世界最強の特殊部隊 NAVY SEALs 選択パック CAMELBAK キャメルバック HAWG TEST 活動報告

2018.08.02(木) 日帰り

活動詳細

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CAMELBAK  HAWG  その性能は卓越していた。 **************************** 世界最強の特殊部隊 NAVY SEALs採用パック CAMELBAK  HAWG のTESTの実施活動の報告である。 特殊部隊、 映画やTV報道などでよく登場するようになった言葉である。 グリーンベレー、デルタフォース、シールズなどは世界中に知れ渡っている。 我が国には、陸上自衛隊の特殊作戦群、海上保安庁の特殊警備隊SSTがある。 観閲式や報道で、かれらの姿を見た人も多いだろう。 警察では、SWAT、SATがこれに当たると言えるだろう。 海上保安庁:特殊警備隊SSTは、アジア某国の密漁船への急襲の報道で広く知られるようになった。 SST行動内容の一部はユーチューブで見ることが出来るが、 ヘリコプターから降下、 乗船、ドイツ製短機関銃を連射、閃光弾を投擲しながらの制圧突入など、 一般保案管とは異なることが分かる。 しかし、 現在、世界中で一番有名な特殊部隊といえば、 アメリカ海軍の特殊部隊:Navy SEALs、 その中でも、 NAVY  SEALs  DEVGRUであろう。 しかし、衆知の通り、これら世界中の特殊部隊の手本となったのは、 第二次世界大戦中、チャーチル首相の命によって編成された、 英軍のブリティッシュ・コマンドス:British Commandos、コマンド部隊である。 そして、これが今日の英特殊空挺部隊、SAS(Special Air Service)の前身となったわけである。 米国でも、初期のグリーンベレーやデルタの隊員は、 英国でコマンド訓練やSASの訓練を受けるのが通例だった。 1980年4月30日、 ロンドンの駐英イラン大使館がテロリストにより占拠されるという駐英イラン大使館占拠事件が発生する。 発生6日目の5月5日、英陸軍特殊部隊SASが突入し人質解放に成功。 この事件は報道でも大きく取り上げられ、我々世代の記憶に大きく残っている。 余談だが、この事件でもドイツ製短機関銃H&K MP5が使用され、 世界中の軍・警察の特殊部隊での採用へ大きく影響を与えた。 前述の海保SSTでもMP5の使用が確認されている。 H&K MP5は、映画ダイハードやスピードに出てくる銃なので、 見たことがある人も多いだろう。 ロンドンのバッキンガム宮殿の警備員もMP5かMP7が大半である。 ロンドンで警備担当者と個人的な交流をしたことがあるが、彼女はMP5を使用していた。 さて、 この約1週間前、対照的に米国はイランアメリカ大使館人質救出作戦において大失態を演じてしまっていた。 陸軍・海軍・空軍・海兵隊の米4軍を総動員させ、 デルタフォースの隊員が人質を救出する作戦であったのたが、 突入以前の段階で機体トラブルで失敗してしまったのである。 これが政権交代の大きな要因となってしまったことは記憶に新しい。 これを教訓として、Navy SEALs SEAL TEAM6:DEVGRUが設立したと言われている DEVGRU:Development Grou とは、対テロリスト特殊部隊である。 今回のテスト対象パック。 ************************** CAMELBAK  HAWG ハイドレーションアサルトパック 3C 100 oz.(3L) リザーバータンク内蔵 荷室容量:約20L 米海軍特殊部隊SEALs  DEVGRU資料で、 多くの使用が確認されている、 ハイドレーションアサルトパック ************************** 以上のような経緯で誕生した精鋭部隊の隊員達が、 このパックを選択したのである。 キャメルバックの軍用ラインにも多くの種類がある。 MYSTERY RANCHやLBTのパックという選択肢もある。 そういった中で、キャメルバック HAWGの使用例が多いことが確認されている。 特徴、 このパックの利点は、背面にMOLLE System、モールシステムが採用されていることです。 モールシステム、 正式名称:Modular Lightweight Load-carrying Equipment、 通称MOLLE。 これは、1997年に米軍が採用した個人装備システムです。 PALSと呼ばれるウェビングシステムを利用して、 様々なポーチ類を簡単に脱着できるモジュラー式の装備です。 つまり、ベースとなるパック一つで、 様々なミッションに対して装備の最適化が可能となります。 使用例: ポーチ取付による容量増設。 Grimloc取付により、ファスナーセーフティーロック。 PALSウェビングにストラップを用いることでロープ、ジャケット、スリーピングバックなどの取付。 本パックも、モールシステムにより10L程度の容量アップは可能である。 また、英軍とも現在は共通となっているので、 私が所有する 英軍 Karrimor Sf Predator Patrol 45 で使用している英軍ポーチ類も問題なく使用出来ました。 こういった拡張性は民間向けのものではあまり使われおらず、不便に思う時はある。 こういった装備の先進性は米軍が一番であろう、 キスリング山行が一般的な頃、 アリスパックが支給されていた。 特殊部隊向けパックとしては、KELTYも有名である。 いずれのモデルにしても、軍用はアジア製ではなく米国製であり、 クオリティは民間向けとは大きく異なります。 因みに、現在は一般的となったレイヤリングシステムも、 30年ほど前には採用、支給が始まっている。 当時のハードシェルは、アルファのゴアテックスが一般的であった。 これらのことを踏まえ、 その性能の高さを体感することに留意し、 使用実験を実施した。 そうそう山にも行けませんので、 酷暑の中、リザーバーに氷と水、 荷室に梱包材と2.5Kgバーベルプレート入れて、 ワンコ散歩に行きます。 ショルダーベルトもちょうどいいです。 ウエストベルトもHAWGからはパッドがつきます。 軍用品らしく、シンプルでいいです。 2時間ほど出かけてみました。 結論 満点です。 というか、 NAVY SEALs DEVGRU 世界の超エリートの愛用品です。 私のような愚人がどうこう言えるレベルの出来の良さではないです。 1日を要するあらゆるミッションに対応する為の必要十分条件を全て満たしています。 3Lのリザーバータンクは説明不要の出来の良さ。 軍用ラインはデフォルトでチューブに保温カバーつきなのがいい。 勿論、バルブカバー付き。 約20Lの荷室容量があるので、通常の日帰り山行で困ることは無い。 よく、容量ほど入らないというパックがあるがこれは逆だ。 ヘリボン、索敵、攻撃、撤収、 このオペレーションの必須装備品。 トレッキングには余るほどの能力である。 LBTも所有していたことがあるが、ハイドレーションの点で問題がある。 また、100$ほどキャメルバックより高価となる。 ミスランはジッパーに全て頼ったパックである。 実は、軍隊ではジッパーはあまり好まれない、 軍のズボンはジッパーではなく、ボタン止めです。 ジッパーはスピーディーではあるが、何かあった場合はアウトだ。 対して、ボタンは1個取れたとしても、大したことでは無いし。 自分で補修が出来る。 失敗が許されない暗殺任務もするという、 彼らにはMYSTERY RANCHかCAMELBAKかはデューティーによるのだろう。 靴と同じなのだろう。 彼らは、官給品のブーツだけでなく、 メレル、ハイテック、アゾロ、NBなどのトレッキングシューズやトレイルランニングシューズ を使用してることが確認されている。 彼らが選んだものは一級品であるということで、結論を終わりにしたい。 * シールズ隊員の中東でのデューティ中の参考写真からも、その信頼度の高さが分かる。 * 3C:3カラーデザート、通称:コーヒーステインと呼ばれる、中東の砂漠使用を想定した迷彩パターン。 湾岸戦争で採用された6C、通称:チョコチップデザートの迷彩効果が低く、3Cへと進化した。 現行のAOR1採用後も、3Cとの混在使用例が確認されている。

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