幌尻岳 新冠陽希コース

車で40kmのダート道を2時間半かけて、イドンナップ山荘へ。ここに車🚗を止め、19kmの林道を6時間かけて新冠ポロシリ山荘へ。山荘で休息した翌日、1300mの標高差を4時間で登る急登が待っていた。幌尻沢を飛び石で渡渉し3時間ほど藪のなかを上っていくと、沢（この水は湧き水なので飲めるというが、念のため飲まないことにした）に出る。この沢を横切り、 しばらくするとお花畑に出る。ここからは1時間ほどで幌尻岳の頂上にたどり着いた。 頂上に着いた瞬間、光が差し周りの景色を見ることができました。 下山は、頂上からイドンナップ山荘に（新冠ポロシリ山荘で小休止）一気に下った。帰りの林道では、ヒグマの活動時間帯でもあり、私の後ろを猛スピードで子グマが駆け抜けていったこともあった。母親がいるかもしれないので、歩を休めずさっさとその場から立ち去った（林道のいたるところにヒグマの糞があった）。 この日、携帯の圏外から脱したのは、ダート道過ぎて21時ごろになってしまった。 幌尻岳は、北海道の百名山では最もアプローチが長く、一番急登を強いられ山であった。なお、この日は、午前中には雨が降る予報だったためか、渡渉を繰り返す振内ルートからの登山者は、見かけなかった。