知床硫黄山 テント泊

2018.09.23(日) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 39
休憩時間
24
距離
6.0 km
のぼり / くだり
1324 / 221 m
DAY 2
合計時間
8 時間 7
休憩時間
2 時間 13
距離
8.8 km
のぼり / くだり
503 / 1611 m
2 15
2 56
14
6

活動詳細

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一度は行きたい山の1つ知床硫黄山にアタックするチャンスが訪れました。 相変わらずの仕事の忙しさに負け早朝出発出来ず、出掛ける間際に仕事の電話となかなか札幌を出れませんが割りきって出発。 とりあえず網走方面へ。 天気予報を考慮して日月のアタックとすることにしていたためとりあえず網走観光として天都山の流氷館を見学、サンゴ草の見学、網走の回転寿司のビックサンで夕食…どうしてもハモが食べたくて…はしごしていつものかに源でハモを食らう、そして浜小清水の原生亭で温泉、小清水道の駅で車中泊し翌日へ備えました。 日曜は早朝に斜里岳の麓の来運神社の湧水をいただき、登山の無事を祈願し一路カムイワッカへ… 少し出遅れぎみですが登山開始! しかし日頃の疲れと最大の敵である暑さ、テン泊装備の重さ、身長以下のハイマツとの戦いで一時間も経たないうちに瀕死の状態まで疲れ果てる(笑) 放心状態で何とか登って行くと涼しくなり、景色が開ける枯れ沢に出ました。 ここではひたすら枯れ沢の岩をよじ登る。 水が流れてたらなかなかの滝になりそうな段差も乗り越えて登り続け硫黄山登場! ……ガスってる💢 ガスの時に登っても意味がないので本日はパスし好天予報の明日に延期し第一火口のテン場を目指すことにしました。 しかしテン場への分岐までの道のりはガス。 分岐からもガス… 地図を見るとかなり下る… そんな時に非公式だが誰かがテント張った事が絶対にあるスペースを見つけここに張れば明日の行動が楽に………いやここは世界遺産…余計なことしてやんややんや言われたくないと大葛藤(笑) 結局第一火口へ下ることに。 その道中は見えない景色、テン場の状態に不安しかない状態 そして疲れもあり絶望感が出始めたその時… とんでもない絶景の中に見えるのはフードコンテナとテン場… 当てたぞ❗と歓喜。 しかし誰も居ない(笑) しかし不安を消し去る景色とロケーション。 早速テント設営、白米を炊き、ジンギスカンを食らう。 熊なんて関係ないと口では言いつつ音楽を鳴らし対策を!(笑) ジンギスカンの匂いに熊がつられる事もなく無事食事を終えました。 そして日頃の疲れもあり即就寝。 ここからが長かった… 21時頃ふと目が覚める。 キューキューと音波の様な鳴き声が響く… しかし足音はしない… 鳥?コウモリって鳴き声聞こえたっけ?と考える。 21時半…オーーンと遠吠えが響き渡る… テントの中で心臓に激痛が走るほどビビる 即音楽を鳴らし存在をアピールする(笑) そこから23時まで寝れない時間を過ごす。 たまにホーホーやらキューキューやら鳴き声にとにかくびびる(笑) 音楽はあまり深く考えないようにしようと岡崎体育と銀杏BOYZを流していた。 あまり深く考えなくていい歌詞でいつの間にか眠りに落ちていた。 4時空が明るんで来たのでテントの撤収やらを始める。 結局遠吠えの主は分からず。 5時の日の出と共に行動開始! 目的地は知円別岳。 本来は二ツ池キャンプ地が昨日の目的地であったが私の力不足でたどり着けなかった。 とりあえず途中まで景色を見に行くことに。 知円別岳までの道のりは愛別岳の様な砂地の細尾根。 そこには最高の景色が待っていました。 知円別岳登山道無くて登れませんでしたが、景色で相殺以上の価値がありました。 戻って昨日キャンセルの硫黄山も登り帰路へ 無事にカムイワッカへ下山出来ました。 知床硫黄山ですが上級者向けと感じました。 ガイド本には上級者向けと記載されている山はありますが登った事の無い日高山脈の山を除くと、羅臼、トムラウシ、大雪より難しいと感じました。 芦別旧道の次点でしょうか。 とにかく道標がありません。 自分自身でルートを把握しなければいけない、ガスったらおっかないと思いました。 硫黄山の取りつきもガレ場ですが他の似たような山より浮き石や動く岩が多く恐怖を覚えました。 むやみに行きたいからと手を出すレベルの山では無いと思いました。 自分も実力をもっと付けないと、天気悪くなったときまずいと思いました。 恐らく今回で夏山は一段落と思ってます。 ちなみに30代初登山で知床硫黄山で充実感がありました。

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