活動データ
タイム
03:29
距離
14.7km
のぼり
41m
くだり
37m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るまず、はじめに。全四日間に及ぶ山行記録を上げなければならず、必然的に膨大な量の写真と文章になると思われます。少しでも本編を軽減する為に別の記録としてここに記す事をお許し下さい。 ここには後書き的な物と使用したギアの事を書きたいと思います。本編は山行記録に集中したいので…。 興味の無い方は軽やかにスルーして下さい😉 【衣食住の話】 [衣] こういったロングレンジをヤル際は着替えと食料の存在が重く重くのし掛かってきます。文字通り重く嵩張ります。「えっ?着替えそれだけ?」とか思わずに流して下さい(笑)。 ○下着の話 下着類はこだわりません。行きのフェリーで風呂1度、下山後に温泉の2度だけしか入らないつもりなので、もうパンツ2枚くらいです💧。 厳冬期の屋久島でホットな出逢いも無いでしょうし…。 靴下も厚手ウールと替えのドライマックス×2。いつも履いてるノーブランド×2の4枚。冬はパンツを替えなくても生きていけますが、靴下は毎日替えたい人なのです。 特に冬靴はデュラサーモとかプリマロフトやインソールでポカポカにしてくれますから。 あ、いつも普段履いてる靴下って凄く調子が良いんです。お高い勝負靴下よりもパフォーマンスを発揮してくれる場合もあります。素材シカトで必ず持って行きます。 ○レイヤリングについて 行動中は長袖ベースレイヤーにソフトシェルのみ。テン泊装備担いでたらいつもそんなもんです。中は半袖でも良いくらいです。ソフトシェルのベンチレーションは全開です。 日帰り装備の時やテン泊でも風が強い時にハードシェルを着る感じです。 下はサポートタイツにハードシェルのみ。下に山パンを穿いてもどうせ暑くなるのですから最初からタイツにハードシェル直穿きです。バックアップとして後述するダウンパンツを持って行きます。 ハードシェルをメインパンツにする事によって雨具兼用にします。別途雨具を用意する必要がなくなります。 ○足元 AKUのSLプロ。ワンタッチ対応の保温材入りの厳冬期用です。爪先が寒さで痛くなった事がないです。ばり暖かいです(笑)。逆に冬にしか履けません。 もちろんこんなガチガチな冬靴など船内徘徊や登山口へのアプローチ、下山後のロードでは履けたもんじゃないですから別途ルナサンダルを持って行きます。 あと頭はノーブランドのネックウォーマーとお気に入りのタウン用ニット帽です。僕はバラクラバはしません。あれって冬季は鼻水と吐息で酷い事になるので日帰りならいいですが、長期縦走には持って行きません。 ネックウォーマーなら、鼻水付いても前後、上下で四日間使えます。意味わかりますかね(笑)?。リバーシブルなら8日使えます(笑)。 ○グローブはORのゴアで2枚重ねになってるやつです。左手のインナーだけを純正ではなくタッチパネル対応(mont-bell)に替えてあります。 ○テン泊時 ダウンジャケットは当時最軽量クラスで購入したマウンテンハードウエア(以下MHW)のゴーストウィスパラーフーディ。軽量なのも当然ですが、ダウンジャケットも寝具の1つと考えての選択です。フード付きって高価ですが、かぶって寝るとかなーり暖かいです。 ダウンパンツは、適当に買ったミズノのブレスサーモ。テントの中なんだからいいんですミズノで(ミズノごめん)。もし厳冬期のテン場でダウンパンツを披露するシチュエーションがくるのなら、いつか白マジックでORって書きたいと思っています。 テントシューズは、MEのダウンシューズ。膝までカバーしてくれますので暖かいです。 [食] 僕は長期山行の時、ノートに四日間、朝昼晩の表を書き何を食べるのか献立を決めます。別紙に材料を書き出すと一目瞭然で忘れ物が無くなります。 悩んだ揚げ句に主食は炊飯としました。麺の手軽さ、米の重量よりも米のパッキング&安心感を選びました。厳冬期に山へ籠るのですから心のケアも必要と考えてのチョイスです。米を持っていると精神衛生上よろしいので。 ○夕食 米→2.5合(0.7合×3食) ビビンバや鶏そぼろの混ぜるだけの素と味噌汁×3食。 最近は悲しい事に(笑)1合や丼一杯分用の素があり大変便利。まぁ0.5合用の混ぜる素はさすがに無いので米は増えました。寒いのでしっかり食べて寝ないといけないので都合は良いですが。 ○昼食 シリアルバー系(行動食)→三日分10本。基本昼食で止まらないつもりでのチョイスです。まともに食べるのは下山してからです🎵。 ○朝食 フリーズドライのおじや系とシリアルバー系1本、スープのセットを三日分。 他に予備食として棒ラーメン(2食入)1袋。プラスシリアルバー4本。 あとはナッツやグミ等の行動食をジップロックに入れてポリポリ食べてます。歩きながら塩分と糖分とカロリーを摂取し続けます。←これが原因で昼食がバーでももちます(笑)。 ガムやアメはあまり食べません。いつまでも口に入っていて登りだと息切れするから(笑)。ポリッと食べてすぐ飲み込める物を好みます。 [住] ○テント 所有テント4張り。 ①ノースフェイス マイカ1※自立式ダブルウォール(1300㌘) ②MSR カーボンリフレックス1※半自立式ダブルウォール(990㌘) ③シックスムーン ルナーソロ※非自立式シングルウォール(780㌘) ④ニッピン メスナーsarasara evo1-2※自立式シングルウォール(1730㌘) まず厳冬期なので①と②のダブルウォールテントは除外します。冬用の外張りのオプションも無いですし。 酸欠怖いので( ; ゜Д゜)。 じゃもうルナーソロやん!軽いし!といきたいところですが、一泊目が新高塚小屋まで届いたとしたら、ウッドデッキに張らなければならない可能性があります。 ウッドデッキの外に…て、場所が世界遺産です。ブログ炎上しちまいます。 ここで非自立式のルナーソロが消えました。まぁ小さいプラスドライバーと木ビス6本あればウッドデッキでもビシッと張れますけどね。雪が積もってたら雪かきからだし、ビス揉んだらそれはそれで炎上するでしょうから…。 これで④のメスナー1択になりました。重いので夜な夜な部屋で試行錯誤しましたよ。ガイラインを既存の4㎜からダイニーマ2㎜に替えて自在も全部やり直しました結果40㌘しか軽くなりませんでしたが、1700㌘を切ったので善しとします。 以前megっぺに「九州で初めて見た😱」と言われたメスナーです。よく写真見るとアルプスの森林限界以上に張ってあるアレです(笑)。 その昔ヒマラヤの遠征隊が、撤退時にゴミと共にたくさんのテントを残置して引き揚げました(当時それが当たり前)。要するに張りっぱなしで捨てて帰ったんですね。 一年後に遠征隊が再びその地に訪れるとニッピンメスナーだけがその場所にビシッと建っていた…という嘘か真か判らない伝説を読んだその夜…。ポチりました(笑)。 ガチ系のシングルなので重いんだけど💧。 ○ペグはイーストンのナノストライカーを四本。フリーライトのチタンピンペグを四本。自作のスノーアンカーを4枚。 これでどんな悪状況でも張ってみせます。 ○ボトムシートはアヤっちにもらった新品タイベックを使用。(切って行くの忘れたので折って折って使ったよw) ○寝具 ナンガスウェルバッグナノ600DXショート、センタージップ(ここがミソ) シュラフカバーとしてSOLのエスケープビビイ。 えっ?これシュラフカバー?。軽くて暖かくて一応防水透湿です(笑)。これがポカポカと暖かくてシュラフのグレードを1つ下げてくれます。 さらにエスケープビビイはサイドジップなのでナンガのセンタージップとズラす事で保温力を保てます。 ナンガがショートでエスケープビビイがレギュラーサイズ…なのでなんの問題も無くインストールできます。 ○マット 山と道ミニマリストパッドとクライミットオゾン赤…か、リッジレストのサマー辺りが鉄板として使用しておりました。 しかしクライミット社のインフレータブルイナーシャ。あの骨骨のエアーマットのプリマロフト封入モデルが今季出たのです。即買いました。300㌘ですもん。ただ綿を入れただけでなく、冬シュラフのドラフトチューブに干渉しない絶妙な長さに切り詰めてます。別途枕が必要になりましたが(^^;。着替え袋で代用します。 正しやはりUL商品なので万人に向けて作っている訳ではないですから何かしら我慢や工夫も必用になってくる場合があります。 例えばサイドスリーパーの人はこのマットでは寝られないでしょう。 僕は危険なうつ伏せスリーパーです(笑) で、イメージとしてはこのマットをエスケープビビイの中に入れ、その上にナンガ600を入れて寝るという感じです。これによりマットがずれる事無く朝まで安心です。 さらにブースターとして山と道ミニマリストパッドを2枚ザックの背中に仕込んでいき、それをテント内のマットとします。薄さ五ミリですが、優れものです。 [その他] ○ピッケル ペツルのグレーシャーライトライド。レイウェイバックにアックスループを急遽追加してもらったのですが、一丁前にT規格のガチピッケルしか持っていないのです(笑)。クロモリで600㌘ありますからシルナイロンやオックスに吊るすのに不安が残ります。 半分の重量のB規格ピッケルを買い直しました。本当はmegさんのCANPコルサが世界最軽量クラスなので借りるつもりだったのですが、凄く綺麗だったのでガリガリにしたら申し訳なくてペツルを買いました。 まだまだこの時は積雪30~50センチでステップカットしながら登る事、穴掘ってスノーアンカー埋める事を想定していましたから(笑)。 ブレードのBD製カバーはmegさんにお借りしました。 しかし結果無雪に近かったです(´・c_・`)。 ○クッカー 雪を溶かして水を作れる事。 炊飯が主食な事。 この2つを踏まえてメインクッカーにロータスアルミポッドを選択。これにトレイルデザインのカルデラコーンにインストールさせます。いつかやりたかった組み合わせなので楽しみでした。 サブ(コーヒー用)としてフリーライトの350をチョイス。湯沸かし専用です。油や米の浮いたコーヒーが飲めない人なのです。 ○火気 メインバーナーはトレイルデザインの空き缶ペプシバーナー。普通のオープンジェットですが低燃費です。 サブバーナーとしてフリーライトのフレボR。これでダブルキッチンになります。 あ、そうそう炊飯用のDAISOウルトラバーナーも4つ持って行きます。 さらに保険&米吸水用としてエスビットをいくつか。 燃料はメイン、サブ共にアルコール。炊飯&エマージェンシー用にDAISO固形とエスビット。 JB?それなんだったっけ?。 ○カトラリー ダイソーの竹スプーン。しゃもじにもなりそのまま食べられます!。実際は極寒の山でチタンのスプーンとか使わないですよ。本当に。口に当てるカトラリーは木かプラスチックです。 バックアップにプラ製スポーク(ライトマイファイヤー)これも当てにはならない。気温が低いと簡単にフォーク先端が折れます。気休めに(笑)。 あとほっともっとの箸です!。あれは最高です。家で「ほっともっとの割り箸だけは絶対にとっておいて!」と言っていたのに全部使われて今回は無かったです。 二番候補のセブンイレブンの竹割り箸を持っていきました。 ファミマなどの木の割り箸はどれも同じで総じて嫌いです。なぜか?。長期山行で初日に割り箸がナナメに割れてみて下さいよ!。ご飯食べる度にずっと最悪な気分ですよ!。あ、一本しか持っていかないからね(笑) とにかくほっともっとの箸は最強です!。今度みてみて! ○バッテリー Panasonic5200、docomo5000 、cheero8000。あとはno music no lifeの為のPanasonic2800。それからロングハイクに必需品の二くちタップ。別名盗電タップ。深くは言いませんがこれがないとトラブルの元です。二くち以上を使うのがエチケットですよ!。 これで今回はスマホ四日間持ちました。cheero8000の半分が余った感じです。一応心配になり3泊目のキャンプ場の納屋でPanasonic5200を盗電しましたが、結果使いませんでしたね。※スタッフが施設側にきちんと説明して有り難く盗電させて頂きました。 こんなところでしょうか? 以上全て個人的見解の独り言です。 あ、鹿児島港から谷山港まではめっちゃキツかったです( ;∀;)
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