活動データ
タイム
13:55
距離
25.5km
のぼり
2501m
くだり
2501m
活動詳細
すべて見る昨年、雨で断念した幌尻岳のリベンジに行ってきました! 今回の幌尻岳アタックに際し、色んな方のヤマレコ、ヤマップを拝見させてもらったので 自分もしっかり書こうと思う。今回はレポ長くなるよ ・ 去年行こうとしてたのは とよぬか山荘からの渡渉をくり返す「額平川コース」の日帰りピストン 2年前に北海道で出会った百名山ハンターに お兄さんなら額平川コースで日帰りピストン余裕で行けるよ👍 と言われてたし、渡渉は楽しいと聞いてたから ・ でも調べてみると、七つ沼カールの景色が見たいし、七つ沼カールでテント泊も出来きるみたい チロロ林道から登れば1967峰にも行く事は出来るし、北戸蔦谷別岳や戸蔦別岳も通れるし バスを使用しなくてもいいチロロ林道からのルートに決定☆ テント泊装備で七つ沼カールにテント泊、余裕があれば1967峰も踏破したい!😤 ・ チロロ林道までの道はダート道ですが、整備されてて段差も少なく車高の低い車でもそんなに苦労しなさそう 軽のレンタカーでしたがストレスを感じる事なくチロロ林道の駐車場に到着 駐車場に到着が1時半頃でしたが、駐車場空き残り2.3台という感じでした。 (因みにチロロ林道に向かう途中の道から幌尻岳山頂もずっと携帯の電波は全く入りません) ・ 仮眠して3時頃から準備開始し、薄暗い中で登山スタート🚶♂️ 駐車場に仮設トイレあります。 林道終点(北海道電力の建物)までは駐車場のアクセル以上に道が整備させてて歩きやすい 登山道に入ってからはマーカーが少ないけど、かろうじてマーカーがあります。 でもマーカーよりも踏み後で道が出来てるから、踏み後沿いに進めば間違いないです。 そのうち渡渉が始まり、最初は簡単だが、徐々に渡渉する水流が多く激しくなる 自分はとにかく靴を濡らせたくなく、渉る場所を選んで無事濡れる事なく終えれた この渡渉が斜里岳か!と1人で何度もツッコんでしまう程、まさに斜里岳を登ってるようでした・・・ ・ 渡渉が終わると急登。最近ゆるゆる登山ばかりだったし、この急登がキツかった💦 急登の途中でトッタの泉に到着。トッタの泉はコース上で唯一そのまま水が飲める湧き水ポイント ここで空のプラティパスに2Lの水を入れる テン泊装備を30Lザックに入れてるのでザックパンパンだけど、落ちないように挟み込む トッタの泉を超えるとチラチラっと徐々に視界も開けてきて稜線に出る 目の前にピークが見えてヌカビラ岳に到着 すると目の前にどーーーん!!と幌尻岳が見える デカい!かっこいい!!でも遠い。。。 ヌカビラ岳では先行してたお兄さんが写真撮りましょうかと声をかけてくれ撮ってもらった😆 ・ ヌカビラ岳からはお花も増えてきて、また景色も見ながらなのでさほど苦もなく北戸蔦別岳に到着 ここでザックを降ろし休憩中に事件が起こる ザックに付けてたプラティパスがない!!😱 どうやら途中で落としてしまったらしい・・・大ピンチ😰 (冷静に考えると、プラティパスのザックの梱包の仕方が不用意だった) プラティパス以外の水分はポカリ1Lと水1Lで、この休憩で水分500mL程消費済 1967峰は北戸蔦別岳から幌尻岳と逆方向に向かうのだが、1967峰の踏破は早々に諦める テント泊を諦めるかと思ったが、この時はまだテント泊する気満々でいて先に進む ・ 北戸蔦別岳から先はハイマツの中を進む このハイマツが強敵。アルプスで言えば藪漕ぎ的な状態... 『これが日高の山』と北海道の人に言われればそれまでだが 普段、十分に整備されてる登山道を歩いている人からすれば大変😵 戸蔦別岳に到着すると1967峰までの稜線が綺麗に見える✨ 1967峰めっちゃ遠かったんやなぁと思う ここでようやく七つ沼カールが見えるんだが ん?なんか思ってた七つ沼カールと違う…😑 雪渓があって、七つ沼が綺麗なブルーを想像してたけど 雪渓はほぼないし、沼は干からびてる感じで水量も少ない テントは見えないし、湧き水も出てるという情報も仕入れてたけど 湧き水なんて枯れてそう… ・ 先に進むと、七つ沼カールの分岐が現れ、少し降りてみるけど、結構な下り道 これを再度上がってくるのかと思うと嫌になり、とりあえず今の荷物のまま山頂に向かう 山頂まであとすこし、ようやく到着~と思ったら標識がない。。。偽ピークや😫 レポでも偽ピークの存在は知ってたけどまんまと騙されるww その後、やっとの思いで山頂に到着!正直山頂からの景色より今まで見た景色の方がいいと思ったが 達成感は十分🙆♂️ 時間は12時、残りの時間と水分を考えて、テント泊でなく日帰り下山の決断をする (期待してた七つ沼カールの景色が想像と違ったのも大きな要因) ・ 今の時点でも水分不足ぎみ。でも水分は極力ひかえ下山する 登り返しがしんどいし、太ももも攣りだす。もともと山では攣りやすいし 今日は水分不足ぎみなんだと思う。でもしゃーない 戸蔦別岳~北戸蔦別岳の登り返しは強烈だった ハイマツが進行方向と逆向きに伸びており、1歩進むと半歩押し戻されるような状態💦 いや、これマジで(笑) なんやねん!お前らなんやねん!と声を上げもがきながらなんとか難所通過 北蔦別岳山頂で水残り300ml程。トッタの泉まではなんとか持ちそう ・ ここからプラティパスが落ちてないか探しながら登ったが見つけられず トッタの泉に到着。水分確保と水を一気飲みで少し回復💪 トッタの泉から渡渉エリアまでは足元が滑る もう下山なので、渡渉エリアでは靴を川に付けながら遠慮なく進む 本当ここ斜里岳か!と下山時もつぶやく 最近、沢ブーム?で沢やる人が廻りに増えてるけど、自分は沢は嫌い🙅♂️ ・ 渡渉エリアも通過し、北電の施設まで到着 時間も遅いので、駐車場まで林道を進むも、林道にきてからアブ?ブヨ?(多分アブ) がめっちゃまとわりついてきて、駐車場まで追いかけまわされた 17:30頃なんとか駐車場到着。暗くなる前に付けてよかった🙌 ・ 今回のルートは山と高原のCTで18時間40。両足釣りまくって思うように動かないし テン泊装備はさすがにしんどかった 今まで登山してきた中で1番キツかった… でもチロロ林道のコースから登れてホントよかった 景色も花も堪能したいなら、このコースがいいと思う。おススメはテント泊⛺️ チロロ林道から登る人はさすがに猛者揃いで健脚者ばかりだった 正直、幌尻岳は100名山イチの難関。でも百名山で1番最高 という評判も聞いてたが、自分の中での百名山No1トムラウシを超える事は出来なかった 雪がまだ多い7月頭とか別の時期に来たらまた違ったのかな? 今はもう登りたくない!と思っててるけどねww No1にはなれずも天気と景色は最高で凄くいいお山でした👌
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