活動データ
タイム
05:17
距離
12.5km
のぼり
714m
くだり
712m
活動詳細
すべて見るいつも、ありがとうございます🍀 24日(祝)の月曜日、 妻と世界遺産の奈良『吉野山』に登って参りました。 1週間前に三輪山を霊山登山した妻が、 『なんか調子が良い〜!体調だけじゃなくって、職場でも全てが上手く回るし、社内でもお客さんでもみんなが優しくて優しくて。プライベートでも何か運が良くて! ねぇ〜また、どっか霊山へ連れてって〜 』 と言うので、妻の条件、 ①そんなにハードじゃない霊山。 ②お店があって美味しいご飯がある。 ③強い神様・仏様がお見えの霊山。 なんと贅沢な😓苦笑 という事で、直感的に吉野山に連れて行く事にしました🌿 識子さんの書籍・ブログをお読みの方々には有名な霊山ですが簡単に。 吉野山は大峰山を経て熊野三山へ続く、 山岳信仰・修験道『大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)』の最北端の山。 7世紀(飛鳥時代)に実在・活躍した、 『役小角(えん の おづの)』は葛城山・大峰山で修行を重ね、山上ヶ岳で金剛蔵王大権現を感得し、 この吉野山に蔵王権現を本尊とする、 『金峯山寺(きんぷせんじ)』や『大峯奥駈道』を開き、修験道の総本山です。 この吉野山から、熊野本宮大社さんまでの 1,000〜1,900m級の険しい峰々を踏破する約80キロにも及ぶ大峯奥駈道。 つまり、この吉野山は、 『修験道』の入り口にあたる地という事です。 さて、 駐車場から登って行くと、 パスタにcoffeeセットのお店などもあり、 わたしが10年ほど前に来た時とは全く違う状況にびっくり😅💦 お店の立ち並ぶ参道を抜けて進むと、 先ずは金峯山寺 国宝の大きな仁王門が目に入ってきて圧倒されます。 修復中でしたので、喜んでほんの少しでしたが寄付させて頂きました☺️ 本堂である『蔵王堂』。 500円の拝観料を払い、中に入って行くと、向かって右奥の角に大きな仏像があります。 正式名称を『木造蔵王権現立像(もくぞうざおうごんげんりゅうぞう)』🌿と言って、権現様となっています。 像自体は、蔵王権現のお姿であり、 左手で印を組み、右手に仏具をお持ちです。 実際には、"お不動様としっかり繋がっている『仏様』"であり、人間が作った単なる『仏像』ではありません❗️ 不動明王は普通剣と縄のような羂索(けんさく)を持物(じもつ)として持っていますが、 この木造蔵王権現立像はどちらも持っておらず、見た目はお不動さんではありません。 ありませんが! わたしも蔵王堂のご本尊が開帳されている時に行ったことがあり、ご本尊三仏を実際に拝んだ事がありますが…… やっぱり断然、右奥のお不動様の方が上です❗️ しかも、普通のお不動様とは違い、 仏様なのに山神様の波動も放っています🌿 これは1,300年以上、吉野山の山神様に仕えていて、このような存在になったんだと思われます。 識子さんが、 『助けて〜、お不動様!』 とお呼びすると、すぐに駆けつけて助けて頂けるお不動様。 それが、この金峯山寺の権現お不動様。 とてもお強くて、神様の波動も持っている非常に珍しい不動明王。 よく話し、性質も朗らかで大らかなお不動様。 まだどこのお不動様ともご縁がなく、 ぜひ不動明王にご縁をもらいたいという方には、自信を持っておすすめできる、 蔵王堂の権現お不動さんです🍀 さて次に、 奥千本の方に進んで行きます。 吉野山の最深部には『金峯神社(きんぷ)』 があります。 一番奥にある神社だから、吉野の山神様はそこにお見えなの?と聞かれれば…… 違います❗️ 上千本の 『吉野水分神社(よしのみくまり)』さんの方です🌿 小さな境内ですが、水分神社さんの門をくぐったところで、あ!山神様だ!と瞬間的に分かるほど、境内が高波動に包まれています。 清々しさ、スカッと感が半端なく、 非常に爽やかです🌿 ちなみに、秀吉さんはこの水分神社さんで実際に子宝祈願をしています。 そして願いは叶えられ、めでたく秀頼さんを授かります。 秀吉さんは願掛けが叶ったら神社を再建する、と約束していたそうで、現在の社殿は慶長10年(1605年)に秀頼さんによって創建されたものです。 吉野の山神様は、ここでお呼びするとすぐに来てくれます🌿 来てくれますし、話し掛けると全て山神様に全て届いてます🍀 一生懸命登って最深部にある金峯神社まで行かなくても、山神様としっかり繋がれる場所ですので、吉野の山神様に願掛けしたい方は、こちらでする方が良いかと存じます☺️ ちなみに吉野の山神様は、 非常に性質がほわわわわわわ〜として、 穏やかであたたかい山神様です🍀 この性質の山神様に仕えてきた、 金峯山寺の蔵王権現お不動様が、 朗らかで大らかな不動明王となったのも十分納得いきます☺️ さて次に、 どうしても見てみたいものがあり、大峯奥駈道の入り口へと妻と歩いて行きました。 見たかったもの、それは 『旧女人結界の碑』です。 女人結界とは、 女性はそこから中に入ってはいけない、 という境界線のことです。 吉野山から続く『大峰山の山上ヶ岳』は、 平成の"現代も"女人禁制となっていて女性は登れません。 昔は今よりも結界が大きくて、 ここ吉野山からが女人禁制であり、 そこに結界を示す碑があります。 これを見てみたい!と、ずっと思っておりました🌱 というのも、きっかけは高野山です。 高野山も"明治まで"女人禁制地です。 女性は結界の外から、 つまり今も残る『女人堂』や高野山をグルっと一周廻れる『女人道』から信仰を致しましたが…… 実は、実際に空海さんが張った結界、それは、女人堂や女人道よりもずっと外側にありました。 どういうこと? と思われるかと存じます。 今回の吉野山で申しますと、 37枚目や38枚目の写真のような大峯奥駈道をどんどん進んで行くと、 46枚目の写真、ちょうど真ん中辺りで、 いきなり神様の『気』が変わりました❗️ それはくっきりと壁でもあるかのように、 ハイ!ここからは別の神域ね! という感じでガラリと変わります。 『あ!神様の管轄が変わった!』というくらいはっきりしています。 それまでは、吉野の山神様らしい柔らかな優しい『気』だったのが、 非常に厳しいピシッとした大峰山脈の山神様の『気』へといきなり変わります。 でも41枚目の写真、旧女人結界の碑は、 まだまだもう少し先にありました❗️ つまり向こう側の大峰の山神様の管轄地内に結界門はあるんです。 という事は、 高野山と同じで、 その女人結界の山にいる山神様は、 女性が歩くところまで神域を広げているわけです🌿 空海さんも同じく女性が歩くところまで、ちゃんと聖域を広げていたんです。 山神様も仏様も女性を拒否していたわけではない!という証拠です。 『結界』は人間が決めた、単なる宗教的なものなんです。 (だからといって、現代も決められている山上ヶ岳女人禁制の聖域に入っても良いわけではありません) 昔の女性も結界の手前で、大峰の山神様の『気』に触れていますから、この山神様の恩恵をしっかりと貰えてたんです。 結界入り口で女性が祈ったり、祈願している事を、大峰の山神様はちゃんと聞いて叶えていた、という事です🍀 ちなみに、実際の境界地点には大きな蛇🐍が行きも帰りも居ました。 大峰の山神様に仕える眷属さんです。 近寄るとすぐに草むらに隠れてしまいますが、またすぐに道のど真ん中に出てきてデーんと丸まってました。 誰が(3次元のもの)入ってきたか、何が(4次元のもの)入ってきたかを、 山道を守る天狗さんや山神様に知らせているお役目をなさっているそうです。 さて、下山しますが、 今度は高城山には登らずに、舗装路の巻道を行きます。 ちょうど高城山の山頂真下くらいでしょうか? 識子さんも『この世で史上最強のお不動様では!』 と、おっしゃった『閼伽井のお不動様』がお見えになります。 金峯山寺の権現お不動様とは、 全く異なる性質のお不動様。 ここで勘違いなさるといけませんが、 見えない世界のお不動様は、 もちろんお一人だけです。 ただ、ご当人に繋がっている窓口となる仏像は無数にあります。 そしてその仏像ごとに性質は異なる別のお不動様、と捉えた方が、人間には理解しやすいです。 (詳細は、4/2 入道ヶ岳のレポを🙇) この閼伽井のお不動様は、 "強烈にお強い"です。 そして、全くお話をして頂けません。 人間相手に話しをするという性質ではないんです。 古来から続く修験者のための、 修験者が山に入る時の守りとなるお不動様なんです。 山々の奥深いところには、邪悪なものや悪霊やいろいろな魔物(魑魅魍魎)がいます。 そこへ生身の人間である修験者が入って行きます。 人間は弱い生き物です。 魔に足を引っ張っられて滑落事故や、急激な気温低下、落雷などの自然現象など、何かあればすぐに死んでしまいます。 その修験者たちを生きて帰らせる。 計画通りの寿命に戻らせる。 というお役目をなさっているのが、 閼伽井のお不動様です。 つまり、 この閼伽井のお不動様は、 魔を祓う力が強大なので、自分についた魔の念や、しつこい生き霊を剥がしてもらうのに絶大なご利益があります🌿 わたし達夫婦がお参りしている時に、 背後を若いカップルがスタスタと通過して行きました。 こんなに強大な力をお持ちのお不動様がお見えなのに、手を合わせないのはもったいないです❗️ 口はきいてくれませんが、 お願いすれば、"必ず"祓って頂けるお不動様です❗️ もし奥千本まで行かれる方がお見えであれば、ぜひ手を合わせてお願いしてみてください🍀 魔を祓うとは、 『開運』するという事です🌿 更に下山時、 再び吉野水分神社に寄って、吉野の山神様にお礼し、帰宅致しました🌱 本日も長文をお読み頂き、 心からありがとうございました🙇 〜追記〜 ① 長野『御嶽山』の規制解除の件。 9/26〜10/8までの"限定"規制解除です❗️ 木曽町に電話で直接確認致しました。 山小屋閉鎖の10/8に、再び規制。 次回は来年7月の山小屋オープンから規制解除するとの事でしたのでご注意を🌱
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