宝満山~羅漢巡り

2015.12.19(土) 日帰り

活動詳細

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 今回、自家用車が使えない、18時半から職場の忘年会という制限があるなか、選んだ行先は、宝満山である。  ほかの方の活動日記を拝見させていただくと、山頂に雪がある、ということも決め手になった。  私自身、何だかんだと宝満山は3回目。これまでの山行との違いを得たいがため、まずは、登山口竈門神社まで西鉄太宰府駅から徒歩で行くことにした。  30分ほどで竈門神社到着。本日は陽気が良く、すでにここまでで若干汗ばんだ。  さて、正面登山口からいざ参らん!と意気込んだはいいが、3合目の水場に到着するまでにヘトヘトになってしまった。  宝満山ってこんなにきつかったっけ?  8月末に来たときもそれなりにきつかったが、こんな気持ちにはならなかった。階段道はつらいね。甘くみてました。  ちなみに、11月の頭にきたときは三郡山のほうからだったので、ここは通っていない。  百段ガンギを過ぎたときは、さらにヘトヘト。こんなんで山頂に行けるかしら?  それから中宮跡を経て、ようやく分岐点に到着。羅漢巡りの道標に気づいたが、男道を選択。  ここからはあと少し、ということでモチベーションを維持でき、無事山頂にたどり着けた。  竈門神社出発が10:20、山頂到着12:00。ほかの方は、1時間くらいで登れるらしいがマジですか?スゴイね!  過去2回来たときは、天気はあまり良くなくて、見晴らしがイマイチだったが、本日はバッチグー!  弁当を食した後、キャンプセンターへ向かう。  途中の鎖場では、鎖を下りて、上って、下りて、と無駄に体力を消耗してしまった。  キャンプセンターの小屋に入ってみると、『九州の山』の看板を見つけた。  全山登山された方はご一報ください 記念バッジを進呈します、と書かれていたが、実際バッジをもらった方はいるのだろうか?  そもそも『福岡登ろう会』は存在しているのだろうか?  一服後、下山開始。再会の木に再びめぐりあえたが、ここで羅漢巡りのことを思い出した。  山頂近くに戻り、羅漢巡りスタート!山のあちこちに雪があるが、大丈夫かな?と不安になる。  事前にこのルートのことを全く調べもせずに選択したのがよくなかった。  途中、何体ものお地蔵さんに出会ったり、遠望の岩に登ったり、それなりに楽しめたのはいいが、赤いテープを頼りに進むものの、行けども行けども分岐近くの道標が見えてこない。  周り道は、どんだけ~!って思いつつ、悪路を進んでいくと、ようやく逆側からの登山者に遭遇。思わず、分岐までどれくらいの距離か聞いてしまった。残り500mということを聞いて一安心。  その方にはこのあとの道が長いこと、雪で滑りやすくなっていることを説明し、別れた。  やっと分岐のところに到着。ここまでですっかりモチベーションが下がってしまい、しばらく下山する気力がなかった。  ここで休んでいると、梵字が彫ってある大きな岩に気づいた。けっこう古いものかしら?  この岩には、前回は気づかなかったので、一度その山に登ったからといって、その山のことは全部分かるわけではないことに、改めて気づかされた。  羅漢巡りでもそうだったように、1つの山には幾通りの楽しみ方があることを知れて、今回の宝満山は非常に勉強になった。  違う季節に来るだけでも、別の楽しみがあるんだろうね。  さて、気持ちを取り戻して、いざ下山開始。  宝満山って、実は下山のほうがきつくない?  階段ばかりのため、膝がガクガク。まだ完治していない捻挫した右足が痛くてしょうがなかった。  おまけにこの夏捻挫した左足も痛くなってきた。  さらには足がつってしまい、竈門神社にたどり着いたときは、満身創痍って感じだった。  羅漢巡りで思いのほか時間がかかり、温泉に行く時間がなく、ちょうどタイミングよく来たまほろば号に乗り、太宰府駅へ。  梅が枝餅をお土産に帰路についた。

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