活動データ
タイム
04:58
距離
6.0km
のぼり
681m
くだり
677m
活動詳細
すべて見る【アクセス】 暖冬のため新穂高手前のトンネルまでは雪や凍結はほとんどなく路面の状態は良好でした。新穂高周辺でも10cm程度の積雪で暖冬が伺えます。 朝7時40分頃に新穂高登山指導センター前の駐車場に到着するも既に満車。仕方なく市営第3駐車場に停めました(こちらはガラガラ)。 新穂高ローブウェイは始発が9時、最終便が4時15分です。モンベルカードで1割引となりました。6kg以上の荷物には荷物券(片道300円)が必要です。 【お天気】 晴れ〜ガス〜下山中の樹林帯は晴れ。 【感想/記録】 暖冬のため山の雪が少なく今年最後の山行はどこにしようかと思いましたが、結局ロープウェイが通年営業している西穂高岳独標にまた行くことにしました。昨年の年末くらいは寒波で登山口へ行くだけでも大変そうだった気がしますが、登山口までのアクセスが極めて良好なのは暖冬の恩恵ですね。てんきとくらすの穂高岳の予報では今日30日が標高3100m付近で風速15メートル前後と冬季としては比較的風が弱く、登山指数Aの登山日和の予想でした。 今回は早くロープウェイ駅に着いたので第1便に乗れました。準備をして9時半に西穂高口駅から出発。前回(12月9日)よりも積雪は増えています。最初の樹林帯は暑くなるだろうと思い、ジッパー全開、ビーニー、手袋も早々に外しましたが、それでも西穂山荘に着く頃には汗をかいてしまい、汗で濡れた髪の毛が凍り付いていました。 西穂山荘で準備をして必要なかったワカンやストックをデポさせてもらい、西穂高岳独標へ。稜線では風速恐らく15m前後の強風が吹き荒れており、フードを被りサングラスからゴーグルへチェンジ。前回よりも雪は増えており、適度に締まっていますのでアイゼンを付けて歩きやすかったです。核心部の独標手前の第12峰と第11峰(独標)にも適度な圧雪があり、比較的スムーズに独標にまで行けました。 独標に到着すると少しガスがかかっているものの西穂高岳、奥穂高岳から前穂高岳までの吊り尾根や、八ヶ岳、富士山、乗鞍岳、笠ヶ岳が見えました。お天気は良かったのですが、写真を撮影しているうちに飛騨側からの強風とともにガスがやってきて、徐々に視界が遮られました。今回の眺望は最初は良かったのですが、途中から西穂山荘までの下山時はガスで今ひとつとなりした。強風でガスっていましたが、日射しはあったので、西穂高岳へ目指す方も多数おられました。でも自分の体力、技量を考えると遭難の可能性があるので、独標止まりにしておくのが良いですね。 独標では気温は−5度前後で、風は比較的弱かったので昼食をちょっと食べてから、12時30分頃に下山しようとしたら、登ってくる人との渋滞が発生し、しばし停滞させられました。独標からの下山も適度な圧雪だったので比較的簡単でした。西穂高口駅まで気温はマイナスだったので、雪が腐ることもなく快適に下山できました。今回は西穂山荘に1泊して夕日やご来光的なものを拝みたかったのですが、天候と日程が合わず前回と同様に日帰りとなりました。次回は1泊で行きたいですね。 【注意点】 ゴーグルはすぐに取り出しやすいようにハードシェルのポケットに入れておくべきでした。 汚い話ですが寒さで鼻水が止まりませんでした。気になる方はガーゼのハンカチがあると良いでしょう。 服装は上は中袖アンダーシャツ、ハーフジップシャツ、ソフトシェル、ハードシェル、下はアンダーパンツ、ソフトシェルパンツ、インサレーション入りオーバーパンツで氷点下の樹林帯で暑く、稜線上では活動しているとちょうどでした。 【コース状況】 ・西穂高口駅〜西穂山荘 雪は増えていますが圧雪されたトレースがあり明瞭です。今回もワカンやスノーシューは必要ありませんでした。登りはつぼ足で、下山時は滑るのでアイゼンを付けて行きました。 ・西穂山荘〜西穂高岳独標 前回よりも雪が増えていますが、アイゼンを引っかけそうな岩や枝も顔を出しています。トレースは明瞭ですが、ガスっていると迷い尾根に行きそうなポイントもあり。トレースがないところへ行くのはNGです。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。