雲の中の粟ヶ岳(下田コース)

2018.08.26(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 32
休憩時間
3
距離
10.3 km
のぼり / くだり
1232 / 1232 m
55
26

活動詳細

すべて見る

お盆過ぎにはぐんと涼しくなりましたが、また暑さがぶり返してきました。三条市では23日に観測史上最高の40.4℃の記録するなど大変な騒ぎ。私は昨年の秋からランを始めましたが、夏の暑さを経験するのは初めてです。 ランにとっては最も条件の悪い12月に月間ランニング距離300kmを達成し、他の月で300kmやれない言い訳を排除したつもりですが、経験してみると8月の暑さの方が厳しいかもしれません。30℃以上の暑さでは走る意欲が削がれます。 それでも6月、7月と300km達成しているので、8月もなんとかクリアーしたいのですが、困ったことにまるで走る気が起きません。 真面目にトレーニングをやるようになって、現実として心肺機能が向上したり、目に見えてランのタイムが速くなったり、いつのまにか身体つきがアスリート体型になったりするのはとても楽しいことです。 どちらかというと私はロジカルに思考を組み立てるタイプの人間だと思うのですが(というよりも、そうしなければいけないと思い込んでいるのかもしれません)、その結果、他者との間に壁を作ってしまい、その壁が障壁となっていること感じることがあります。 その点、フィジカルはシンプルで素晴らしいです。理屈ではなく段階を一つ一つ具体的に積み上げることで結果が確実に現れるからです。 身体に現実的な負荷を与え、心臓や肺や筋肉に悲鳴を上げるたびに、直接的にフィジカルが向上しているのを体感するので、なによりも具体的で分かりやすい。理由なんていりません(笑) ですので、ランをするたびに自分の身体能力の目盛りが少しずつ高まるのを実感するこれらの行為は私にとってストイックではなくむしろ快楽なのです。 こうした理由から毎日のランは楽しみだったのですが、ここ数日はまるでどうしたのかというくらいやる気が起きません。 先日の富士山ロスのせいかもしれませんし、溜まった疲労のせいかもしれません。とにかくこの暑さが起因していることは確かですがこの暑さも今に始まったことではありません。どうしてしまったのか・・・。 この週末は直前になって予定がなくなってしまったしまったため、どこにも行けなかったのですが、何もしないで一日が終わることの罪悪感に押し潰されそうになったので、苦し紛れに土曜日の深夜に10kmラン。今日は最初から予定がなかったので早朝粟ヶ岳に行こうと思いましたが、昨晩のランの影響であえなく撃沈(笑) 仕方ないので休日らしく、朝食や昼食を作りがなら、子ども達が見る24時間テレビと共に過ごしていましたが、ソラリスさんの影響もあって購入したトランスジャパンアルプスレースのドキュメンタリーの本を読んでいたら、こんな怠惰に過ごしている自分に嫌悪感を覚えてしまったので、急いで雨具をラン用のザックに詰め込んで粟ヶ岳へ。 7合目から上は雲の中で強風でしたが、やはり登頂は達成感が得られます。誰とも会うことなく下山し、何となく充実した気分で帰宅して夕食を作って家族みんなで食べました。非日常から日常へ。このギャップも楽しいです。 限界は自分で作るもの。疲労が溜まっているからとか、富士山ロスだからとか、暑さだからだとか、やらない理由はいくらでも並べられますが、どうやったらやれるかを考えて行かないといけませんね。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。