赤岳（美し森から）

硫黄岳から、ガスの合間にちらっと見えた赤岳（多分）がかっこよすぎたので、今回のメインは赤岳に決定。あえて山梨側から。駐車料金無料だし、空いていそうだし。 なかなか長そうなコースなので3時起き。支度と移動で5時スタート。駐車場にいたおじさんおすすめの真教寺尾根の方に（短いほうで行こうと思っていた）。ヘッデンはものの5分で不要になった。 ガサガサ音と共に目の前に獣が出て去っていった。もしや、カモシカさん？かわいかった。 その後、サクサク進んだ。なんだもうすぐじゃんと思ったところから進まない。急傾斜は地図上動いている感なくてツライ。鎖場は、鎖から少し離れたところのほうが登りやすかった部分が多かった。 頂上付近、長野方面からワラワラと人が登場。おおお。やっぱり人気なんですなぁ。 小屋にヘリが来そうなのでおにぎり食べたり買い物したりして小一時間待ったけど、来ないので下山……してたら来たよ。むむ。 頂上の景色が長時間堪能できてよかったんだい！ ガスが晴れている時間も長く、阿弥陀とか、尖った岩？なども堪能。 帰りは県界尾根から。鎖に振り回されながら、落石も多数発生させつつの無様すぎる下山。自分、どんくさすぎる。それでも他に人がほぼいなかったので、迷惑をかけずにすんでよかった（そういう問題でもないような……）。前日、唯川恵さん「淳子のてっぺん」を読んでいて、岩から落ちて気絶する描写などあったものだから、いつもより慎重になったつもりでドツボにはまってしまった。 下りてから、もう一度美し森山へ登山。思ったより早く頂上に着いてしまい、九時に昼食を食べたのでお腹が減った。下山中ずっと頭の中を占めていた日本一のソフトクリームを食べねば！ 疲れた体と暑さのせいか、本当に日本一……だったと思う。注：駐車場のじゃないですよ。木道を登ったところですよ。 夕ご飯は前回気になっていたSS食堂のジンギス定食。野菜が多くて旅中にはうれしい。 お風呂は木曽　清雲荘にて。お風呂も源泉掛け流しにほぼ貸し切り状態でよかった。 職場の人に登頂写真を送ったら、「半分、青い　じゃない空ですね」とのこと。いいお天気でよかった！そして体は「全身、痛い」。