活動データ
タイム
08:13
距離
12.0km
のぼり
488m
くだり
487m
活動詳細
すべて見る家族3人で8月11日から14日まで、入笠山へ三泊四日のキャンプに行って来ました。 入笠山は南アルプスの最北部に位置し、標高は1955m。花の百名山に数えられています。 今回の目的は写真を撮りながらの、のんびりキャンプ。食材は全て家内が担当。私はダンロップの6テンとタープ、一眼レフ2台にレンズ4本(600mmズームも)、三脚。などなど欲張って詰め込むと、私の荷物だけでも合計40㎏近い大荷物なので、ゴンドラを使って標高差750mを稼ぎます。ゴンドラ山頂駅からキャンプ場までは入笠湿原を経て1時間弱。これだけでも限界の重さでした。(笑) それなりに歩いたのは2日目(8/12)だけなので、この日の軌跡を基に活動記録を記載します。 今回の撮影目的は高層湿原に咲く花と、それに飛来する蝶。また、この期間は月が邪魔をしないので、美しい星空や天の川、ペルセウス座流星群などを期待しました。 12日の行程は、入笠牧場のキャンプ場を出発して林道を南に進み、テイ沢出合からテイ沢を登り、大阿原湿原を経て、仏平峠から入笠山へ登り、御所平峠からゴンドラ山頂駅の花園を往復して、キャンプ場まで戻りました。 テイ沢はよく整備された登山道がついていて、涼しくて気持ちのいい自然林の中の渓流歩きを楽しめました。 大阿原湿原は入笠湿原ほど豊富な植生は期待できません。 入笠山頂上は晴れていたら素晴らしい展望だということでしたが、あいにくガスに包まれてほとんど何も見えませんでした。 花の撮影なら入笠湿原とゴンドラ山頂駅にある花園。但し後者は植栽の花畑ですが、ある程度、自然に近い雰囲気を楽しめるかと思います。 蝶はヒョウモン類やジャノメチョウの仲間がほとんどで、目的のひとつだったクジャクチョウは、最終日の入笠湿原で、ようやく撮影できました。 期待していた星空は、3日間とも日没時には雲に覆われ、夜中の0時過ぎや2時頃に、近くのキャンパーの声で目覚めて飛び出し、すでに秋から初冬の星景を撮影。視力の悪い私でも肉眼でアンドロメダ銀河がぼんやり見え、50mmf1.2の古いレンズと三脚の固定撮影で捉えることもできました。3日目の夜だけは21時頃から雲が切れ、火星や土星、天の川、流星群も1分に1つ以上は見られました。 入笠牧場キャンプ場は1人1泊1000円で、タープ1張り1000円。 灯りが全くないので、天体観測の人たちもよく訪れています。 管理人さんは若い頃、かなりの山屋さんだったらしく、穂高や剱、谷川岳などの岩壁登攀の思い出を懐かしそうに話されてました。いかにも山小屋の親父さんというイメージですが、とても親切な方で、軽トラで娘を牧場内に案内してくれたり、天体望遠鏡で土星や火星を見せてもらったりしました。 長いようで、あっという間の4日間。 またひとつ、家族の楽しいキャンプの思い出が増えました。
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