古処山は戦国時代のおもむき

2016.01.09(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 2
休憩時間
1 時間 48
距離
10.0 km
のぼり / くだり
773 / 772 m
4
1 28
1 9
40
42
8

活動詳細

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今日は古処山に行ってきました! 登山始めようとしたときに最初に行こうとした山がこれだったんですよね。 標高1000m以下は低山という情報と五合目からスタートできるというところから最初に挑戦する山にはいいかもとか思ったわけですが、経験のある人がブレーキかけてくれてほんと良かったです。 7:00出発 8:00レンタカー 10:00登山開始 という感じで動きます。 最近、自分の車が使えなくなってレンタカーを借りるようになったんですよ。 最初は借りるのいちいち面倒だしお金かかるしでイヤだったんですが、これ意外といいですね。 毎回ランダムで車が選ばれるので、車ごとにいろいろ特徴があっておもしろいです。 当たり前のことなんですけど、やっぱ車の数だけ特徴があるんだなと。 自分の車を持つと基本的にそれだけになるので、今のうちに楽しんでおきます。 もしかすると次の車の候補も出てくるかも? お金もムダにかかると思ってましたが、コンパクトカーならガソリン代含めても一日5000円かかりません。 自分の車でも維持費を計算すると変わらなかったり、公共交通機関で同じ距離移動しようとするとやっぱり大して変わらないので、そんな深く考える問題でもない気がしてきました。 ということでレンタカー屋。今日は日産ノートだそうな。 アクセルとブレーキがソフトで乗りやすいです。 途中、店に寄り道してエンジンを再度かけようとしたときにキーレスのエンジンのかけ方が分からず一瞬焦りましたが、電話で教えてもらって解決。 しかし、この方式、便利なのか不便なのかよくわからないような…。 1時間ほど走ってきて「遊人の森」の入り口に到着。 さらにしばらく走って行くと道路に鹿が…。 見合ったまま10秒ぐらいお互い固まってました。 あちらが動く気配がないので、そろそろ車を前に進めると急にUターンして走り去っていきました。 駐車場に到着。人の気配ゼロですね…まぁ天気悪いですしね。 めっちゃしっかりした作りのコテージを横目にキャンプ場を歩いて行きます。 凄いなコレ。もう普通の家じゃまいか。 こんなアレでも「やっぱり大自然は気持ちいいねー」とかいう話になるんだろうか…。 さて、キャンプ場を歩いて行くと奥に登山口がありました。 16時半までに下山しないと閉じてしまうようです。 ということで登山開始。 わりと最初のほうから何度か感じましたけど「え?こっち?」みたいな分岐が多い気がしました。 分岐って大体広い、慣らされた方に誘導される感じですけど、この山は細い、はっきりしない道の方への誘導が何度かありました。あと逆に開けてる場所で看板が指してる方向がどっちなのかはっきりしなかったり。 ただ、上に登って行くと作業用通路とか書いてある道と合流したので、たぶん広い道は作業用なんですかね。 その後、結構ごちゃごちゃした道になってきました。 前回の宝満山で、寒いからと長ズボンにしたのはモタついたりドロはねたときがメンドいなどいろいろ思うところがあったので、今回からハンパ丈にしてみたんですが、かなりいい感じです。 足って寒さに強いんですね。 考えてみれば女性は一年中スカートだったりするんですもんね。 そういえば何かの本で首から上さえ寒さ対策しとけばあとはどうにかなる、みたいな記事を見たんですが、その通りだなと思いました。 裾がもたつくこともなくて動きも快適です。 1000m超えになったらまた考えないといけないんでしょうけど僕の冬スタイルはこれで一旦確立した感があります。よかったよかった。 さらに登って行くと白いものがちらほら目につくようになりました。 菌類的な何かかと思ってたんですが、よく見ると雪でした。 あまり寒さを感じてなかったんですが、一応800mですもんね。 その後、開けた場所に出ると、案内板が。 甘木・秋月!? そうか、向こう側はそっちになるのか…。 だんごあんいいなー。桜見に行ったときに外でヤマメ食べたなー。 でも今から行くと帰りが16時過ぎてしまってバタバタになるので、今日は仕方なくスルーします。 次来るときはこれも計画に入れておかないといけませんね。 そのあとしばらく開けた道を登って行くと、なんか雰囲気が変わってきました。岩が多くなり、木がなんか植木みたいで寺の境内を歩いてるような雰囲気です。 石仏がそこかしこにあるので余計にそんな気分になってきます。 で、この石仏なんですけど、なんかどれも独特なんですよね。普通と言えば普通なんですけど、表情がなんか引き寄せられるのとか、三面の仏像で三面とも正面向いてるのとか、顔が少し横向いてるようなのとか…。 弁財天だけ名前だけで本体がどこにあるのか見つけきれなかったですが…。 その奥に開けた場所があり、行き止まりに見えたのでここが頂上かと思いましたが、よく見るとまだ先に行けそうです。 看板も何もないのでおかしいなとは思っていたんですけどね。 でもこの奥に進む道も「え、ここを進むの!?」というくらい同じくらいの違和感でしたけどね。 でもその先にはなんかものものしい石碑があったので、やっぱりまだ先があったんだと。 でもやっぱりまだ頂上ではないようで、「行けないことはない」感じの道を進んでいきます。 その先も何度か同じように行き止まりかと思いきやまだ進めるみたいなのを繰り返して進んでいきました。 どこまで行くんだ…? ていうかこれホントに頂上に向かう通路なのか? やっぱりさっきのが頂上で、この道は登山道と違うんじゃ…でも人が通ったような感じはあるといえばあるし…ん? 「古処山山頂」!やっと公的なアナウンスが! 安心したのでここで昼食にします。 カップラーメンが染みわたる〜。 夏はそこまでなかったんですが冬はあたたかいだけでなんかものすごくありがたい感じがありますね。 昼食のあいだ、なんとなく案内の看板を見てたんですが…。 なるほどツゲか!寺の境内みたいな印象があったのはツゲが多くなったからだ。 そういえば古処山の特徴でツゲが挙げられてたな。あれがツゲかぁ。 さて、昼食食べて屏山に向かうことにします。 本当は秋月に行ってだんごあんでくつろぎたいところですが…。 なかなかアクロバティックな通路ですねなかなかアクロバティックな通路ですね 相変わらずの「行けないことはない」絶妙な難易度で奥へ誘われていきます。 この岩とツゲが作る庭園っぽい雰囲気と細い通路がなんか「秘密の花園」的な感じでちょっとわくわくしますね。 そこへ来た「大将隠し」と「奥の院」なるスポットへの案内。 結構厳しい道を恐る恐る降りてどうにか到着。 なるほど、両側が高い岩壁で遮ってあって確かに人が隠れられそうな感じです。 戦の末に追い込まれた軍の大将をかくまった場所とかそういう逸話があるんですかね? そのまま奥の院に行こうとしたんですが、さらに道が厳しい感じになっててちょっと無理かもとなったので引き返しました。 山頂で石灰岩でできた山みたいな説明がありましたが、その雰囲気がさらに強くなってきました。 ただ岩が滑りそうで一歩ずつ確かめながら進むのでなかなかサクサク進むことができません。 でもしばらく進むとわりと広い道で普通の山道になりました。 そして屏山山頂到着です! そしてここに来てようやく「屏山」の読み方が「へいざん」だということが分かったっていう。 案内見る度に「へいさん?びょうざん?いや一文字で「びょうぶ」とか読ませちゃうパターンじゃね。歴史ある地名ってそういうのあるよね。」とか一人でムダに想像広げてましたからね。 名前は分かりましたが、展望は真っ白で何も見えず雪も結構降ってきたので早々にUターンします。 うっすら見える地上はなんか日があたってるように見えました。山が雪降ってるだけで地上は晴れてるのかな?雪の向こうに晴れた景色が見えるのはなんか不思議な感じがしました。 帰り道は同じ道を戻ったんですが、来た道はいろいろ間違った道を進んでたことに気付きました。 山頂前で行き止まりなのか進めるのかよくわからない感じが続いたのはそのせいだったんですね。 道を間違えた分岐を確かめると、なるほどここで間違えたのかという感じでした。 分岐の時点ではどっちも割りとはっきりした道なんですよね。ただ、山頂に近いところで幅が狭いので分岐になっててもすぐに合流するんだろう的な油断でとりあえずこっち行ってみようという考えが想像以上の苦労につながってしまいました。 その分岐も意識して見渡すと行くべき方にちゃんとテープがつけてあります。 今度からちょっとでもどっちか迷ったらテープを探すことにします…。 ということで予定通り16時前に下山。 夕食はびっくり亭のホルモン鉄板! 個人的にこれにかなうB級グルメはないと思っています。異論は受け付けません(`・ω・´)キリッ 登山のあとのジャンクはなぜこんなにうまいんでしょうね。 ということで今日の登山は以上です! ブログver. http://yamalog.flow-t.net/koshosan/

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