活動データ
タイム
01:45
距離
2.2km
のぼり
204m
くだり
206m
活動詳細
すべて見る山旅天空倶楽部の「大栗山のオオキツネノカミソリ」に参加した。大阪に住むオッサンには、「大栗山って、どこの山?」という感じの馴染みのない山だ。調べてみると愛知県豊田市稲武町の、愛知県の最高峰・茶臼山(1416m)の近くで、天竜奥三河国定公園内の標高915mの山だ。「ケヤキの森の樹床をオレンジ色に染め上げる」とのキャッチコピーを見て、これは見ておかないとと思い、平日ではあるが休みを取って参加することにした。 土居ガイドの車で7:00に大阪を出発し、京都で2人の参加者をピックアップ、高速道路を一路東へ。当初の計画を変更して、大栗山の前にレンゲショウマが見頃の豊田市東川端町のエビネの森に寄り道することになった。レンゲショウマはこれまで見たことはないので、これは有難い。エビネの森は個人のお宅の裏山で、自由に見せていただけるらしい。エビネランの時期にはエビネランも素晴らしいそうだ。 入口で家の方に声掛けをして裏山に入る。少し登ると先の方に女性が向こう向きにしゃがんでいる姿が見えた。近づくと、男性も二人いる。一人は三脚をセッティングしている。そのレンズが向けられている先には、薄い紫色をした丸い花が見える。レンゲショウマだ。何とも言えない可愛い花。森の妖精と言われるのがよくわかる。中に一輪、白いレンゲショウマを見つけた。白いカタクリの花は、先日山口県の寂地山で初めて見たが、白いカタクリの確率は数万分の一という希少なものだと言われる。白いレンゲショウマの確率はどうなのだろうか? カタクリと同じように希少なものなのだろうか? 今日は日帰りなので先を急がないといけない。もっとゆっくりしたいが、そうもいかない。先を急いで、エビネの森を後にした。 30分ほどで大栗山のオオキツネノカミソリ群生地への登山口がある道路脇の駐車スペースに到着。準備を整えスタート。沢沿いの登山道をゆっくり歩くこと30分で観察小屋に着いた。オオキツネノカミソリ群生地はこの先だ。大栗山の山頂まで周回できるようなルートがある。オレンジ色の絨毯のような写真がネットに投稿されているのを見たが、オオキツネノカミソリの花はもう終わりかけだった。オレンジ色の絨毯にはほど遠かった。ちょっと遅かったようだ。 オオキツネノカミソリの後、井山の山頂で360度の大展望を堪能し、阿寺の七滝の滝を観光し、もう終わってはいたがイワタバコの大群生を想像して帰途についた。
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