活動データ
タイム
11:27
距離
21.9km
のぼり
2000m
くだり
1900m
活動詳細
すべて見る白山周辺には多くの登山道があるが、別山と南龍ヶ馬場の間も歩いてみたいと思っていた。 市ノ瀬からチブリ尾根で別山へ登り、南龍ヶ馬場から砂防新道経由で、別当出合まで下りてくるコース。 問題は、平日なので別当出合に着いても市ノ瀬へ戻るシャトルバスがないこと。そこで、朝、ミニチャリを別当出合の駐車場にデポし、市ノ瀬に車で戻って歩き始めた。 この日は、長く続いたカンカン照りの日と違い、曇りがちの一日で、登山にはちょうど良い気候だった。(山頂付近もガスで展望が良くないのはしょうがないとして)三年ぶりのチブリ尾根、ここのブナやトチノキの林は、とくに立派で美しい。長いチブリ尾根だけど、木や花に癒されながらチブリ避難小屋に着く。ここから先の御舎利山直下の登りがキツイ。心臓の鼓動が激しくなり、足が何度も止まってしまう。前はこんなに止まらなかったはず。衰えたなあ、鍛えなおさなきゃ。 ずいぶん時間を掛けて、御舎利山に着いたので、別山へ行くのはパスしようかとも思ったが、ここまで来たのだから帰りの時間もチャリだから気にしなくていいし、やはり行くことにした。 別山山頂は、他に二人だけの登山者で静かだった。お一人は南龍から岐阜の石徹白(いとしろ)へ戻ると言う。今朝5リットルの水を持って出てきたらしい。\(◎o◎)。もうお一人は、虫取り網を持って虫の調査をしている方で、南龍に昨日泊り、もう一泊するとの事。そして私はぐるっと日帰り(>_<)。白山は大きい山で、それぞれに色んな楽しみ方があるなと改めて思った。 御舎利山の下の分岐を、南龍のほうへ。ここからは未踏だ。晴れていれば、歩く方向にど~んと白山が見えるはずだったが、この日はずっとガスがかかっていて見えなかった。細尾根の細かいアップダウンが続く稜線の道だった。好きな道だ。稜線上はお花がまだまだたくさん咲いていて、楽しむことができた。一部道が崩壊していて細くなっていたり、危ないところもあった。 やっとで油坂を下り、南龍山荘に着くと、大勢の登山者がいた。羨ましく思い、休憩しながら、へこたれてよっぽど山荘に泊めてもらおうかと思ったが、気合いを入れ直し下りることにした。下りでは甚之助小屋、中飯場の水道で、頭から水をかぶり頭痛を抑えクルーダウンしながらようやく別当出合に着くことができた。そこから、下りのチャリであっという間、市ノ瀬に戻った。
動画
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