北大東島

北大東島へ出張。新しく漁港ができるのでその調査だ。レンタカーで島内をぐるぐる回る。 ペリー提督日本遠征記に出てくるボロジノアイランド。昔、肥料や火薬の元となる燐鉱石を採掘していた島だ。地形的には島の中央部が凹んだラグーン、その名残の池が点在する。周囲は屏風岩と呼ばれる崖で囲まれている。島の中心部からは海は見えない。 宿泊施設は、二六荘とハマユウ荘の２つしかない。二六荘に泊まる。燐鉱石会社玉置商会が所有していたクラブハウスを改装したという。昼食はハマユウ荘で取るか、農協（Aコープ）で弁当を買うしかない。大東寿司も置いてある。 沖縄県で最も東の端に、沖縄海（おきなわうみ）という岩をくり抜いた人工ビーチがある。あまり近づくと波にさらわれそうで怖い。 帰りは南大東島経由で那覇に戻る。北大東～南大東間は5分のフライト。離陸したと思ったら着陸態勢。南大東島に15分くらいトランジットして那覇へ飛び立った。 沖縄にいてもなかなか行く機会のない島、貴重な経験だった。