活動データ
タイム
02:59
距離
4.7km
のぼり
421m
くだり
421m
活動詳細
すべて見る越美国境(岐阜・福井県境)の冠山。越美山地の1257mの名峰です。美濃側、西側からの姿が烏帽子にそっくりなので、この名前がついています。 9月初旬、やっと暑い暑い夏も勢いがなくなってきて、秋風、秋の空が主役に変わりつつあります。冠山峠までは車で、木ノ本IC、藤橋、徳山ダムを経て、最後は少々荒れた長い林道で登ってきました。この林道上部から、すでに冠山の特徴ある姿を見ることができます。最初は烏帽子を横から見た感じですが、徐々に尖ってきて、峠手前あたりではまさに鋭鋒となります。 冠山峠は標高がほぼ1050m。山頂が1257mですから210mほど登ればいいことになります。でも、稜線は意外にアップダウンが多く、そう楽ではありませんでした。地形図をよく見るとまず1156mの峰に登り、そこから1090mの鞍部に下り、1111mの峰に登ってまた1080mの鞍部に下り、ようやく本峰へ。しかも最後の方にブナの大木が倒れた倒木帯があり、これを越えるのに一苦労。でも、ちょっとした苦労の甲斐あって、たどり着いた冠平は美しく気持ちのいい笹原で、秋空の下、山頂がすぐ上に見渡せました。ここで休憩後、岩肌を登る箇所の多い山頂へのルートを進めば、まもなく冠山・山頂です。 山頂からは360度の大眺望。雲に隠れてしまった白山を除けば、ほぼ見えるべき山は見えたのでは?能郷白山、荒島岳、伊吹山、三周ヶ岳といった山も。パノラマも作りましたので、よかったらご覧ください。
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