活動データ
タイム
18:37
距離
35.5km
のぼり
2080m
くだり
2053m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る3連休で行こうと思っていたカムエク。 しかし天気予報では日曜日の天気が良く無い。 最後のチャンスと思って金曜日の仕事を休んで行ってきました。 (1日目) 札内川ダムに到着すると車は1台も止まっていません。 なぜ?地震のあとだから? 不安を感じながらの出発。 七の沢出合まではこの日のために購入した折りたたみ自転車で順調に到着しました。 カムエクの登山道入り口がある七の沢出合までのアプローチは長いです。 ここまでは徒歩では無くて自転車を使った方が良いですよ。 七の沢出合から八の沢出合までは、札内川の広い河原を歩きながら、渡渉したり、巻き道の笹薮を歩いたりします。 数カ所ある巻道は見落とし易いですが、増水していなければほとんどの場所は沢を真っすぐ歩いても通過出来ます。 八の沢出合から三股までは、ちょっと傾斜が増して河原の岩も大きくなり山岳渓流の様相に変化します。 今回は三股にテントを張ります。 川で釣ったオショロコマを焚き火で焼いてビールを飲む。 なんて贅沢な時間!最高の時間でした! 明日のためにも早めに就寝。 この日、空は夕方から曇に覆われていたので星空は諦めていました。 しかし、夜13時頃に目が覚めてテントから外を見上げると満天の星! 前回の北戸蔦別岳の星空も凄かったけど、それを上回る星空でした!! (2日目) 日の出前に目がさめると雲ひとつ無い晴天! 朝からテンション上がります。 はやる気持ちを抑えながら食事と準備をして出発しました。 焦りすぎたのか?寝ぼけていたのか? 1150で早々に道を間違えました。 目の前に大きな岩の壁が立ちはだかります。 急斜面の背丈以上の笹薮を進みなんとか大岩を突破したのですがその先に道がありません。 元来た道を滑落しないように慎重に戻りました。 スタート直後なのに、ここで体力を使い果たし、さらに1時間のタイムロス。 さらにさらに、お気に入りのサングラスも無くしていまいました(>_<) カムエクの手痛い洗礼を受けましたが良い教訓となりました。 その後は慎重にルートを選び、迷いやすいY字等は無難に通過しました。 急登を這い上がるように登りつめて八の沢カールに到着したときは、素晴らしい景色に今までの苦労が報われたことを実感しました。 カールからは、熊の掘り返しと糞地帯を抜けて、稜線へ出ます。 山頂手前では、我々が道をロストしている間に先に山頂へ到着して下山してきた3名のパーティーとお会いして少し会話。 疲れ果ていたのですが、こんな時に楽しくお話が出来るとなぜかまた力が湧いてきます。 山頂からは日高の山々が全て見渡せる絶景が広がっています。 2週間前に登った幌尻岳はここから見ても迫力のある山容です。 風も無く穏やかな山頂で十分に景色を堪能してから下山しました。 下山途中でどこかで見たことのある男性とスライドしました。 あとで我々のテン場でお話してわかったのですが、5月に安足間のバックカントリーでご一緒したたヒッキさんでした。 感動の再開でした♪ この日は珍しく夕方になっても雲がありません。 満天の星空を眺めながらの盛大な焚き火、なんとも素晴らしいシュチュエーションです! いつまでも星と焚き火を眺めていたかったのですが、疲労と睡魔に襲われ、ほろ酔い気分で寝袋に潜り込みました。 テントの明かりを消した瞬間、秒殺で眠りにつき、朝まで爆睡でした。 (最終日) 二晩過ごした最高のテン場を名残惜しみつつ下山開始。 駐車場には午前中に戻ることが出来ました。 下山後は忠類村へ移動して ナウマン温泉、 食堂このみ、忠類牛ハンバーグ定食300g、美味かった♪ 明るいうちに札幌に到着。 今回は、3日間とも天候に恵まれて最高の状態でカムエクを登ることが出来ました。 この山は余裕を持ってのんびり山の時間を楽しむのが良いと思います。 カムエクの魅力を充分に味わうためには2泊をお勧めします。 同行していただいたKAZさんに感謝です! 今回、靴は最初から最後までフェルトソールの沢靴で歩きましたが全く問題無く歩き続けることが出来ました。 念のためトレランシューズも持って行ったのですが、使ったのはテン場でサンダルがわりに履いただけでした。 ※GPSの軌跡は2日目までです
動画
メンバー
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