活動データ
タイム
33:26
距離
40.8km
のぼり
4078m
くだり
3910m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る四日目 9月21日 昨夜から雨はやまずずっと降り続いている。5時半起床のタイマーをセットして寝ていたら時計に起こされて起きた。急いで食事を済ませ濡れた衣類などを袋に詰め、紐で小さく締め付けザックの中にしまった。ここから平の渡し場までは2時間のコースタイムだ。雨の中、合羽姿で歩くとこのコースは昨日と同じように凄いコースだ。途中丸太で作った、崖から張り出した木ハシゴや沢の上の橋等、普通のとび職にはとても架ける事ができないような足場が延々と出てくる、どうやって作ったんだ。一箇所壊れていたら前進は不能だろう、戻るとしたら大変なことになるだろう等、想像しながらの山歩が続く途中若い夫婦組に追い抜かれた。また、昨夜一緒だった東京からの男性にも抜かれた、どうせ船の時間は一緒だから慌てずに歩いた。平の渡し場へ降りるはしごを下ると湖岸には何も無く石の上に腰掛けて40分ほど周りの方と話し込みながら待った。針ノ木避難小屋はこの先20分ほどの所のようだ。当初の計画は針の木谷を歩き船窪分岐より船窪岳へ上がる予定にしていたが雨の為や、ここまでの山歩の疲労により意欲消失で計画を変更した。今の時期だと早朝の渡渉はザブザブ水に使って歩くと出た後の冷たさが身に凍みる事だろう。日中になると冷たさも耐えられると思うが夏の方が無難か。10時過ぎに船はやってきた、定員12名ライフジャケットを付け、名簿記入後時間通りに出航した。田中陽気氏の話が出た、船の上で涙を流していたと言う。泳いで渡ってはだめかとの話は出なかったようである。下船後、ロッジくろよん目指して歩いた、水は小さな沢が何箇所もあったので水の補給は楽だった。雨の日で無いと流れていないかもしれないが、大きな沢は数箇所あった。 ロッジくろよん到着は午後2時半頃少し休憩してでる。黒部ダムには3時頃に到着した。関電トロリーバスへ行くと体が濡れているので注意をされたので、ザックカバー外す、ズボンとジャンバーを脱ぎ半そでのTシャツを着た。ストックも仕舞って欲しいとのことだった。バスの時間は3時35分15分くらいで扇沢へ到着とのこと。料金1540円、扇沢へ着くとタクシー乗り場に向かい居なかったので電話で送迎をお願いした。七倉ダムまでのタクシー料金は6500円だった。到着午後5時頃、七倉山荘で温泉(入浴料650円)に浸かり、5日間の垢を落とし車中泊とした。 明日は土曜日で3連休の為か午前0時頃になると4時頃までの間に車が40台近く駐車場に入ってきた。天気の良いことを祈ります。
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