厳冬期単独富士:“ひのきのぼう”片手に魔王城へ

2016.02.01(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 57
休憩時間
3 時間 2
距離
11.5 km
のぼり / くだり
1633 / 1631 m
13
5 26
7

活動詳細

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「冬の富士山は海外の名だたる山に匹敵する」とかなんとか。 ってことはお手軽に海外登山経験ができるのでは? ということで実際に体験しに行ってきました。 条件としては「死ぬと判断したら引き返すこと」、何事も経験経験。 深夜0時ごろからスタート。 最初は凪いでいてこれはひょっとしたら行けるんじゃないか?と思えました。 月に照らされて白くうっすらと見える巨峰…っていうか手前に山があるし。 宝永山、知識としてはあったけど富士山の中に結構な大きさの山があるのな、中ボスか。 前半はそんなことを考えるくらいには余裕がありました。 そして後半、 結果として 耐風姿勢が間に合わず風に吹っ飛ばされる→プチ滑落×1 風にあおられて転倒→プチ滑落×1 耐風姿勢×無数 下りで楽しようと尻セード→スピードが付きすぎてプチ滑落×1(これは自業自得) …まあ生きて帰ったから引き分けということで。 風は2,000m辺りからだんだんと強くなり、最終的に10m進んでは耐風姿勢、 雪質(というか氷)は2,800mくらいから強く蹴りこまないとアイゼンが刺さらないという感じに。 とりあえず7合目の閉鎖されていた小屋(3,030m)まで到着、 夜は晴れていたのにいつのまにか猛吹雪、気温-20度…… これ以上は高確率で死ぬと判断、撤退しました。 ただし身体的には余力があったので 天気次第では行けたかな~と思います。 まあ、滑落防止や耐風姿勢の練習(?)にはなりましたよ。 足元が氷だとほんとに滑り出すと止まらないね、加速もすごいし。 気分次第でまた来年来ようかなと。

活動の装備

  • プロトレック(PRO TREK)
    PRW-3000-1AJF
  • その他(Other)
    SEA TO SUMMIT クアグマイアゲイター
  • その他(Other)
    DMM サーク アッズ

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