活動データ
タイム
08:21
距離
80.4km
のぼり
2384m
くだり
2378m
活動詳細
すべて見る今回、なかなか大物の新兵器を手に入れました。8月最初の週末はちょうど天気も曇りで、ちゃんとした山に登っても眺望は期待できそうにないので願ったり叶ったり。かつて20代の時に何度か走った(タイヘンなのでそんなに何度も走ってないけど…)コースに、この新兵器を引っさげて乗り込んでみることにしました。 [e-MTB] 深南部の山を登っているとやたらと遭遇するのが、車では入れない林道の数々。聖・赤石でお馴染みの東俣林道をはじめ、戸中山林道、鳥倉林道、奈良代林道、東河内林道、京丸林道、白倉山林道…。また、単独行だとスタート地点とゴール地点が異なる場合、片方に自転車をデポする方法がありますが、自転車で走るコースが下りオンリー…というパターンにはなかなかならないのが実情です。 そこで前からほしいと思っていたのが電動アシスト自転車。初めのうちはパナソニックの折りたたみ自転車であるオフタイムという製品を考えていたんですが、今年2018年は電動アシストMTB、通称e-MTBが3社から出るという情報を入手してしまいました。ヨーロッパでは結構売れているそうですが、日本は法律の関係でアシスト量が少ないらしく、ヨーロッパほどのうま味はないそうで…。それでも欧州向けに開発した製品を日本の法律向けにアレンジし、満を持して投入…ということのようです。林道を走るんだったらMTBの方が絶対いいよね!(東俣林道を何度か折りたたみ自転車で走っていますが、正直走りにくい…)ということで、情報が少ないにもかかわらずe-MTBがどうしても欲しくなってしまいました。 [YPJ-XC] e-MTBを発売する3社、というのがミヤタ自転車、パナソニック、そしてヤマハ発動機。ミヤタはハンドル位置が高すぎなのがどうしても気に入らず、パナソニックかヤマハかで相当悩みました。 ・パナソニックは前に電動の変速機があり、2×10段変速でかなりギヤを軽くできる。ヤマハは1×11段変速。 ・パナソニックよりヤマハのほうが2kg軽い ・パナソニックよりヤマハのほうが電池容量が大きく、航続距離も長い ・正直、パナソニックの方がカッコイイ(笑) ・ヤマハの方が少し安い 散々悩んだ末、軽さと航続距離でヤマハにすることにしました、発売日は7月18日。ユーザーリポート的なものがあがらないかな、としばらく待っていたのですが、kakaku.comを含め、どこにもレビューの掲載はなく、待っていてもしょうがなさそうなので清水の舞台から飛び降りることにしました。イオンバイクで「注文からお届けまでは1.5ヶ月」と聞いていたのですが、注文したビックカメラには在庫があったらしく、7月28日に注文し、8月4日にはやって来てしまいました…。9月のカード払いでガーミンのGPSウォッチとMTBの両方を支払わないといけない、ああ、金額を見たくない…(笑)。 結局試乗もしなかった(試乗車がない!)ので、実際のところパナソとヤマハ、どちらが正解だったのかは何とも言えません…。 [で、乗ってみた感想] 電動でないMTBで富幕山に登ったのは20年も前の話なので正直比較はできませんが、確かそれほど猛暑でもない時期に汗だくになって細江公園まで登った記憶があるので、相当ラクになっているのは間違いないです。平地なら20~22km/h、登り坂だと11~14km/hくらいがちょうどいい巡航速度で、軽く足を踏み込むだけで(当然立ち漕ぎなどする必要もなく)進むことができます。前には変速機がないので、右手で後ろのギヤを変えながら左手ではアシストのモードを変更する感じ。平地は無風・追い風だとエコ、向かい風だとスタンダード、登り坂は基本的にハイモードが走りやすかったです。富幕山への最後の登りは結構な斜度でしたが、それでも立ち漕ぎする必要は皆無でした。 ただし!登山道の走りはタイヘンでした~。やはり自転車が重いのはキビシイです。落ち葉で滑るので、登りではペダルに力が入ると後輪が空転し、下りは自転車が重くてブレーキをかけるとこれまたタイヤが簡単にロックします。キツい下りは押して歩きましたが、20kgもある自転車は押すのもタイヘンでした…。電動でないMTBは重さ10kgしかないので、断然軽い方が登山道ではコントローラブルでしたねー。 [気温・服装] ガーミンの温度センサによると、スタート時の気温は午前7時にして28℃、気賀のあたりで32℃まで上昇。その後は標高が上がったので気温は下がり、尉ヶ峰登山口では26℃、尉ヶ峰頂上でも26℃、奥山高原では30℃、富幕山頂上で28℃、山から降りて浜名湖岸を走る間は終始34~36℃でした。湖岸なので少々風が吹いてはいましたが、電動でなければ熱中症になっていたかも。そう言えば、浜名湖岸でロードレーサーなどに乗っている人に一度も出会いませんでした、午後2時~3時に平地を走っているマヌケは私だけだった…ということなのかな(笑)。ちなみにマメに水分補給していたのもあって、特に熱中症の症状は出ませんでした。 服装は低山仕様、ノースフェイスのロゴTにディーゼルのジョグジーンズ。実は知波田駅でジーンズのオシリが破れていることに気付き、その後はできるだけ自転車から降りないようにして逃げるように家まで帰ってきました(笑)。初代の方だったのが救いですけど、高いジーンズだったのにゴミ箱行きです(泣)。 [今回のポタリングまとめ] 20年以上ぶりに湖北の山々を巡って、その後浜名湖を1周するというアホみたいなコースを走り切ることができました。ノーアシストのMTBではおそらくもうできない芸当で、技術の進歩に感謝です。ただ、アシスト付きとは言え80km以上の距離を走り、久しぶりにヒザがおかしなことになってしまいました。いつもと曲げ方とか力の入れ方が違ったからかな…。ちょっと恐ろしくてその後、実は1度も自転車に乗っていないんですが、近いうち、今度は車に自転車を積んで(実はMINIに載るかどうか、一度も確認してないけどw) どこか深南部の林道をちゃんと走れるかどうか確認しに行こうと思っております。
活動の装備
- その他(Other)YAMAHA YPJ-XC
- ガーミン(Garmin)fēnix 5 Plus Sapphire
- ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)スクエアロゴT
- その他(Other)DIESEL Jogg Jeans THAVAR
- ニコン(Nikon)標準ズームレンズAF-SDXNIKKOR18-55mmf/3.5-5.6GVRIIニコンDXフォーマット専用
- ニコン(Nikon)デジタル一眼レフカメラD7000ボディー
- その他(Other)MAKAVELIC SIERRA SUPERIORITY BIND UP BACKPACK
- アディダス(adidas)オリジナルス(アディダスオリジナルス)SUPERSTAR RIZE W
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