディングが難しいので、 地形図(GPS)の持参と、読図のスキルは不可欠です。 猛暑の中での全行程尾根歩きのため、熱中症を心配しましたが、 コースのほとんどが森林で帽子も必要ないほどで、 その上、尾根上に涼風が常に吹いていたおかげで、 後山頂上付近よりも高度が数百メートル低い所でも体感気温が低く感じられ、 快適な山行をすることができました。 夏の尾根道なので、花はまばらでしたが、動物はたくさんいました。 高度の比較的低い所では羽化したばかりのヒグラシがあちこちで地面を這っていました。 あまりにもたくさんいたので、何回か踏みそうになりました(*_*; 高度の高い所では、避暑のために上がってきたたくさんのアキアカネが舞っていました。 6月に麓の田んぼで羽化し、集団移動をしてきたのでしょう。 しかし、岡山県1位&兵庫県3位の高山でもこの日は暑かった・・・(>_<) 後山頂上ではキアゲハとツマグロヒョウモン等、たくさんの蝶がバトルを繰り広げていました。 中にはてっぺんを取ったつもりなのか、バトル後、後山頂上三角点の上に止まるものも(^_^) ・・・ 季節や成長や習性を感じさせてくれる動物は見ていて飽きません。 後山南尾根の標高1,250m地点辺り(板馬見渓谷分岐の少し南)から真西方向の 標高1,020m地点辺りに道仙寺奥の院が見えました。 未だ女人禁制の聖地です。その風習が残るのは奈良県の大峯山とここぐらいでしょうか? 9月7日・8日にはここで柴燈大護摩供養が営まれます。 その日は全国から1万人余りの修験者達が訪れますので、 岡山県(旧東粟倉村)側からの後山アプローチは避けた方がよさそうです。
動画
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