大菩薩峠・大菩薩嶺

2015/12/20(日)🌞 甲斐大和駅に着くと、上日川行きのバスが12/13で終了しているという事実が発覚。一服入れて塩山まで行って丸川から登るしかないなぁ(今日は楽チン周回コースのつもりだったのに)と思っていると、何人か同じような状況下にある登山客4名。 あいのり💚山バージョン。 五人で割り勘でとても助かったー、と窮屈な車内で以外と盛り上がる山好き達。 60代のおばさん2人、昨日、うちの娘と同じく、12/19誕生日という28歳のブライダルカメラマンへの転職活動中の男子、同世代と思しきアラフォーおじさんと私。 今日は好天で富士山ドーン！ですねぇ みなさんどこに下山するんすか？ 周回コースでまた上日川だと帰りはまたタクシー？ 丸川経由で下りれば市バスがあるよー こないだ白山行ってきたんですけどみなさんどこの山が良かったですか？ などなど。 タクシーから下車し割り勘精算を済ませて準備運動。一ヶ月ぶりのお山。この一ヶ月、6月からスタートしたプロジェクトの(最初の)山場を迎えて本当に忙しかった‥いや、6ヶ月間ずっと忙しかった。 消化しきれていない代休は年末休暇につなげて取得予定。予定。年明けて2月までにあと3回山場がある。がそんなことはお山ではどーでも良くて。 ロッヂ長兵衛も福ちゃん荘もまだ営業前なので、とりあえず介山荘、大菩薩峠を目指す。28歳の兄ちゃんと喋りながら登って行くが、兄ちゃんの方が足が速いので、あえて追うことはせず、葉の落ちた木立の向こうにドーンと構える富士山を横目にゆっくり登る。笹原が見えたらもう大菩薩峠。山荘で山バッジを一つお土産に購入。大菩薩嶺のバッジはこれで二つ目。 コーヒーとアップルパイで小腹を満たし、雲ひとつない青空の下、富士山、甲府盆地と南アルプスの山並みを堪能しながら雷岩を目指す。甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山あたりは降雪が見られなかった。 親父に写真をメールすると、「先週行きましたー。今日は最高のてんきだね」というお返事。 賽の河原を超えて雷岩が近づくと八ヶ岳もよく見えた。冬枯れの笹原広がる尾根道。すれ違ったのは数名だったが、雷岩に着くと20人ほどが今日の天気と眺望を嬉しむ会話をしながらお昼休憩中だった。 私もラーメンを食べて、ぼーっとして、ぼーっとして、寒くなってようやく出発。 大菩薩嶺の頂標は木々に囲まれ静かに佇んでいる。ここから裂石までの長い下りが始まる。 上日川から大菩薩嶺までの登りが400mちょい。大菩薩嶺から裂石までの下りが1100m😨やれやれ 丸川峠登山口から登ってこその大菩薩嶺だと勝手に思っている。次は丸川から入り介山荘泊で天目まで歩きたい！いや、その前に、来年は背負子で息子を連れて来たいなぁ。などの妄想をしながらひたすらひたすら下っていく。 丸川荘のコーヒーに引かれつつも、さらに下る。誰かと一緒だったら間違いなくお外でコーヒー飲みながら、あの牧歌的な風景の一部になっていたはず。 バス停到着。 バス1時間待ち。 慣れてるから。 登り納めはどこの山にしようか。