八海山(屏風道~新開道)

2018.08.12(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 17
休憩時間
0
距離
4.0 km
のぼり / くだり
43 / 1277 m
2 53

活動詳細

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昨年に引き続き、新潟の山にやってきた。 越後三山の縦走を計画していたが、この夏の猛暑と水確保が不安と言うことで、八海山往復に変更した。 八海山神社の駐車場で一夜を過ごす。安全祈願をしていざ八海山へ。 1000m以上の鎖の連続する登下降と厳しい登山になった。 ばてて(熱中症)で断念したというと登山客も多い。 しばらく樹林帯を進む。蒸し暑いが、沢が流れていて火照りを冷ますことができた。 視界が開けると、一条の滝と屏風のような岩壁が広がる。 ここからは急峻な岩稜が稜線まで一気に突き上げる。通常、鎖は補助として三点確保で登るが、ここの鎖場はスタンスが外傾していて傾斜もかぶり気味である。仕方なく腕力任せのゴボウで登る。足を滑らせたり、手を離したりしたら、奈落の底。せまいバンドの草付きのトラバースなど、悪路の極みである。 ここは古くからの修験の山であり、命がけの荒行だったことがうかがえる。 そして、避難小屋のある稜線に出る。多くの登山者はロープウェイを使って登ってくる。 すでにお腹いっぱいだが、ここからが八峰の核心である。八つの岩峰を上り下りする。 掴んだ礫岩がボコッと外れて冷やっとする。登りは良いが下りは難しい。露出感のある岩場を鎖頼りにテンションをかけながら下りる。 無事大日岳を登り終え新開道へ向かう。この迂回路も鎖と壊れかけのアルミ梯子の連続で状態は良くない。 傾斜が緩んで樹林帯に入ると一安心だが、標高が下がるにしたがい暑さが応える。 ほぼ水2リットルを飲み切り、フラフラになりながら下山。難行であった。穂高のキレット縦走よりよっぽど悪かった。 ※トレースデータを一部ロストしている。

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