活動データ
タイム
08:44
距離
23.1km
のぼり
1539m
くだり
1422m
活動詳細
すべて見る御正体山に行ってきました。私の住処からはあまりアクセスが容易では無いのですが、まあバスに乗っていれば着くのであまり普段とは変わらないのかな。道は全行程安全かつわかりやすいです。ただ、石割山の山頂から下る道が私の靴だと滑ったりしていました。あと、妙に倒木やら折れた枝やらが多いように感じました。最近の台風のせいなのかな? 06:20橋本駅発のバスに乗り込み、三ケ木→月夜野→御正橋、と乗り継いでいきます。最初のバスに間に合えば、後は自動的に終点で乗り換えるだけ(御正橋は除く)ですので、あまりヒヤヒヤすることはないかと思います。 バスを降りて近所のおばちゃ...もとい御婦人と世間話をしながら準備します。どうやらこちらの登山口はあまり人気がなく、たまに人が来ても下りに使われるのが多い、とのことでした。山伏峠あたりから上るのかな? 少しの間車道を進んでいくと、民家らしきものがなくなり、いよいよ登山道に侵入です。最初は沢沿いに上っていくのですが、かなり歩きやすいです。沢を渡るのも一箇所だけだったと思いますし、ピンクテーブがあるのですが、それが不要なレベルで道がわかりやすかったです。これは少々アレな人物である私も安心して歩けるわい、と意気揚々と進みます。 そのまま進むと、「四合目」の石碑、というか柱みたいなものが建っています。あり?一合目から三合目は気づかなかったな。そのまま五合目から九合目まではわかり易い場所にあったので流石に気づきました。このあたりから少し傾斜が増した感じになり、そのままノコノコと六合目を越え、少し進んだ辺りで尾根道に合流します。 うーむ、やはり尾根道はええなぁ。ここからも割と傾斜があるのですが、歩きやすさもあり楽しくノコノコできます。傾斜もあまりアキレス腱を伸ばさない親切設計になっており非常によろしい。あと、地味に「○合目」の道標がいいアクセントになりますね、大体の距離がダイレクトに体感できるのでわかりやすいです。 「...何か最近に比べて今日は妙に歩きやすいな...」などと思いながら歩いていましたが、何のことはない、単に比較的涼しいからでした。夏に「体温を上げないように歩く」というのを心がけていたため、今日もその感じで歩いていたようです。なるほど、このペースがええ感じなのか。などと思いながらモソモソと進んでいると、突然御正体山の山頂にでてきます。この山自体は眺望はないようですので、山頂のお社で今日の無事を祈り先に進みます。 後は下り基調だからなのかな?これまで以上に歩きやすいです。が、何か折れた枝やらが散乱しておる。そう、アレな人物である私はそれに躓くわけです。「左足のカカトと右足の甲で枝を挟んでつまづく」という三歳児みたいなミスを繰り返しつつ先に進みます。あと、小枝とかも散乱しているので靴の中にゴミが入りまくり。もう少し長いパンツを用意すべきでした。 ちょこっとだけ進むと前ノ岳というのがあります。ちょうどええわい、ということでこのベンチでお待ちかねのムシャムシャタイムです。本日はフカフカのドーナツみたいなパンを用意して楽しくムシャムシャやらかしていましたが、何の前触れもなくいきなり豪雨。パンも私の気分もシナシナになってしまいました。急いで木陰に避難し荷物を片付けていると少々小降りになってきたので、パンを食べきれないまま無念のエスケープとなります。 前ノ岳から中ノ岳、奥ノ岳と「ノ岳三兄弟」を進んでいきます。この道もまた快適な道となっており、また樹林帯なので雨を多少防いでくれます。ということで楽しくノコノコ進むわけですが、山伏峠への分岐を越えたあたりに一部ロープが張ってある場所があります。足元が滑る場所なのですが、このロープがなんというか、ユルユルなので、掴んでいても思いっきり滑っていきます。多分ロープをもったまま転ぶ人もいるんじゃないかな?ロープを使う場合はなるべくピンと張って使うように気をつけたほうが良いと思います。もしくは手とかストックを使いながら下りるのが良さげな感じ。 その後はまた快適な道になるのですが、YAMAPに「危険」と記された場所があります。が、これが何処なのかまったくわからんわけです。地図を見た感じ崖っぽい感じなのかな?とドキドキしながら歩いていましたが。ずーっと快適な道でした。「ヤバイ」と感じる場所は冗談抜きで一ミリもありませんでしたので、ここは安心して進んでOK。そのまま枝に足を引っ掛けながら進んでいくと、いつの間にやら石割山に到着です。 この山頂は素晴らしいですよ。山中湖と富士山のデュエットです。が、本日は富士山が雲の中。ただ、雲の動きが早いので少し待ってみることにします。...はい、雲が増えていく一方ザマス。ということで無念の撤退を続けます。そう、わすれていましたが、私は今エスケープ中でした。次なるエスケープ先である平尾山へ向かって出発です。 意気揚々と進み始めましたが、何か道が歩きづらい... なんというか、硬い土の道なのですが、なぜか真ん中が思いっきりえぐれており、さらに私の靴だと妙に滑る、というあまり経験のない感じの道です。とはいえ、ゆっくり歩けばさすがの私でも安全に進めるためヒヤリハット事例は発生せず、ちょっと進むとまた快適な道になりました。あとはそのままノコノコ進めば平尾山に到着です。 うーむ、ここの景色もええなぁ。天気が良ければ富士山がとんでもなく格好良さそう。本日の富士山はご機嫌斜めなようですので、諦めて先に進みます。ここからいくつかの山頂をとおりますが、上りは大体階段になっております。「階段イコール歩きづらい」みたいな印象でしたが、ここの階段は私の歩幅と相性が良いようで、ヒーコラワッショイ言わなくても上っていけました。 そんなこんなでいくつかの山頂を越え、(大平山方面ではなく)東海自然歩道を下っていきます。で、階段をノコノコ下りていくと出てくるわけですよ、「忍野八海」への道標が。まあ、さすがの私もこの名前は知っていますが、それでもこの名前は卑怯なレベルで格好良すぎるやろ... こんなの寄らざるを得ん... そのまま東海自然歩道をたどり、忍野八海へ進みます。東海自然歩道とはいえ単なる街なかなので、少し目立つ... ちびっこが「あっ、登山がいる」と指をさしてきます。丹沢の英国紳士を自称する私はもちろんにこやかに手を振って答えます。刹那、ちびっこはビクッとしておばあちゃんの後ろに隠れます。アレな感じの人物で実に申し訳ない。 そのまま結構な雨の中をノコノコと歩き、忍野八海に到着です、雨なのにメチャメチャ人がおる、さすがや。池をウロウロジロジロと見て回り、少し離れている「一番霊場出口池」に向かっている最中にバスがやってきてしまいました。時間を見るとこれはもしかして最終バスか?ということで仕方がないのでそのバスに乗ってトンズラしました。
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