由布岳(朝駆け)

由布岳を朝駆けしてきた 寝坊してしまい、登山開始が4時20分になってしまう 日の出時刻まで約1.5時間、飛ばせば間に合わんこともない気がするので早足で、平坦な道は小走りでピークを目指す 中途半端な時間なんで道中人はいない、真っ暗な中突き進む 西側登山口からのルートとの合流地点の広場が見えてきて、そこにヘッドランプの灯りが見えた 最初道標の反射板か何かかと思ったけど、 時折動いているので広場で休憩してる人がいるのだ 広場についたので、近づいて、おはようございます、と声をかけようとして、ギクリとした 「こいつは人間ではない、、」 ヘッドランプだと思ってたのは、二つの丸い眼球が僕のヘッドランプに反射して光っていただけだったのだ！ 彼奴は僕の方をじっと見つめ、時折キョロキョロと周りを見渡す 体は茂みに隠れているのかライトを当てても姿が見えない 感覚的にそこそこ大きそうで、 鹿じゃなさそう 不気味にこちらをずっと見つめているのだけがわかる 登山道のど真ん中にいるので先に進めない、イノシシだったら危ないしなあ トレッキングポールをカチカチ鳴らしたり、 へい、どいてくれないか？と声をかけたりしてもなかなかどいてくれない ホイッスルを吹こうかと思ったけど、他の登山者が近くにいたらびっくりするだろうからやめといた しばらくしてガサガサとゆっくり逃げていったのでホッとして先を急ぐと、またすぐ上の方で登山道塞いでた コンチクショー！邪魔( ；´Д｀)！！ そんなこんなで2〜3分遅れで東峰ピークに到着、獣騒動がなければ間に合ってたと思うんだ ピークには4〜5人の人がいた 西峰にも一人、人影が見えた 既に陽は昇りはじめてたけど、朝焼けの雰囲気は十分堪能できた 下山は東登山道から 分岐まで行く途中で人生初ブロッケン現象を体験できた 日向岳方面の森林浴はとっても心地よくて途中で寝たくなった でも何回か軽いルートミスしてしまって、はて、ここってこんな道わかりにくかったっけ？と思った 黄色マーキングをしっかり見ていけばなんてことないけど、寝不足でぼんやりしてただけかもしれない でも紛らわしい偽踏み跡とか結構あった気がするし初心者とか迷う人もいるかもしれないな 2時間くらいしか寝てなかったんで帰ってすぐ寝てしまった 起きてからレイトショーで「カメラを止めるな！」を観に行く 噂通りめちゃくちゃ面白かった！