２日目 南岳～北穂～穂高岳山荘～白出沢

4時起床、天気予報は曇り、団体さんのガイド予報は雨、オレ8時まで晴れ。外に出ると星が出てる。明け方頃が一番天候が安定しているらしく、4時半に小屋を出発。 ヘッドライトを頼りにゆっくり、確実にキレットを降って行く。 最低鞍部を通る頃にはヘッドライトは要らなくなる。が、まだ暗かったせいか、下がよく分からず、足を挫いてしまい、捻挫！これから長谷川ピークや飛騨泣きが待っている。ましてや白出沢を下らなくてはならない。 私は大山(鳥取)によく登ります。登山歴は25年、年50回は登ります。こんだけ長いと色んな事がありました。雪道で足を滑らせて捻挫の酷い奴、何とか靭帯損傷。膝から下が太さが同じになりました。2年前には落石が足首に当たり(頭でなくて良かった、宝くじは当たりませんが)、骨折。しながら、自力で下山しました。 これくらい平気でした。ひとつひとつ岩をクリアーして、岩に夢中になるうちに痛みはどこえ？ 天候も読み通り北穂からたまに槍ヶ岳が顔出して、いい感じでガスがかかってました。北穂へ残り200mはキツかった。 奥穂高岳へはガスとなり、だんだんと雨が降りそうになりました。涸沢岳の最後の登りの核心部は渋滞してました。 穂高岳山荘に着いたら天気は更に下り坂で奥穂高岳はやめて下る事にしました。 白出沢は長くて辛かったです。 穂高平小屋で昼御飯を食べたのですが、さすがに脚が悲鳴をあげてました。 今回の反省ですがもっと余裕を持った登山計画をたてる。休憩を取る。 またね、槍、穂高！