丹後半島 磯砂山 金剛童子山

2018.08.08(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 36
休憩時間
51
距離
24.0 km
のぼり / くだり
661 / 711 m
7
33
31
1 26
41
1 7
2

活動詳細

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丹後半島の山で近畿百名山に選ばれている磯砂(イサナゴ)山と前回(https://yamap.co.jp/activity/2187984)登る予定だった細川ガラシャ隠棲地の味土野からの金剛童子山の二座を登って来ました。 台風接近の余波で天気は曇り、風も吹いて気温も低く茹だる様な条件から解放され、観光も兼ねた山歩きでした。 峯山町で食料を仕入れ磯砂山へ移動。豪雨の影響が残る林道を羽衣茶屋まで登り駐車。広くて東屋とトイレ完備の素敵な所です。 林道を少し登ると林道終点、ここから登山道が始まります。 前回の豪雨で沢を渡る橋が崩落して通行止め。沢に降りて渡渉すると山頂まで1000段との案内があります。 シッカリした山道を一登りで尾根に上がる。そこは大宮側からの登山道との合流地点、右側は池へのルート分岐。尾根上に階段が続いています。 樹林帯の中左右とも展望は有りません。少し登ると初めて東側が開けベンチが有ります。急な所も有りますが擬木の階段が続き500段250段と登る。頂上が近ずくと「南無妙法蓮華経」と彫られた大きな石、その先に山頂付近が切り開かれた山頂に到着。 大きな展望台と一等三角点点名:磯砂山660.95m、流石に一等三角点、展望は360度北は日本海、前回登った依遅ヶ尾山、太鼓山、南は大江山連峰等が曇天ながら見晴らせます。展望台には双眼鏡まで設置されてます。西側の久美浜湾、東側の丹後半島の山々。ベンチやテーブルもあり素敵な展望を満喫しながらコーヒーを淹れてのんびりしたいですね。 来た道を戻り、常吉分岐から一投足で伝説の女池を一巡りして戻ってきました。 本日二座目の金剛童子山登山口の味土野へ移動。 味土野への林道を走ると最後は細川ガラシャ隠棲地で終わる。 夫人が幽閉された時に住んだ城跡を見て少し戻った金剛童子山登山口に駐車して二度目の山歩きを予定より少し遅れて出発です。 車で移動中に山頂付近が雲に覆われていたが、今は止んでいます。 登山道は良く整備されていますが、沢沿いの道はぬかるんでいて生い茂る雑草には露が付いていたがストックで露払いしながら暫く登ると沢から離れ斜面を登る様になり、顕著な尾根に登り着く。ご丁寧な事にベンチも設えて有りました。一息入れて尾根に沿って登ると尾根の広がった所に古沼と呼ばれている湿地があり案内板にはミズバショウと書かれています。勿論この時期なのでその姿を見ることは出来ませんが、地元の方達が移植され育てておられる様です。 斜面には落葉広葉樹が多く蝉時雨を聞きながら登ります。鳥居を過ぎると小さな祠があり直ぐ上が山頂の避難小屋です。少し離れた所に三等三角点点名:金剛山613.52mが在りました。山頂一帯は樹林の中で展望は有りませんが、一部を切り開いて北側が少し見られます。依遅ヶ尾山や太鼓山、角突山と汐霧山が望めます。 避難小屋にはノートと付近の地形図(一枚だけ)に仏像がありました。 下山ルートを高原・等楽寺方面にとり、尾根を降り小高い切り開かれたピークへ登ると西側の展望が開ける。ここにも双眼鏡が設置されています。 南西から大江山、三岳山、磯砂山、高竜寺ヶ岳、遠くは粟鹿山までも。 近くには樹木にブランコも作って有りますね。 登山道は良く整備されて要所要所には大きな案内板が有ります。 残念ながら途中から尾根を離れて林道を歩くようになり、山腹に沿った長い林道歩きです。林道歩きばかりですが、地形図には林道から少し離れて三角点が描かれていたので、三角点を目指すことに変更。低い笹薮と樹木の中には、昔利用されていた杣道が微かに確認できる。小高いピーク付近を探すと在りました!四等三角点点名:ミドノ482.47m。 林道へ戻らずそのまま杣道を掻き分けて降り林道の分岐点に到着。 更に降ると人家が見えだし、ふるさと味土野の碑に戻って来ました。斜面には昔の家や畑の跡が点在し、それらを繋ぐように水の流れが残っていました。その水は冷たく置いてあった柄杓をお借りして一口飲みましたが、その冷たさに生き返る心地です。 最後は道路に出て駐車場へ無事戻ってきました。 今回は、山深い味土野から登りましたが、高原からのルートも有るようなので、秋の紅葉の時期に訪れてみたいと思いました。

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