活動データ
タイム
04:58
距離
9.5km
のぼり
798m
くだり
797m
活動詳細
すべて見る久しぶりに兵庫県宍粟市ちくさ高原からアプローチしました。 大海里峠までの登りは、できるだけ旧山道沿いを歩きました(ログ参照)。 道がはっきりしない所もありますが、ヤブコギはなく適当に歩いても大丈夫です。 沢沿いの道でしたので、自然クーラーと水の音で心地よい山行となりました。 このコースは5月下旬頃にはヤマシャクヤクがたくさん観られます。 大海里峠に出てくると、“マンネンスギ”じゅうたんが広がっていました。 名前の一部に“スギ”が入っていますが、シダ植物です。 多くの人が杉(の子)と間違えるようです。 杉は日本の樹木の中で、一番樹高が高くなる木です。 じゅうたん状に広がって生育しているマンネンスギが杉のように成長したら…(*_*; ちなみに、マンネンスギの高さは10~30cm程度です。 兵庫県では準絶滅危惧種に指定されている貴重な植物ですので、 安易に踏んだり、触ったりせずに、保護してほしいものです。 この大海里峠と大海里山の北斜面、ダルガ峰頂上周辺に群生を観ることができます。 駒の尾山から船木山にかけて非常に気になる鳥がたくさんいました。 その名は“ソウシチョウ(相思鳥)”です。 日本の特定外来生物に指定された鳥類4種のうちの1種です。 日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなっています。 他の鳥の存在がかすむほど、稜線上でもっとも存在感がありました。 日本にペットとして持ち込まれただけあって容姿や鳴き声が可愛いので、 個人的には好きな鳥ですが、 ここの生態系に影響を及ぼさないようにしてほしいものです。 下りは船木山の北尾根を進みました。 迷い道もなく、傾斜も緩いので、歩きやすかったです。 鍋ヶ谷林道と合流してからは、ゴールまでほとんどフラットな道でした。 林道を横断するいくつかの渓流や動植物を観賞しながら、 ゴールまで約3kmの林道を快適に歩くことができました。
動画
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