最初の一滴を探しに・・・世立八滝(利根川水系吾妻川・白砂川 八石沢川)

2018.08.26(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 57
休憩時間
2 時間 16
距離
1.8 km
のぼり / くだり
296 / 294 m
3 57

活動詳細

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8/26(日) シズカ山スキー場(廃業)を出て道の駅で洗面 草津湯畑を通り、今日行く世立八滝に向かう前に草津にある滝を見学しに向かう その滝は湯畑から直線距離でわずか2km嫗仙の滝(おうせんのたき) 辞書で調べると嫗(おうな)とは、年老いた女・老女とかの意味 男性の翁(おきな)に対して女性の嫗(おうな)。。。勉強になるなぁ 観光滝、簡単に見に行けるものだと思ったら、谷底に降りて登り返す往復1時間の山道でハイキングというよりは立派な登山でサンダルで行ってしまい往生する 期待はしていなかったが、驚く程の大きさと迫力 滝はオレンジ色の一枚岩に落差35mだが 岩肌を伝う繊細な滝の流れが女性らしさを感じる 事前情報で滝に空いた一筋の水流の中の大きな穴 肌色の岩肌に丸穴に縦線 女性のあそこに見えると言う・・・ うーん? そっかぁ? おいらには楽器、アコースティックギターに見えた。 岩壁に空いた丸い穴が、ちょうどギターのサウンドホールの様 色も木目調だし・・・ 軽い観光気分で訪れたが大汗を掻いてしまった。。 目的の群馬県中之条町六合(くに)村にある世立八滝に向かう この滝も遊歩道がついている観光滝 滝見ドライブインに車を止めて準備 ドライブインから順番に八つの滝がある 手前から ・大仙の滝20m ・仙の滝15m(これだけ別の沢にある) ・段々の滝30m ・箱の滝5m ・久内の滝5m ・不思議の滝10m(見学不可) ・井戸の滝15m(見学不可) ・殺人の滝20m 9:48スタート 案内看板に沿って最初の滝大仙の滝15mの展望台へ・・・ここは登れないが 帰りに下降するかもしれないので偵察に 15mって書いてあるけど、落ち口からだと20mはありそう 支点が取れるような場所からだと、もっと高くなりそう30mロープ1本しかないので、あれを降るのは無理そう・・・途中の棚でピッチ切るにも支点があるのか? 10:07 入渓する為に段々の滝30m手前の川床からゴルジュを抜けて滝下に 登れそうなところを探すが、どこも厳しそう・・・しかも全面コケで滑りそう 巻くにしても結構渋い すぐ後ろは滝を見る展望台、観光客が居なくて良かった。。 これは無理そうなので 後ろの展望台まで10mの苔むした岩壁をソロソロと登り遊歩道で巻く 遊歩道だがハシゴの急な上り下り 10:34 箱の滝5mの淵に出。ここも遊歩道から丸見え・・・観光客居なくて良かった。。 どうやっても滝に取付けない、泳いで滝下まで行き超える 11:31 久内の滝5mを超えると可動式の水門のある堰堤に出た。 堰堤の淵の1m滝を超えると左に5mの2段目の滝・・・ これを水流左から超えると岩壁に囲われた狭いゴルジュの奥に轟音とともに落ち込む滝 12:04 不思議の滝10m奥まで見に行きルートを探すが、これは無理 諦めて巻ルートを探すが、どこの壁を登れば良いのか? 記録ではリフトをして超えたとあった・・・ 左壁はハングしていて無理、だとすると、この右岩壁を登ったとしか考えられない 岩の上には1本の立木、あれに支点を取れば全員登れる CLが岩の割れ目に足を入れて手を出すが後一歩で這い上がれない なるほど、ここをリフトしろっていうのか? おいらが土台になってCLが登るが・・・ ギョえー・・・重い重い無理無理、潰れる でも誰かが、この岩壁を登り、あの立木にロープを掛けないとならない おいらのが10kg軽いけど、ここは一番軽い女性に行ってもらう事に・・・ 二人がかりで女性を岩壁の上に押し上げる 女性は這いつくばりながら立木にロープを掛けて下に・・・ そのロープに念のため下降器を取付けて出だしはA0(ロープを掴み)身体を這い上げた。 支点の上も岩棚に積もった土の堆積物の斜面をハイハイでよじ登る 怖えーなぁ・・・ 滑って落ちたら助からないか大怪我だな 12:38 井戸の滝15m、2段の滝らしいが、下からだと1段目しか見えない 滝、右側に落ち口に伸びるルンゼ状の割れ目 ここしか登れそうな場所がない 黒光りしているヌメヌメのコケに覆われている岩壁 コケがなければフリクションを利かせながら登れそうだが、これは怖いなぁ 細い倒木があるがこれも水で濡れて滑りそう CLが倒木にスリングを巻き付けて支点を作りながらリードで登っていが、ほぼ気休め 落ちれば止まらないだろう なんとか無事に超えていった。。 壁に取り付くとツルツル これは厳しいなぁ おいらは面倒なのと、なんか嫌な予感がしたので無理せず ここも、ほぼA0でロープだよりで超えた。 井戸の滝の2段目を超えると殺人の滝20mなのだが ここで引き返す 今登った滝を全て懸垂下降で 浅い滝は淵に飛び込んで泳いで下る 最初に見た大仙の滝20mの落ち口について下を覗き込む 展望台から見たときは絶対に登れないがロープを使い下ることは出来そう でもロープが足りるのか? 途中に棚があり、そこでピッチを切れば行けそうだが、果たして棚に支点を撮る場所があるのか? キャニオニングで利用している沢なので落ち口には立派なアンカーが打ってある でも棚にあるのか解らない ここは、止めましょう!とおいらの一言 遊歩道で汗を掻きながら無事に下山

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