活動データ
タイム
20:47
距離
39.5km
のぼり
4200m
くだり
4083m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る1年前の北アルプス3000m峰×8座縦走は原因不明の肩の痛みと悪天候に阻まれ槍ヶ岳1座でリタイヤしました。(活動日記2017.7.27) 下山後症状が悪化して頸椎症性神経根症とわかり麻痺と激痛で不自由な生活となり家族に迷惑をかけ、もう山は歩けないのかもと挫折しかけた時もありました・・・ あれから1年間、投薬による保存療法とリハビリ、低山トレーニングにより再挑戦のスタートラインに立つことができました \(^-^)/ さてさて結果は・・・・ 【7月25日】 新穂高第3駐車場(深山荘前)に乗り込みましたが平日なのに22時でほぼ満車状態 【7月26日】 新穂高→飛騨沢~千丈乗越~①槍ヶ岳3180→槍ヶ岳山荘泊 西日本豪雨の影響で飛騨沢の支流は荒れていますが通過に支障ありませんでした。 滝谷の橋は流失していましたが、水量が少なかったので石ころを並べてあるところで渡渉できました。 飛騨沢カールは高山植物が咲き乱れ和みました。 槍の穂先では学生の団体とタイミング合ってしまい大渋滞、時間はたっぷりあるのでのんびり登りました。 2500m以上で高山病発症の気があるので「鼻腔拡張テープ」を試してみましたか、効果は無く発症してしまいました。 【7月27日】 槍ヶ岳山荘→②大喰岳3101→③中岳3084→④南岳3033→⑤北穂高岳3106→⑥涸沢岳3103→白出沢→新穂高 朝から風が強く大キレット通過時には弱まることを願って出発。 南岳~大キレット底部はよく整備されていて歩きやすかったです。 長谷川ピークから北穂高間の岩場は急峻で、ルートを誤った登山者による落石もあって緊張感を持って歩くことになりました。 北穂高岳~涸沢岳間は大キレットより難度が高く侮れないルートに感じました。 北穂高岳あたりから息があがりはじめ吐き気と疲労感に襲われ高山病症状が重くなってきたのだと思いました。 穂高岳山荘で暫く休憩しましたが、食欲が無くこの症状のまま縦走を続けるのはリスクが高く、翌日の台風の影響も懸念されることから、涸沢岳(6座目)で断念し白出沢ルートで新穂高へ即下山しました。 標高を下げても症状が回復せず、下山後脱水症状であったことが後に判明。 頚椎症の首の痛みと腕の痺れが再発出たのでしばらく安静が必要となってしまいました。 1月近く続いた晴天猛暑の最後に北アルプス南部の核心部を縦走できて充実の2日間でした。 【今回学んだこと(メモ)】 高地では ・低酸素状態では呼吸が激しくなる分、呼気から水分が大量に放出される。 ・空気が乾いているので肌の汗は即乾燥し、発汗していることに気付きにくい。 このため気づかぬうちに脱水症状となる。 よって ・荷を軽くすることだけに偏らず、十分な水分&ミネラルを補給すべし。 ・高山病は避けられないので2000m程度での宿泊を考慮したルートを計画すべし。 良いか!👉 ヨシ!👉
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