活動データ
タイム
07:08
距離
12.4km
のぼり
1134m
くだり
1236m
活動詳細
すべて見るタイトルがやけにリズミカルだと思ったら勝手に五七五になってました。みなさんこんにちは。 今日は交通機関で行けるシリーズその3! 雷山・井原山に行ってみます!(`・ω・´) あ、すいません。シリーズその3とか行ってますけど、言ったの初めてです。 一応「その1」は二丈岳、「その2」は宝満山だったりしますが。 今回は空港線と糸島コミュニティバス「はまぼう号」を使います。 縦走するかはとりあえずおいといて、まずどっちの山に行こうかな…(´_`) バスの時間を調べると雷山のほうが井原山より全体的に早い進行になってるみたい。 スタートは早いほうがいいし、帰りは遅いほうが遅れにも対応できる…よし、まずは雷山に行こう。 ということで空港線で筑前前原駅へ向かいます。 はまぼう号は一番早い便が9:10。 あと一本早い時間があるとありがたい気もするけど、運行してるだけでもありがたいので贅沢は言わないことにしよう。 みたいなノリで余裕かましてゆるゆる動いてたんですが、駅についていざ電車に乗ろうとしたときに意外と本数少ないことに気付いて焦りました。 空港線は空港・姪浜間は大体5分待ってれば来るレベルなんですが、姪浜から唐津方面は一気に減ること忘れてました。危なかった…これ逃すと次の便は12:45だからもうそれ登山中止ですからね。 筑前前原駅に到着。 はまぼう号の乗り場「南口バス停」を探します。 駅員さんに聞くと「電車のことしかわからないんで」的なタテ割りな返事で、まぁそりゃそうだと思いつつも、くっついてるんだからそれぐらい知っておいてもいいんじゃないのとかも思いながらとりあえず自力で探します。 が、探すまでもなく駅降りて10m先に発見。 しばらく待ってると派手なマイクロバスがやってきました。 派手で目立つのはいいけど派手すぎて本当にこれなのか逆に不安になりましたが、行き先が雷山観音前になってるので安心。 ただドアが開く気配がなく、こっちから声かけないとそのまま出発しそうな勢いだったので、運転士さんに直接声かけて乗らせてもらいました。 前払い200円とのことなので席の前に備え付けてあるボックスにチャリンチャリンと入れます。 しかし車で20分の距離を200円てちょっと安すぎじゃないんですかね…維持できるのか不安になる…。 バスに乗ってる時間は35分ですが、実際は一度ほとんどスタート地点に戻ってきてそこから雷山を目指す感じのルートなので、直接車で行けば20分ぐらいの距離です。 チャリで行けるか見ていましたが、最後の10分ぐらいはずっと登りが続いたので、こりゃ無理だなと諦めました。 バス停がめっちゃ小刻みで1分おきにアナウンスが入るほどです。でも乗る人も降りる人もほとんどいないので実質走りっぱなしです。 さらに途中からバス停以外でもどこでも降りられますみたいなアナウンスが。 コミュニティバスならではの柔軟性ですね。 途中に「雷山入口」というバス停があり、一瞬そこで降りそうになってしまいました。 終点「雷山観音前」に到着。 駐車場というかやたら広い広場があるので車で普通に来れそうです。 トイレもちゃんとしたものがあるので出発前にきっちり準備できますね。 少し登って行くと登山口がありました。近くに寺があるようで鐘の音が「ご〜ん」と響いてきたところで登山スタート。 地図的にはまず清賀の滝を目指す感じになるらしい。 明らかに道じゃないほうにテープが付けられてるところがいくつかあって悩むこともありましたが、30分くらいで滝のある広場に出ました。 これが清賀の滝か…でも立ってる看板には「清賀の滝800m」みたいな表記が…この滝じゃないの? まぁいいか。 とりあえず先に進みます…が、滝の左にも右にも道があり、どっちに行くべきなのか一瞬迷います。 まぁ右のほうに「上宮 1255m」の案内があるのでこっちなんでしょうけど、左の道も一応階段が整備されててなんか気になる。 試しに行ってみるとすぐ行き止まりでした。作業用の道か何かかな? 上宮近くになってきて雪が目につくように。 このあたりわりとガケみたいになってるので、足すべらせるとわりとシャレにならないことになりそうです。 そしてこのあたりでなんか脱力感が…そしてなんか眠気が…あ、そういえば朝食食べてなかったΣ いかん、なんか食べよう。 早めの昼食にしてもよかったんですが、そんなに落ち着いて食べられる場所でもなかったので、とりあえず歩きながらピーナッツを食べてるとだんだん意識がハッキリしてきました。 やっぱ食事って大事なんですねー。 しかしこのナッツ、8月に初めて登山始めたときのものなのに今でも普通に食べられることに驚く…今さらですけどこの手のやつの消費期限ってどれぐらいのものなんでしょうね? 上宮到着。看板に「山頂524m」の案内があり、それぐらいならこのまま一気に行ってしまおうという感じで先に進みます。 というかその看板に「清賀の滝」の表示が。 てことはやっぱあの滝が清賀の滝だったのか…なんだったんだあの看板…。 まぁそれはいいとして、引き続き山頂を目指すわけですが、ここからの道が結構キツかった(´Д`;) 20分ぐらいで着くかと思ったけど倍ぐらいかかったような。 そして山頂到着〜。 しばらく霧の中を歩いてましたけど山頂に着いたと同時ぐらいに晴れてきました。 山頂って寒いイメージですが、今日はむしろ温かいぐらいです。 ここで昼食。今日は麻婆春雨でございます。 この前、山ごはんの情報をネットで見てたときに麻婆春雨が軽いし味付けも濃いしボリュームもあるしオススメ、的な情報を見て、なるほどなと思ったので持ってきてみました。 食べてみてこれは確かにいいですね。スープに対して、春雨がちょっと少ない気がしましたが、それなら春雨だけ追加で持ってくればいいし。 春雨よりマロニーのほうがいいかな? 山頂は平らな広場に整備されてて過ごしやすいです。 さて井原山に行くか行かないか。 登ってる途中ぐらいから雷山だけで止めとこうと思ってましたが、今から降りると14時ぐらいに降りることになってバスの時間は16:10…。 あの場所で2時間待つのはなかなかしんどいので井原山に行くことにしました。 井原山側のルートに入った途端に雪がガチな感じになりました。 こりゃいかん、普通に進めない。滑る。 ここでついに難所ヶ滝に備えて用意していた…アレの出番が…! ((=゚Д゚=))ノ中華アイゼン〜〜〜 そして雪が靴に入ってくる…こんなときは…! ((=゚Д゚=))ノ安売りゲイタ〜〜 さすが僕らのドラえもんですね。 さっそく装備してみますよ。 前後逆につけてなんだこりゃ、というアイゼンあるあるを経て一応それらしく装備できました。 一歩踏み出した瞬間に段違いの安心感。 すごい!こんなに効果あるものなのか! 2000円のくせに! ムダに雪が積もった斜面登ったりしちゃうぜーヾ(*ΦωΦ)ノナハハハハ もう全く滑る気がしません。受験生もこれで受験行ったらいいよ。 とか時事ネタを挟みつつ。 しかし、ゲイターの色、真っ黒選んだのは失敗だったな…もうちょっと鮮やかな色でテンションあがるようなビジュアルのほうが気分もアガったような…(女子力) そして本気モードなのは雪だけじゃないようで、例の笹みたいなやつもかなり生い茂ってきました。 もう体半分ぐらい埋まってしまってるんですけど…こういうのなんて言うんだっけ…あ、あれだ!「ヤブコギ」だ! 「ヤブコギ」を無理やりボヤきの中に織り交ぜながら進みます。 まもなくヤブコギは終わりましたが、雪はさらに深くなってきました。 さっきのあれ全然本気じゃなかったのか…。 …今のはメラゾーマではない…。 メラだ…。 的な。 うわ、ふと気付けばゲイターめっちゃ汚れてる!w 地味とか派手とか女子力コメントしてる場合じゃなかった。 デビュー初日からめっちゃ仕事させてすいません。 それにしても靴の防水は雪のときにも役立つというのは盲点でした。 雪は厚みがあるから靴全部濡れてしまうのかー。 雨のことばかり考えてたからあまり気にしてなかったけど、むしろ雪のほうが冷たいし冬だしで、その状況で防水効いてなかったら足からめっちゃ体力奪われそうな気がする。 ここで靴の防水機能の恩恵にあずかれるとは思いませんでした。 だいぶ歩いてきたんですが、急に目の前に交差した木が…。 え、これって確か通行止めのサインじゃ…。 明らかに人為的に作られてるよな…。 なんだ?がけ崩れで歩けないとかそんなことになってるのか? しかしここまで来て戻るとなると確実に山の中で日が暮れる計算になる…。 かなり悩みましたが、いろんなケースを想定しながら慎重に進むことにしました。 あと時間的に余裕が出る「洗谷ルート」へ変更します。 進んでいくとその先も何度か通行止めのサイン…ていうか一本道なんだしサイン出すならもっと入口で出してほしい気もする…1時間ぐらい歩いてきたところで出されても…。 そしてしばらく歩いてふと気付く。 ア、アイゼンがない!Σ しまった…靴紐か何かにつなげておくべきだったか…。 本当に使い捨てになってしまった…ていうかまだ今日の登山すら終わってないから使い捨てにさえなってないっていうね。 まぁ次に活かしましょう。 そして洗谷ルートへの分岐に到着。 したのはいいけどそこには「上級者向き」の表示が…ま、まじか。 普通、少々厳しいルートでもわざわざこんな表示しないよなぁ…うーんこれは下調べが足りなかった…。 今の焦り気味のテンションでこんなルート行くのは完全に自殺行為だ。 仕方ないのでこのまま井原山の登山ルートまで行くことにしました。急がばまわれで。 とりあえず井原山登山道まで来ました。時間を計算するとかなりギリギリ…。 とにかくアセるな…ここでアセったらコテコテの遭難パターン必至だぞ… 。 井原山山頂までたぶんあと5分ぐらいなんでしょうけどそれさえ行かずにそのまま下山の道を選んだあたりに急ぎぶりが表れてますね。 いいもん。登頂が目的じゃないって過去の日記で自分が言ってたことだし(本当はちょっと悔しい) というか結局あの通行止めの表示はなんだったんだ? あのサインのとおり戻ってたらわりとマジで危険なことになってたぞ。 かなり気になったので下山して糸島の観光課に問い合わせてみましたが、少なくともそっちではその手の対策とか注意報とかは出してないとのことで結局答えは分からずじまいです。 とりあえず下山します。途中、倒れて道をふさいでる木とかいくつかあったんですが、さっきの通行止めサインがトラウマになってしまい、出てくる度にめっちゃ敏感に反応してしまうという。 木の根本とか確認して人為的じゃないことが確認できた、OK進もうみたいな。 あと沢を渡るところが何箇所かあったんですが、これも結構ハードでした。 昨日までの雨のせいか、かなり流れが早く、水かさも増えてるのか露出した岩が少ない。慌てていきなり体重かけたりすると滑ってチーンみたいなパターンがわりと簡単に想像つくレベルです。 一カ所、渡る手前にテープ張ってあってそこから渡ろうとしたんですが「え、これ渡るの無理じゃね」な感じ。 えーっと。一回落ち着こう。 一休さんみたいに困ったときは瞑想とかすればきっと道は開けるんですよ。 で、落ち着いたところで改めてあたりを見渡すと簡単に渡れるところがちょっと下に行ったところにあったっていう。 いやー、なんかあれですね。焦るとやっぱり視野が狭くなるんですね。 普通のテンションだとこんな判断、焦ることなく普通にできそうな気がします。 こういうちょっとした判断ミスが遭難のきっかけになるんでしょうね〜。 そのあとも丸太が橋みたいに渡してあって、いやいやこれ渡るの無理だろとか思ったんですが、よく見ると普通に下を歩いて横切れるみたいなのとかも同じですね。 そしてようやく平坦な道まで降りてきました。 こ こ だ。 今まで急ぎたくても急ぐとかえって危ない道だったからいつも以上にゆっくり降りてきたけどここならせいぜい足がもつれてコケるぐらいのリスクしかない。 少なくともコケた勢いでガケから転落するようなことはない。 よっしゃ走れーー! うおおおおお!≡≡≡( `□´) おおおお ≡≡≡( `□´) おおお ≡≡≡( `□´) おお ≡≡≡( `□´) はっΣ 民家だ! っしゃーーーもうゴールは目の前だ!٩(ˊᗜˋ*)و そしてようやく登山口に! 着いたー…いや、まだ着いてなかった! バス停はまだ先か! 走れ―!≡≡≡( `□´) そしてバス停到着!…ま、間に合った…。 5分ぐらいしてまもなくバスがやってきました…。 バスに乗った瞬間、ドッと力が抜けた… ( °ω° ) ・・・・・・・はぁ、よかった。 以上、これが僕の雷山・井原山デビュー記録です。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。