日高幌尻岳 、夫婦想い出登山〜7つ沼カール底泊

2018.09.23(日) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 59
休憩時間
1 時間 6
距離
11.2 km
のぼり / くだり
1617 / 681 m
4 29
42
1 9
DAY 2
合計時間
6 時間 45
休憩時間
1 時間 12
距離
10.5 km
のぼり / くだり
451 / 1594 m
32
4 4

活動詳細

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三年前、幌尻岳山行途中で、いちにいさんと出会った。 その後、山友を経て結婚した想い出の幌尻岳。 再訪したいと思っていましたが、二年前の台風でチロロ林道が閉鎖され、再訪出来ずにいました。 林道が開通した今年、想い出の地を二人で登山する計画をたてていました。 出来る限り、三年前と同じ日に登りたかったのですが、天気が不安定で、山行すら危ない状況となってしまいました。 日帰りピストンでいける所まで、とも考えギリギリまで天気予報とにらめっこ。 予報では、幌尻岳が晴れる時間は、24日早朝3時間程度となっていました。 この時間ではピストンは無理と判断してテン泊としました。 23日、登山口6時半スタート。先行者はかなりいる様子。 ニノ沢途中で下山してきた、知り合いの方から、先行者に7つ沼カール泊される方がいるとの情報を、いただき、心強くなります。 ニノ沢を遡り尾根取り付きまで何度も渡渉、滝が近づいて、いよいよ尾根取り付き〜と思ったところで、足を滑らせスッテン!背中から 全身すっぽり水の中に。 ニノ沢の茶色い石はよく滑ります。泣Σ(゚д゚lll) 転んでポールを離したので、ポールがプカプカ下流へ流されます。 いちにいさんにポールを拾ってもらい、事なきを得ました。 ドボンの後は、急に身体が重くなり、ヌカビラ岳までの急登が酷く応えました。(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ 急登はヌルヌル滑り、草や木を掴みながら登ります。 何とか、稜線に出ると、ガスガスと強風。 ここまでは折込済みですが…(〃ω〃) 途中で、7つ沼に泊まる予定の方から7つ沼で、まだ水が取れるとの情報をいただき、戸蔦別の急登手前でせっかく運んで来た水を放水。 「後で痛い目に遭うとは、この時は知らず (〃ω〃)」 北戸蔦別を過ぎると、視界が開け、ピパイロ、伏美の稜線が綺麗に見え日高らしい景色が目の前に‼️ 当初、北戸蔦別の山頂にテン泊なども考えましたが、強風で諦めました。 視界の悪い戸蔦別岳も早々に降りて、7つ沼カール底へ急坂を慎重に降ります。 テントを設営し…さて水汲み… ところが、水場には飲めそうな水がありません! しばらく探し回りましたが、見つからないので、仕方なく、絞り水をすくって、浄水し何とか確保しました。が… 匂いがあり、生ではとても飲めません。 翌日の行動に不安が… 早めにテント⛺️で睡眠。本日のテン泊は4組なり。カールは鹿🦌のフンだらけ、寝床も沢山あり ます。勿論羆さんが働いた後も多数‼️ でも、この時期はカールには羆さんは来ない‼️ と、勝手に決め込んでいるゆっきー! 夜半からカール底もかなりの強風となり、テントのバタつきで、いちにいさんはあまり眠れなかった様子。 脳天気なユッキーは? ガーガー、イビキをかいて、爆睡! SOLのインナーシート袋のおかげで寒さも防げ快眠しました〜。 翌日、テント⛺️から出ると、ガスガスで幌尻岳の肩は見えません。 他のテン泊者の方から、天気が崩れるので早く下山するとの情報もあり、我らも早々にテントを撤収。 帰りも一番乗りでカールを登ります。 電波の届くコルで天気を確認すると、幌尻岳の晴れ☀️は8時前後のみとなっていました。 これで、諦めがつき、戸蔦別の急登を登り返します。 逆さハイマツ帯に苦しみながらも、ほぼコースタイムでヌカビラ岳まで戻ります。 途中、北戸蔦別山頂にテン泊した二人の若者とスライド。強風の山頂にテン泊とは、凄いなーと感心しながら見送り。 ヌカビラ岳を過ぎ、いちにいさんと出会った場所で自撮り🤳 下りは、滑るのでゆっくりゆっくり。 トッタの泉でやっと水を補給して、ニノ沢へ。 今年からフライフィッシングを始めた我ら夫婦、川の中が気になります。 水の中を覗くとオショロコマがたくさん‼️ 二岐沢からはキノコ探しをしながらトボトボ。 漸く、登山口まで帰りました。 日高高原荘でゆっくり温泉に浸かり、長かった山行を締めくくりました。 幌尻岳山頂は踏めませんでしたが、重たい荷物を担ぎ、紅葉🍁の七つ沼カールでのテン泊は二人の良き思い出となる山行となりました。

メンバー

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