活動データ
タイム
20:34
距離
47.4km
のぼり
3346m
くだり
3304m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る※GPSの調子が悪くて、所々距離がショートカットされています。少なくとも六甲全山縦走距離の56kmは歩いている筈です。 須磨から宝塚までの六甲全山56㎞を一日で歩く六甲全山縦走大会なるものがあることをYAMAPで知りました。ぜひそのコースを歩いてみようと、今週末に行ってきました(須磨より少し西の塩屋を出発点にしました)。ただ、小1の子が1日で歩くのは厳しいので、テントを担いで1泊2日で行ってきました。それでも長いコースには変わりなく、2日目の最後はナイトハイクになるかもと思っていたら、やっぱりそうなりました。(1日目に2時間の寝坊をしたこともかなり響いてはいます。) テン泊なので荷物が重くなり、私20キロ、妻・息子11キロ、娘5キロ。もう少し軽量化したいところなのですが、今のところ解決策がわかりません… でもまあ、56㎞とはいえ大会では1日で歩くのだから、アップダウンは大したことないだろう、荷物が重くても大丈夫だろうとタカをくくっていたら、なかなかどうしてハードな道のりでした。 コースはひと山ふた山越えては市街地を歩いたり、六甲山上でも頻繁に車道歩きがあったりと、そういう意味ではあまり癒しの道ではありませんでした。ただ、全行程の最初から最後まで、かなりの頻度で海の眺望が得られる点は他の縦走にない魅力だと思います。個人的には山の上から神戸の街並みを見るのも好きです。また、続行が難しくなった時のエスケープルート(場所に寄ってはバスもあり)がたくさんあるのはこのコースのいいところです。 野営は市が原、うまく行けば摩耶山でと思っていましたが、1日目の寝坊が響き、結局市が原より少し手前の鍋蓋山山頂でテントを張りました。この夜は寒さで熟睡できませんでした(息子のみ寒くなかったそうです)。シュラフはリミット温度5℃のアルパインダウンハガー800#5(モンベル)で、シュラフカバーを付けていました。寒い時期用にもっと温かいシュラフを買うか、サーマルシーツを買うか迷い中です。 さらにこの夜は真夜中に何組かのナイトハイク集団が通りかかり、また一度は動物らしきものがテントの周りを歩きまわり、その度に警戒心で目を覚ましました。中でも、ボーイスカウトなのか小学生が複数いるらしい集団が、「あ、テントがある」、「起きろー」などと叫んできたのは勘弁してほしかったです(笑)(これで家族全員目を覚ましました)。今回、身の危険を感じるほどのことはありませんでしたが、やはり正規のテン場ではないところに自分達だけというのはそれなりの怖さがあります。そう言えば、大学生のとき大井川の橋の下で一人野宿をしていてヤンキーに絡まれたことがありました。その時は、寝袋に入ったままシュタッと立って、「なんすか?」と言ったら、関わっちゃいけない人に見えたのか、舌打ちして去ってくれて事なきを得たのでした。 話がそれました。 ナイトハイクに関しては、全山縦走大会が最後のほう夜道を歩くことを前提にしているところがあるので大丈夫と思っていましたが、やはり、最高峰-宝塚間は比較的歩きやすい道でした。が、所々滑りやすく、補助用のロープが備わっているようなところもありますし、下手をしたら滑落をするようなところもあります。また、当然全員ヘッドライトは必要ですし、普段山道を歩きなれていないと危ないと思います。動けなくなった時のためにツェルトもあった方がいいと思います(ナイトハイクの予定がなくてもあった方がいいですが)。それにしても、夜中に聞こえた小学生の声といい、六甲山はナイトハイクが盛んなのでしょうか。 今回の山行は、それなりに自然や景色を楽しむことができましたが、体力的にはこれまでの山行の中でも何本かの指に入る辛さで、修行の要素が強かったです。1日目から2日目にかけて、妻、私、娘と順番にバテて後れを取り、その度に元気な人に荷物を振り分けるなど協力しながら歩を進め、やっとゴールできました。大人があれだけ辛かったのに、子供たちは本当によく頑張ったと思います。冷静になって考えると、子供の成長スピードの速さに驚かされます。 それと今回、子供の回復力にも改めて驚かされました。宝塚に着いたとき、家族全員足が痛くて大変なことになっていたのに…翌日の朝、足が痛い、腰が痛い、筋肉痛が…と言う私と妻を尻目に、子供たちは「どこも痛くない」と平然としていたのでした。 今回は辛さが目立ってしまったので、次回はゆるりと楽しめる山に行きたいです。 1日目 行動時間8:50+昼飯0:20 コースタイム7:55 APC1.1 2日目 行動時間10:35+昼飯0:45 コースタイム10:45 APC0.98 トータルAPC1.0
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