活動データ
タイム
33:32
距離
28.6km
のぼり
4063m
くだり
2539m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る先月整備に参加した奥念丈岳〜南越百山までの登山道整備。 新聞やヤマケイなどに掲載され、YAMAPで登っていただいた方のレポを見るうちに、これは整備した人間がちゃんと確認しておかないといけないのではないかという思いにとらわれてきた。 そこで次の縦走計画の予行練習も兼ねて、個人的に中央アルプスの縦走を2白3日で決行することにした。 当初の計画では、整備ルートを登って行くには自分には時間的に無理な気がして、 1日目:千畳敷〜極楽平〜檜尾岳〜熊沢岳〜東川岳〜木曽殿山荘泊 2日目:木曽殿山荘〜空木岳〜赤梛岳〜南駒ケ岳〜仙厓嶺〜越百岳〜越百小屋泊 3日目:越百小屋〜越百岳〜南越百山〜奥念丈岳〜念丈岳〜池の平山〜烏帽子岳〜鳩打峠 の「南下ルート」を計画して、てんくらとにらめっこすること数日。 自分の休日と絡んで3日間Aが出たので、宿の予約へ・・・。 ところが両小屋とも満員御礼にて予約できず、両小屋とも逆の日程なら泊まれるとのこと。 無理だと除外した真逆の「北上ルート」へ切り替える。やっぱこういうことはやっちゃぁいかんなぁ〜。 3日間の写真多数にて、レポを記録用に日にち毎に改めてアップしようと思っていますが、 とりあえず3日間のレポも残しておきたいので、こちらのレポは概要です。申し訳ございません。 1日目。ど晴天の猛暑日。熱中症にならないよう必死の一日。 天気晴朗にて眺望抜群なれど、暑さ激しく、烏帽子岳へ着く前からすでにCTを遅れ始め、登山計画のタイムからどんどんずれ始める。 まともな登山からひと月近いブランクもあって、思うように足が進まない。 熱中症にならないよう万全の対策はしてあったけれど、スピードだけはあげられず2時間遅れで小屋に到着。M(_ _)M 2日目。一転して荒模様。低体温症にならないよう必死の一日。 朝からモヤ霧が濃くガスガス。越百岳から縦走を始めると木曽側からの強風と小雨模様の霧が体に吹き付ける。 南駒ケ岳以降は本格的な雨に変わり、西側の稜線は横殴りというか下殴りの風雨でびしょ濡れ登山。 数々の巨岩も間近でしか確認できず、岩場登りでは滑らないように緊張必須。風によろけること数回。 空木駒峰ヒュッテでしばし思案。下山より近い小屋を目指す。 3日目。2日目よりはいい風と霧の中出発。暑さと冷たさを交互に進む一日。 檜尾岳までは前日よりは少しマシな天気の中、岩を楽しみながら進む。 檜尾岳避難小屋以降、上空は晴れ日が差し込む時も、これが逆にカッパの身には蒸し暑い。 木曽側の雲は高めになり視界が開ける。逆に伊那側から雲が上がってくる。 まあ歩いてきた稜線は何度か確認できたので良しとするべし。 3日間の縦走を終えて思うこと。 いい経験をさせていただきました。m(_ _)m ファイントラックの下着はやはり優れもの。3日間の暑さにも寒さにも冷えることなく過ごせました。 小屋泊まりということもあってか、上りが多く長い下りが少なかったためか、膝には違和感もなく、縦走中も現時点でも筋肉痛や疲労感は少ない。 登山に関係なく前々から感じてはいたけれど、そもそも自分は疲れや痛み、苦労に対する感覚の域値が低い。(これは逆にヤバイかも) 極楽平にて「速度を云わなければまだまだ歩ける」と思っていた自分がいた。これではいつか体が突然悲鳴をあげるだろう。 今後、過信しないように肝に命じなければ・・・。 整備したルート(鳩打峠〜越百岳)について。 やっぱり、一般の方が安易に踏み込んでいける登山道ではないと客観的に感じました。 しいて云えば、今回の北上より南下をお勧めします。 整備しておいて少し淋しいけれど、CTで片道10時間以上の道のりは覚悟と体力が必要です。 そこはしっかり告知していかないとまずいかな。 例によってたくさん写真をとってしまったので、日毎に詳細レポを残す予定です。 よかったらご覧くささい。 いよいよ登りやすく空気が澄んでくる秋が始まる! 最後に残った北岳〜塩見岳の縦走登山、いつ行けるだろう! 常念〜燕も待っている。 空木も通っただけで登ってないし、(また池山林道が通行止とか・・・) さあ、次はどこ行こう!
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。