高尾山_南高尾山稜はステキ

2016.01.17(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 15
休憩時間
28
距離
15.3 km
のぼり / くだり
1039 / 1035 m
54
3
16
11
2
2
2
15
1
5
5
11
39
12
7
3
23
2

活動詳細

すべて見る

最良の天候なのに、文蔵はやや遅れて自宅を出ることになる。気ままなハイキングであるものの少しロングコースなので気にしていた。 高尾山口の国道20号から南高尾山稜に入り、草戸山を越えて大垂水峠に抜け、高尾山薬王院までを周遊する。それは、文蔵が密かに考えていた山歩きだった。 車中、どこから山道に取り付くかをスマフォで調べた。割烹橋本屋から入れば、しゃれた道標があって民家の横の細道をのぼることが分かった。それがわかれば楽勝だと思えた。 尾根道の分岐:四辻までが10分。5、6組のハイカー、子供連れ家族と出会う。 そこから草戸山までは多少のアップダウンがあるものの低山ハイキングの高速コースだ。そう、ここは昨年12/23八峰トレイルランコース:34KMの終盤コースである。 冬景色ながら空気が澄んでいる。すぐ北側になだらかな高尾山山稜を樹間に見渡せ、南側には喧騒の街並みが広がっている。ここは「かたらいのみち」とある。夫婦で、親子で、恋人同士で訪れるべき親近感のわく名前である。それにしても対向者が多い。12時を過ぎると、草戸峠が近くなる。そう。もう時間がとうに遅いのだ。 草戸峠も草戸山もベンチで昼食を楽しむハイカーで多い。そして、なぜか年配の団体組がおおい。 文蔵は、「ある写真」の撮影場所を探していた。それは、2015年4月に京王線の主要駅に掲示されたポスターTAKAO大写真である。早朝風景の頂にある電波塔とその右側に薬王院大本坊に明かりがともっている。そして、左側に富士山と大室山が配置されている。その翌月に高尾山をハイキングして、高尾山もみじ台 細田屋のご主人から「それは角度的に草戸山からの写真だ」ということである。それを確認したかったのである。しかし、草戸山からは北側に眺望はなく、角度的に草戸峠からの電波塔がイメージに合うと考えた。でも、高度が足りない。つまり、低すぎるのだ。その結論は、草戸山の北北西の集落梅ノ木平からの空撮写真でなかろうかと推測したのである。釈然といかないが、そう考えざるを得なかった。実際、文蔵がネットでこのコースを何度も調べてそれらしい写真はなかったのだ。 榎窪山がこの高尾山南稜コースのほぼ中間点である。そこから西へのコースは尾根道ではなく、津久井湖を見下ろしながらの長い長い水平道になる。中沢山までの細い山道で、30人と20人ほどの二組の集団ハイカーと対向した。 文蔵はやっとのことでコンピラ山頂上ベンチで昼食休息をとった。かわいそうなことに朝から何もとらずに腹ペコ状態だったのだ。すぐにナッツ類の菓子をゆっくり食べ、大中小のめざし3匹をコンロであぶってつまみ風に食した。そしてメインはモツ煮で、たっぷりの七味をかけていただく。食事のありがたみをひしひしと感じたのだろう。でも、体が冷えてくるので早々に立ち去らなければならない。黒色の軍手もはめようじゃないか。 大垂水峠までは25分。そこは国道20号をまたぐ鉄橋になっていたのでとても驚いた。写真を見てくれ! 安全な登山コースじゃないか。これまで文蔵は、見捨てられた高尾のキツネが国道を横切って反対側の山中に移動するのに不幸があると懸念していた。毎年、とてつもない数のタヌキが犠牲になる。そんな理不尽なキツネにだけはなりたくないと常々考えていたのだろう。 そこから山道をゆるく斜上していくとすぐに林道にであう。林道の沿って進んで、さらに分岐で学習の歩道を辿っていくとると高尾山から一丁平方面への尾根道に飛び出る。ここに抜ければ、もう安心である。高尾山頂上を経由しようが、巻道の5号路を辿ってから薬王院にくだろうが、勝手知ったるハイキングコースである。 暖かくなり、新緑の緑が美しくなるころにまたいこう。こんどは友人と一緒にと考えたのだった。 (コースタイム) 京王八王子(京王線)1052⇒ 高尾山口 1112→ 割烹:橋本屋 1115→ 四辻 1125→ 草戸峠 1205→ 草戸山 1215~20→ 榎窪山 1240→ 泰光寺山 1255→ 西山峠 1300→ 中沢山分岐 1330→ コンピラ山 1340~1410→ 大洞山 1420→ 大垂水峠 1435→ 林道分岐 1450→ 学習の歩道分岐 1505→ 奥高尾巻道分岐 1520→ 高尾山1号路登山口:高橋屋 1625

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。