熊野古道紀伊路(5)…西御坊駅〜紀伊田辺駅

2018.09.10(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 31
休憩時間
54
距離
40.1 km
のぼり / くだり
740 / 735 m
3 44
8
2
48
1 2
49
48
1 6
24

活動詳細

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午前中は雨、しかも豪雨だという。しかし青春18切符今シーズン最終日、残りあと1回残っている。使わなければもったいない。雨雲レーダーを見ると、午後からはそんなに激しく降らなさそうだし、晴れ間さえ見えるような気がする。 紀伊鉄道はこないだの台風でやられて、紀伊御坊から向こうは運転していない。西御坊まで乗るつもりだったが仕方がない。駅から出ると土砂降り。小さな川など氾濫しそうなほど水位が上がっている。塩屋王子でスタンプを押す。 道成寺伝説の清姫が松に登ってみたところ安珍が日高川を渡るのが見えたという遺跡がある。たぶん、ここからだと山が邪魔して見えないのでは、と思ったが、山がなくとも10キロ先の男が見えた。恐るべき視力である。 予想より早く晴れた。上野王子は気がついたら素通りしてしまっていた。津井王子は倒木で参道が塞がっていた。斑鳩王子の階段は川になっていた。切目王子でスタンプ。小休止する。 榎木峠はなかなかの急登。中山王子に参拝、下る道がずっと川になっていた。靴下まで濡れてしまう。 海沿いに出ると有馬皇子の遺跡がある。「家にあれば笥に盛る飯を草枕旅にしあれば椎の葉に盛る」と詠んだのはここなのだというが、それも知らずに素通りして、岩代皇子あたりの案内板で知る。ここから藤白坂まで連れて行かれて殺されてしまうのだから、まあ遠くにまで行かされたものだ。岩代皇子あたりで自動販売機。今回のコースでは自動販売機には困らない。 梅干しの香りがしていて、ご機嫌に登っていたが、途中で道に迷う。砂浜にでても地図にない川があり、しかも橋らしきものもない!仕方がないので渡渉する。まあ、砂浜だし。千里王子からしばらく砂浜を歩く。靴の中にまで砂が入る。遊びすぎた。時間が思ったよりなくなっている。三鍋王子につくと時刻は16時半になっている。ひとり打ち上げしたい酒場が18時に閉まるが、グーグルで調べると7キロちょっと向こうにある。古道すっ飛ばしてグーグルマップの最短ルートで行くことにする。17時20分、芳養王子。スタンプを押す。17時40分、voyage brewing。20分ほどで1パイント飲む。3月にも来たが、今回とてもおいしく感じた。やっぱ旅の楽しみはビールだね。お土産に瓶ビールを買う。ほろ酔いで紀伊田辺駅。時間があったので、残っていた駅弁で夕食。帰路につく。

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