活動データ
タイム
12:32
距離
17.2km
のぼり
2374m
くだり
2355m
活動詳細
すべて見る沼平 椹島・二軒小屋間の自転車の通行は可能だと知ったときからいつか行きたいと思っていた南アルプス南部の山々。今回は赤石岳、調子が良ければ悪沢岳まで回って日帰りしようと考えました。 前日の21時頃に駐車場に到着。三連休の中日ということで、夏季臨時駐車場はかなり埋まっているようでした。今回はバスではなく自転車で椹島まで行くので、そのままゲート前の駐車場まで。こちらも結構停まっていましたが、あと10台くらいは停められそうでした。 0時まで仮眠を取って、1時に出発。想像していたよりはるかに未舗装のダート道でMTBが大活躍。ライトの光を頼りに終始徐行運転でした。2時間かかって椹島到着。3台くらい自転車停まってました。 3時から元気よくスタート、と行きたいところでしたが、前日までの無理が祟ってコンディション最悪(笑)。朦朧となりながら10歩歩いて休憩みたいなのが続くため、途中で仮眠をとりつつ進みます。このままだと周回どころか赤石岳登頂も諦めかと思いつつ、2,000m手前で夜明け。木々の間から射す朝日の温かさに元気をもらい、とりあえず小屋までは頑張ろう。その後何とか持ち直して小屋に到着。ピストンならまあまあ時間に余裕があるようなので補給したり無名三角点を見に行ったりしてから出発。ここからのC.T.は3時間なので往復したら昼過ぎには小屋に戻ってこれる計算です。 富士見平までの道あたりからナナカマドが紅葉してました。続いて大倉尾根、沢筋をトラバースしながら最後は稜線に乗り上げます。この日は快晴で、静岡県側は無風。彼岸に入ったし、もう少し涼しいかと思いきや夏の暑さで疲れた体に堪えます…。稜線に出ると長野側から吹く風で一気に汗が冷やされ、急いでソフトシェルを羽織ります。その後は稜線の草紅葉を楽しみながらなだらかな山頂へ。今まで登ってきた3,000m峰の中では一番嫋やかな山頂でした。若干雲もありますが富士や北部南アルプス、中央アルプスの眺めが良く、北アルプスも薄っすら見えました。避難小屋で昼食を食べ、風を凌げる場所でお昼寝したら下山です。 トラバース道にはサイズ大きめの岩があったり、足場が掛けてある場所があったりしますが、危険箇所と言うほどのものは無いです。暗くなる前に林道を走りたいので早足で下山し、椹島ロッジでコーラを購入。自転車は煙たがられるかと思いきや、皆さん色々声をかけて下さいました。ロッジの人が教えてくれましたが、自転車を掛けておくスペースもあります。林道の帰りは明るいのと、緩やかに下っていることもあって1時間半足らずでゲート到着。ただし服もMTBもドロドロです(笑)。 下山後の温泉は白樺荘が近いのですが外来入浴が18時まででギリギリアウト。接岨峡温泉の「せっその湯」へ行きました。小さめのお風呂で露天風呂とか無いですが、湯加減も丁度よく、心地よい滑り感があって時間さえ許せばいつまででも入っていられるような温泉でした。さぁ、帰ったら愛車を洗いましょう。
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