沢④ ポンクワウンナイ川から小化雲岳

2018.08.07(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 8
休憩時間
1 時間 10
距離
22.9 km
のぼり / くだり
1690 / 1685 m
7 39
6
1 22
1 31

活動詳細

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今年、久々に沢登りを再開した理由のひとつ、ポンクン再訪。「良かった」「楽しかった」といったアバウトな記憶はあるが、やはりログを容易に残せる現代装備(笑)で、もう少し詳しく記録したい。そんなどうでもいい理由ではあるが、ヒデさんのお付き合いをいただき実現にこぎつけた。 当初は、クワウンナイもいいかな?と少し考えたが、長さの割には通称「滝ノ瀬十三丁」しか面白味がないので、2回目となるポンの方にした。ちなみに過去3回遡行しているクワウンナイは、山中泊装備で当日にヒサゴ沼まで歩いているので、軽装&ヘッデンで日帰り圏内とみている。 遡行前日の19時に自宅発。ヒデさんをピックアップし、東川の道駅に23時前に到着。気象庁のデータでは14.1℃と、真夏の暑さは何処へやら。軽くアワアワしての車中泊。 当日は3時起床。前夜アワアワしていないヒデさん運転で、近くのセブンで食料を調達し、天人峡温泉のパーキングには3時50分到着。朝食(セブンの海苔弁)を取って身支度を整え、忠別川下流側の清流橋手前の林道跡に向かって出発する。 今回は、前回(三峰山沢)の反省を踏まえ、当日の夜行日帰りを止めて前泊してみたが、この方がやはり身体が楽で、昔のような無理は効かないお歳頃…と認識せざるを得なかった(苦笑) 遡行経過は写真のテキストに委ねるとして、総体的感想を記すと「やはりこの沢は楽しい」となる。荒れた箇所が少なく、岩と流れが作る景色は、足を止めて見入ってしまうこと数知れず。函、釜そして滝が続く核心部は、相当なボリュームでお腹いっぱいになる。大滝以外は、シャワークライムなど‘濡れ’を厭わなければ直登できそうだが、今回は5箇所で高巻きしている。この日の最高気温は、東川町で27.9℃。山中では25℃に達していなかったと思われ、濡れるのは微妙に躊躇われた(笑) 目指すピークはポンカウン(小化雲)岳。源頭で1480m二股を右に進み、ポンカウン南西のコルから山頂と考えていたが、1600mの枯れ二股で山頂方向にスッキリ伸びる左股の誘惑に負けてしまい、結果これが失策となって標高1750m付近からハイマツ帯に突入。時間にすると20分程度のハイマツ漕ぎだが、楽をしようとした選択が外れての余計な労力に溜め息だ。素直にコルを経由した方が楽…というデータを収集したという事でヨシとしよう。 7時間半を要して到着したピークは、涼やかな風が抜けて気持ち良い。一部雲がかかった山もあるが、空の多くはスッキリとした青色だ。ここで化雲岳へ足を伸ばそうか…と、ヒデさんと相談したが、プラス2時間で帰宅が遅くなるのを嫌い、やっぱり下山しましょ。…ということになった。 ポンカウン山頂で夏靴に履き替え、長く感じる天人峡への夏道に出る。ここからは傾斜が少ないシッカリとした登山道で歩きやすく、予想より早く下りられた。 下山後は、すぐ近くのしきしま荘にドボン♪し、サッパリしてから帰路についた。思いのほか早い20時半の帰宅となり、ゆっくりと片付けができたのだ。 今回の沢登り。古い記憶を頼りにロープやハーネスは持参しなかったが、これらを必要とする場面はなかった、お助けスリングも使うことなく、沢靴だけでOKだ(個人の感想です。)。

大雪山系・旭岳・トムラウシ スタートして即トンネルに突入。下流側へ進む
スタートして即トンネルに突入。下流側へ進む
大雪山系・旭岳・トムラウシ 林道跡入口には、利用上の注意。アタシ達はポンの方なのでスルー💦
林道跡入口には、利用上の注意。アタシ達はポンの方なのでスルー💦
大雪山系・旭岳・トムラウシ クワウンナイ川を右手に林道跡を進む。左手前方にポンクワウンナイ川が合流
クワウンナイ川を右手に林道跡を進む。左手前方にポンクワウンナイ川が合流
大雪山系・旭岳・トムラウシ 林道跡にはガードレールもあったり
林道跡にはガードレールもあったり
大雪山系・旭岳・トムラウシ 林道跡は砂防ダムを過ぎた辺りまで。ここで入渓
林道跡は砂防ダムを過ぎた辺りまで。ここで入渓
大雪山系・旭岳・トムラウシ バシャバシャいこう❗️川原は広め
バシャバシャいこう❗️川原は広め
大雪山系・旭岳・トムラウシ こんな所に何のワイヤー?
こんな所に何のワイヤー?
大雪山系・旭岳・トムラウシ 岩岩してきてイイ感じなので…
岩岩してきてイイ感じなので…
大雪山系・旭岳・トムラウシ …写真撮りました
…写真撮りました
大雪山系・旭岳・トムラウシ ホンヂツ最初の小滝クライム
ホンヂツ最初の小滝クライム
大雪山系・旭岳・トムラウシ 朝の光が届かず少し肌寒い
朝の光が届かず少し肌寒い
大雪山系・旭岳・トムラウシ デカイ岩地帯に突入。この辺りは全身運動
デカイ岩地帯に突入。この辺りは全身運動
大雪山系・旭岳・トムラウシ 股下の深さの釜。水は冷たくない
股下の深さの釜。水は冷たくない
大雪山系・旭岳・トムラウシ 澄んだ流れに癒される
澄んだ流れに癒される
大雪山系・旭岳・トムラウシ 序盤は、基本的に川原歩き
序盤は、基本的に川原歩き
大雪山系・旭岳・トムラウシ ヘソ上くらい?の釜の奥に小滝。さらに奥の左手から滝が落ち込む…ので巻く
ヘソ上くらい?の釜の奥に小滝。さらに奥の左手から滝が落ち込む…ので巻く
大雪山系・旭岳・トムラウシ 右岸からのプチ高巻きで、滝の落ち口に至る
右岸からのプチ高巻きで、滝の落ち口に至る
大雪山系・旭岳・トムラウシ C860m二股の左股は、落差10mほどの滝となっている
C860m二股の左股は、落差10mほどの滝となっている
大雪山系・旭岳・トムラウシ C860m二股を過ぎると、ナメと小滝が少し続く
C860m二股を過ぎると、ナメと小滝が少し続く
大雪山系・旭岳・トムラウシ 谷底に日差しが届きだす
谷底に日差しが届きだす
大雪山系・旭岳・トムラウシ テンポ良く釜や小滝が現れて飽きない
テンポ良く釜や小滝が現れて飽きない
大雪山系・旭岳・トムラウシ あっ、滝😃
あっ、滝😃
大雪山系・旭岳・トムラウシ 左岸側を登るアタシ。ヒデさんは右岸から
左岸側を登るアタシ。ヒデさんは右岸から
大雪山系・旭岳・トムラウシ ポンクンで大滝と言われている20m級。手前の小滝を登ってから右岸を高巻く
ポンクンで大滝と言われている20m級。手前の小滝を登ってから右岸を高巻く
大雪山系・旭岳・トムラウシ 高巻きの途中。まだ落ち口より低い
高巻きの途中。まだ落ち口より低い
大雪山系・旭岳・トムラウシ 高巻きの途中。笹を手掛かりにゴリゴリ登る
高巻きの途中。笹を手掛かりにゴリゴリ登る
大雪山系・旭岳・トムラウシ 落ち口をクリア。川面を目指して下る
落ち口をクリア。川面を目指して下る
大雪山系・旭岳・トムラウシ 沢に下りて落ち口方向を振り返る。ここの高巻きは30分弱
沢に下りて落ち口方向を振り返る。ここの高巻きは30分弱
大雪山系・旭岳・トムラウシ 岩と水が織りなす景観の中の遡行
岩と水が織りなす景観の中の遡行
大雪山系・旭岳・トムラウシ 股下までは躊躇なく。…奥に水飛沫が見える
股下までは躊躇なく。…奥に水飛沫が見える
大雪山系・旭岳・トムラウシ 見えたのは、2条になった滝でした
見えたのは、2条になった滝でした
大雪山系・旭岳・トムラウシ 2条の滝を登る
2条の滝を登る
大雪山系・旭岳・トムラウシ 滝の多くには釜があり、とても良い景観を見せてくれる
滝の多くには釜があり、とても良い景観を見せてくれる
大雪山系・旭岳・トムラウシ 滝上から釜を覗き込む。暑ければダイブもあり
滝上から釜を覗き込む。暑ければダイブもあり
大雪山系・旭岳・トムラウシ 左岸の苔に日が当たる
左岸の苔に日が当たる
大雪山系・旭岳・トムラウシ 断崖に囲まれて暗くなる
断崖に囲まれて暗くなる
大雪山系・旭岳・トムラウシ ゴルジュっぽいが、中の通過は容易
ゴルジュっぽいが、中の通過は容易
大雪山系・旭岳・トムラウシ この滝は、左岸の草が生えた岩場を登る
この滝は、左岸の草が生えた岩場を登る
大雪山系・旭岳・トムラウシ 登りの途中で釜を覗く
登りの途中で釜を覗く
大雪山系・旭岳・トムラウシ 登っているアタシ
登っているアタシ
大雪山系・旭岳・トムラウシ この滝は左手から高巻く。この時点では気温上がらずシャワーする気なしなし
この滝は左手から高巻く。この時点では気温上がらずシャワーする気なしなし
大雪山系・旭岳・トムラウシ 10分弱の高巻きを終え、滝の落ち口から下方を見る
10分弱の高巻きを終え、滝の落ち口から下方を見る
大雪山系・旭岳・トムラウシ また滝。手前の釜に映る緑に悶絶
また滝。手前の釜に映る緑に悶絶
大雪山系・旭岳・トムラウシ おナメさんとアタシ♪
おナメさんとアタシ♪
大雪山系・旭岳・トムラウシ おナメさんとヒデさん♪
おナメさんとヒデさん♪
大雪山系・旭岳・トムラウシ 体感的には、滝の瀬十三丁の2割程度のスケール。それでも楽しい、おナメさん♪
体感的には、滝の瀬十三丁の2割程度のスケール。それでも楽しい、おナメさん♪
大雪山系・旭岳・トムラウシ 光が踊ってるよ♪
光が踊ってるよ♪
大雪山系・旭岳・トムラウシ 川底アート
川底アート
大雪山系・旭岳・トムラウシ 水と光の回廊といった感じ。撮影で進まない
水と光の回廊といった感じ。撮影で進まない
大雪山系・旭岳・トムラウシ キラキラが落ちてきます
キラキラが落ちてきます
大雪山系・旭岳・トムラウシ 光が流れてくるようだ
光が流れてくるようだ
大雪山系・旭岳・トムラウシ 至福の時間
至福の時間
大雪山系・旭岳・トムラウシ おナメさんも終盤
おナメさんも終盤
大雪山系・旭岳・トムラウシ 向こうに雪渓が見える
向こうに雪渓が見える
大雪山系・旭岳・トムラウシ 崩れてブロック状になっている
崩れてブロック状になっている
大雪山系・旭岳・トムラウシ 輝く滝。お天気に恵まれた
輝く滝。お天気に恵まれた
大雪山系・旭岳・トムラウシ 落ちると痛そうではあるが、難しい登りではない
落ちると痛そうではあるが、難しい登りではない
大雪山系・旭岳・トムラウシ キラキラが眩しいのだ
キラキラが眩しいのだ
大雪山系・旭岳・トムラウシ きれいな滝だなぁ
きれいな滝だなぁ
大雪山系・旭岳・トムラウシ 上から見ると釜が連なる
上から見ると釜が連なる
大雪山系・旭岳・トムラウシ お〜っ、ダムが決壊したような地形だ
お〜っ、ダムが決壊したような地形だ
大雪山系・旭岳・トムラウシ 古い記憶が蘇る。確か右手からのシャワーで登れたはず…
古い記憶が蘇る。確か右手からのシャワーで登れたはず…
大雪山系・旭岳・トムラウシ で、登ってみた。プチシャワーで濡れたのは胸まで
で、登ってみた。プチシャワーで濡れたのは胸まで
大雪山系・旭岳・トムラウシ 登るヒデさんを滝上から。水飛沫の中にガバがある
登るヒデさんを滝上から。水飛沫の中にガバがある
大雪山系・旭岳・トムラウシ 滝を越えると源頭の雰囲気。あれがポンカウンかな?
滝を越えると源頭の雰囲気。あれがポンカウンかな?
大雪山系・旭岳・トムラウシ 花咲く源頭は、和みモード
花咲く源頭は、和みモード
大雪山系・旭岳・トムラウシ C1480m二股は右を選び、ポンカウン南西側のコルを目指す
C1480m二股は右を選び、ポンカウン南西側のコルを目指す
大雪山系・旭岳・トムラウシ お花畑が広がる源頭域
お花畑が広がる源頭域
大雪山系・旭岳・トムラウシ 澄んだ空の下、花咲き誇る
澄んだ空の下、花咲き誇る
大雪山系・旭岳・トムラウシ 山頂方向に近そうなので、予定ルートから外れて左へ。結果、ハイマツ帯に突入😭
山頂方向に近そうなので、予定ルートから外れて左へ。結果、ハイマツ帯に突入😭
大雪山系・旭岳・トムラウシ 良い眺めです
良い眺めです
大雪山系・旭岳・トムラウシ 上の方を見ると、ブッシュが切れてなくて嫌な予感…が的中し、ハイマツ帯突入😂
上の方を見ると、ブッシュが切れてなくて嫌な予感…が的中し、ハイマツ帯突入😂
大雪山系・旭岳・トムラウシ 藪漕ぎ終盤。ハイマツより楽ちんな灌木帯に逃げる
藪漕ぎ終盤。ハイマツより楽ちんな灌木帯に逃げる
大雪山系・旭岳・トムラウシ ハイマツ帯脱出。不必要に削れてしまった💦
ハイマツ帯脱出。不必要に削れてしまった💦
大雪山系・旭岳・トムラウシ 山頂は、もう少しだよ
山頂は、もう少しだよ
大雪山系・旭岳・トムラウシ 山頂から。トムラ方向は快晴なり
山頂から。トムラ方向は快晴なり
大雪山系・旭岳・トムラウシ 夏道に出て間も無くポン沼。奥は忠別岳かな?
夏道に出て間も無くポン沼。奥は忠別岳かな?
大雪山系・旭岳・トムラウシ 楽しかったよ❗️ポンカウン
楽しかったよ❗️ポンカウン
大雪山系・旭岳・トムラウシ 花に囲まれた古い標識
花に囲まれた古い標識
大雪山系・旭岳・トムラウシ 旭岳は雲隠れ(頭だけ)
旭岳は雲隠れ(頭だけ)
大雪山系・旭岳・トムラウシ 木道って素敵♪
木道って素敵♪
大雪山系・旭岳・トムラウシ タチギボーシと頭隠した旭岳
タチギボーシと頭隠した旭岳
大雪山系・旭岳・トムラウシ 滝見台から羽衣の滝
滝見台から羽衣の滝
大雪山系・旭岳・トムラウシ 登山口
登山口
大雪山系・旭岳・トムラウシ 駐車場到着。前泊効果で余力ありあり
駐車場到着。前泊効果で余力ありあり
大雪山系・旭岳・トムラウシ 温泉はこちらで。ぬる目ながらナイスな湯
温泉はこちらで。ぬる目ながらナイスな湯
大雪山系・旭岳・トムラウシ 深川の一蔵さんで特上らーめん(しょう油味)。シナチク以外完食✌️
深川の一蔵さんで特上らーめん(しょう油味)。シナチク以外完食✌️

活動の装備

  • キヤノン(Canon)
    PowerShot G1 X Mark III

メンバー

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