突然に 秋の香りに包まれた

2018.09.20(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 45
休憩時間
14
距離
3.2 km
のぼり / くだり
263 / 260 m
3
27
11
35
3

活動詳細

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いつもの コーヒーのための水汲みに 昼から雨の予報 何とかなるかな、と 円良田湖から陣見山への最短ルートを選び 農産物センターへ駐車 なんだろう…? 懐かしい感じがする… まるまると太ってずっしりと重い ミョウガを一袋 手に取り レジに。 車を駐車させてもらう了承を得る 3時に閉まるから それまでに帰っておいで☺️ 20年前のばあちゃんも こんな風だったかな…と思うような 手ぬぐいを被った 売店のおばさんに見送られ出発 ほとんど歩く人もいないのだろう 蜘蛛の巣だらけ 藪と化した草っ原を 長い棒を振り回しながら進む そうでもしないと 蜘蛛の巣にかかって 蜘蛛の餌食になってしまうかもしれない 笑 栗🌰の木の下を通り かんぽの宿から登ってくる きれいな登山道に合流する 急な階段を登りあげると 後ろに波久礼駅方面が見える 虎ヶ城跡に着く どっしりとして立派な四阿からは おそらく…高崎方面か?見晴らせる 風が吹き抜ける 静かで落ち着く場所だ そこから2キロ先の陣見山に向かうが すぐに雨が降り出した カッパは持っているが無理をする必要もない 引き返した 復路で 出発の時に覚えた 懐かしい感じの理由がわかった 金木犀だった あたり一帯を香りが包み込み とてもしあわせな気持ちになっていった 2週間…花が散るまで ここに居たい☺️ 母方のばあちゃんは 今101歳 老健にいるばあちゃんのキーパーソンは私… じいちゃんを戦争で亡くし 同居していた1人娘の母を ガンに奪われ 母の葬儀の翌々日 父も旅立った それから3か月が過ぎるころ 金木犀の下で たったひとりきりの庭で ばあちゃんは低く地鳴りのような声で 歌を歌い始めた 東北の震災の年だった わたしの頬を両手で挟んで ニコニコ顔で迎えてくれる 自分の食事をスプーンですくって 食べるかい?と差し出してくれる 厳しかったばあちゃんも 今はとても優しい

メンバー

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