夏山装備で限界に挑戦

2016.01.16(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 1
休憩時間
1 時間 4
距離
4.3 km
のぼり / くだり
395 / 394 m
49
8
4
21

活動詳細

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4部登山部もいつの間にか雪のある山に登るようになった。 そこでみんなの装備での雪山の限界を見極めるために、かなり積もったであろう勝手知ったる三瓶山に向かった。 今回はソロで東の原より縦走するのが主目的で、リフト終点でその先の判断をすることにした。 素晴らしい快晴の東の原に到着。 15〜20㎝はあろうか、車の腹を完全に擦るくらいある。 夏靴、ゲイター無し、レインパンツ、ペラペラのソフトシェルでスタート。 スタートしてすぐ、リフト乗り場を過ぎたら雪がしまってないためにいきなり膝くらいまで埋まる。 ハマっては抜きハマっては抜くを繰り返すと森に入る前に息が弾む。 もう引き返そうかと考えたが、上に行けば雪もしまるだろうと判断し歩みを進める。 どうにかこうにかリフト終点に着くとすでに汗だく、真夏の登山のようだ。 この段階ではまだ靴に雪は入ってない。 リフト終点での状況は大平山、室の内方面に踏み跡は無し、全てが女三瓶に向かっているので女三瓶に向かうことにする。 ここから上は多少雪もしまり歩きやすいが時々膝までズボッとはまる。 女三瓶下の展望台に着き、美しい雪景色をしばし眺めているとサングラスを忘れた事に気づく。後悔しながらも辺りを見渡すと縦走している人どころか男三瓶への踏み跡すら無い。 展望台で会ったソロの方と少し話をし、その方はスノーシューも持参、アイゼンを付けて男三瓶に向かわれるようだ。 この時点で既に縦走という考えは捨てた。後は男三瓶に向かうかどうかの判断だが、まずは足を踏み入れてみよう。 雪質はふわふわで、少し下るだけで靴の中に入って来る。このまま行こうと思えば行けるだろうが、男三瓶に行ってもまたこの道を帰るのかぁ〜と考えはじめ、また得手勝手に軽装備で来ている自分が、先ほどのソロの方のラッセル泥棒をしているようで気が引けてきた。 (ウェルネスは深田教信者、自分は加藤文太郎氏に感銘を受けている) 前回までは夏装備でも楽しく快適であったが、今回は天気以外はお世辞にも快適とは言えない。 この辺りが限界か… サングラスも無いし… 弱気の虫に負け引き返し女三瓶にて青空弁当を食べて帰ると決定。 食事中に案の定、目がしばしばしてきた。 行かなくて正解だったかな。 個人的な感想は、コースや雪質にもよりますが夏山装備では20㎝前後、最大30㎝の積雪までが夏山装備での快適な登山の限界かなぁ〜

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