大阪泉南編 久米田寺 ノルディック

2018.09.18(火) 日帰り

活動データ

タイム

02:22

距離

5.3km

のぼり

38m

くだり

35m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 22
休憩時間
13
距離
5.3 km
のぼり / くだり
38 / 35 m
1 46
31

活動詳細

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久米田寺~久米田池(左回り)~久米田寺 今日は、大阪府岸和田市にある久米田寺とその近隣にある久米田池をポールを持って散策してみました。 久米田池自体は、ゆっくり歩いても1時間かかりませんでした(私で50分くらい)。 池に添って遊歩道が整備されているので、迷う心配も車を気にする事もありませんでした。道もほぼ平坦で地元の散歩コースとして親しまれているようです。 ノルディックウォーキングを始めたばかりの人、体力に自信のない人に特に勧めたいコースになりました。 久米田池(くめだいけ)  大阪府内最大の面積をもつ久米田池は、岸和田市池尻町と岡山町にまたがり、広さ45.6ha、周囲2.6km、貯水量万トンのため池である。 農業用水として80haもの水田をうるおしているとともに、風致地区にも指定されるほど美しい景観を呈している。また、養魚もおこなわれており、冬期には水鳥が飛来するなど、豊かな自然資源としても貴重な存在となっている。  久米田池の築造は、奈良時代にさかのぼる。行基年譜によれば、神亀2年(西暦725年から天平10年(西暦738年)の14年の歳月をかけて完成した。 当時、久米田池北西に位置する八木郷一帯は、水量の少ない天の川に頼っており、干ばつに悩む農民を見て、聖武天皇が行基に命じ開削したとある。  その後、岡山町よりの物部田池と当時の小さな数個の池を集めて、現在の大きな久米田池にしたと伝えられている。 2010年(平成22年)3月25日に農林水産省のため池百選に選定され、2015年(平成27年)には国際かんがい排水委員会によるかんがい施設遺産にも登録された。 久米田寺(くめだでら) 久米田寺は、大阪府岸和田市池尻町の久米田池の北西にある高野山真言宗の寺院。 山号は龍臥山(りゅうがさん)。院号は隆池院(りゅうちいん)。 つまり、正式には「高野山真言宗 龍臥山隆池院 久米田寺」となる。 本尊は、釈迦如来。 現在は、久米田寺境内の周囲にある5ヶ寺(阿弥陀院、華厳院、五大院、多聞院、明王院/五十音順)が2年交代で管理している。 ちなみにそれぞれの本尊は、阿弥陀院は阿弥陀如来、華厳院は愛染明王、五大院は不動明王、多聞院は毘沙門天、明王院は不動明王 である。 また、明王院は本尊(本堂)とは別に融通堂というお堂があり、その本尊が宝生如来である。 明王院では融通さん(なんでも融通が利く仏という事。ちなみ融通念仏とは一切関係ない)と慕われ祀られている。 開創は、聖武天皇の勅命により行基が開削指導した久米田池を維持管理するため、 天平10年(738年)に行基によって創建されたと伝えられる。 平安時代になると奈良興福寺一条院の支配下であった。平安時代後期、承久の乱により武士が乱入し荒廃した。 鎌倉時代に入り安東蓮聖によって再興された。 室町時代になると足利尊氏・直義兄弟により全国に設けられた安国寺のひとつに指定された。 南北朝時代に入ると応仁の乱で当寺も寺領を脅す事も多かったが、南北朝時代の歴代天皇、皇族の帰依も深く、楠木正成とも密接で手厚い保護が与えられた。戦国時代の久米田の戦いや、安土桃山時代、織田信長の高屋城の戦いの兵火等によりほぼ焼失したが、永保2年(1674年)には復興した。 宝暦年間(1751年~1763年)に修理、明和7年(1770年)に本堂の再建、大正8年(1919年)本堂の大修繕を行うなどした。 昭和14年 (1939年) に、大阪府の「史跡・名勝」に指定され今に至る。 桜の季節には、花見の名所となる。 毎年4月21日には、縁日が出て、「21日のおだいっさん」と親しまれている。 また毎年10月に久米田池を開削した行基への感謝の意をこめた「お礼参り」という行事あり、その主役は有名な岸和田の「だんじり」である。久米田池の恩恵を受ける八木地区の全町と山直地区の田治米町・今木町の「だんじり」が、一斉に境内に乗り入れ、行基堂前に集合し奉納、そして順次「だんじり」が市内に向け出発、祭りが始まるのである。およそ1300年を経ても行基への感謝の念が地元の人々に受け継がれている「お礼参り」、行基の偉大さが成せるところである(今年は10月7日との事)。 境内拝観自由(無料)。 駐車場無料(但し、10台くらいしか停めれないのでウォーキングする場合、平日に行った方がいいだろう)。 ちなみに、久米田池の北側の運動公園にも駐車場あり。 今回は、縁あって知り合った明王院の副住職さまに境内を案内して頂きました。 また、明王院内で取材した折りに御住職さまも見られ、いささか緊張しましたが、久米田寺の歴史や良さをお伺いました。 副住職さまより 「明王院では毎月11日11時から、融通堂にてお勤めをします。ぜひ、足を運んで下さいませ。 また、近くに久米田池の遊歩道もありますので、運動ついでにお参り頂いたら幸いです」

岸和田市 本日のスタート。久米田寺山門。
本日のスタート。久米田寺山門。
岸和田市 山門から交差点を渡ると、久米田池があります。今日は、左回りにしました。
山門から交差点を渡ると、久米田池があります。今日は、左回りにしました。
岸和田市 振り返って。
振り返って。
岸和田市 トイレ。
トイレ。
岸和田市 今の展望所。
今の展望所。
岸和田市 風景はきれいなのですが、あくまで池なので
水は濁って…だれだ!ゴミを棄てたやつは!
風景はきれいなのですが、あくまで池なので 水は濁って…だれだ!ゴミを棄てたやつは!
岸和田市 お寺にも停めれますが、ここに停めれます。
お寺にも停めれますが、ここに停めれます。
岸和田市 ゲートボールのようです。
ゲートボールのようです。
岸和田市 こっちは、野球場。
こっちは、野球場。
岸和田市 鳥たちの憩いの場。
鳥たちの憩いの場。
岸和田市 あれも憩いの場のようです。
あれも憩いの場のようです。
岸和田市 ん?
ん?
岸和田市 微妙ですが、舟が動いています。私は動いてません。
微妙ですが、舟が動いています。私は動いてません。
岸和田市 あれは、なんでしょう?
あれは、なんでしょう?
岸和田市 遠くに久米田寺が見えてきました。
遠くに久米田寺が見えてきました。
岸和田市 台風21号は、凄まじかったです。お寺も被害を受けたようです。
台風21号は、凄まじかったです。お寺も被害を受けたようです。
岸和田市 木が苦しそう。
木が苦しそう。
岸和田市 文字は、拡大してご覧下さい。
文字は、拡大してご覧下さい。
岸和田市 帰ってきました。
帰ってきました。
岸和田市 お寺の隣に資料館もあります。ただ、今日は休館日でした。
お寺の隣に資料館もあります。ただ、今日は休館日でした。
岸和田市 まもなく、だんじり祭です。
まもなく、だんじり祭です。
岸和田市 山門にて、ただいま。
山門にて、ただいま。
岸和田市 トイレと看板。
トイレと看板。
岸和田市 拡大してご覧下さい。
拡大してご覧下さい。
岸和田市 茶室。今日は、貸出中で入れません。
茶室。今日は、貸出中で入れません。
岸和田市 久米田寺金堂(隆池院本堂)
久米田寺金堂(隆池院本堂)
岸和田市 大師堂。
大師堂。
岸和田市 面会まで少し時間があるので散策します。
面会まで少し時間があるので散策します。
岸和田市 大塔の周囲には、八十八ヶ所霊場があります。あれ?一番は?
大塔の周囲には、八十八ヶ所霊場があります。あれ?一番は?
岸和田市 何故かここに、手水鉢がある。
何故かここに、手水鉢がある。
岸和田市 あとで、明王院の副住職さまに確認するとぽっくり地蔵と同じ意味だそうです。
あとで、明王院の副住職さまに確認するとぽっくり地蔵と同じ意味だそうです。
岸和田市 隣には世直し地蔵。
隣には世直し地蔵。
岸和田市 行基を祀る開山堂。
行基を祀る開山堂。
岸和田市 観音堂。
観音堂。
岸和田市 五大院。
五大院。
岸和田市 華厳院。
華厳院。
岸和田市 阿弥陀院。真新しい。
阿弥陀院。真新しい。
岸和田市 ログハウスのような。
ログハウスのような。
岸和田市 明王院山門。
明王院山門。
岸和田市 正面からは寺名がわからないが、石碑の側面に書いてある。堂々と名乗ればいいのに。
正面からは寺名がわからないが、石碑の側面に書いてある。堂々と名乗ればいいのに。
岸和田市 山門に入ると仁王さまが正面から迎えてくれる。
山門に入ると仁王さまが正面から迎えてくれる。
岸和田市 毘沙門堂
毘沙門堂
岸和田市 毘沙門堂山門を振り返って。参道が素晴らしい。
毘沙門堂山門を振り返って。参道が素晴らしい。
岸和田市 境内の南側にある戦没者供養塔の石碑。
境内の南側にある戦没者供養塔の石碑。
岸和田市 戦没者供養塔。
戦没者供養塔。
岸和田市 あれ、こんな所に路地が…。まだ、時間があるので探索開始。
あれ、こんな所に路地が…。まだ、時間があるので探索開始。
岸和田市 路地を抜けると道を挟んで丘がある。古墳かな。
路地を抜けると道を挟んで丘がある。古墳かな。
岸和田市 また、西の門より戻る。
また、西の門より戻る。
岸和田市 聖天堂。
聖天堂。
岸和田市 そろそろ時間なので、明王院の副住職さまとの面会に向かいます。
そろそろ時間なので、明王院の副住職さまとの面会に向かいます。
岸和田市 ここが一番札所のようです。面会後、見つけました。大塔の入り口の右にありました。
ここが一番札所のようです。面会後、見つけました。大塔の入り口の右にありました。

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