愛宕山に登ってみた

2018.09.24(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 42
休憩時間
0
距離
11.4 km
のぼり / くだり
1011 / 1018 m
1 36
17
1 37

活動詳細

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 2018年9月24日(月祝)にトレーニングのために京都の愛宕山に登ってみた。愛宕山は京都の西,嵐山の奥に位置する感じの場所にある。愛宕山に登るには,清滝から登るのがメインルートとなっている。清滝は高雄から清滝川を下った辺りにあり,自家用車で行くか,バスで行かないといけない。今回は自家用車で清滝にある駐車場まで行き,そこから歩いて登った。  駐車場に着くと,いきなり「月輪寺(つきのわでら)は参拝禁止になってますから,表参道を往復してください」を言われてしまった。表参道はこれまたメインルートだが,表参道から登り,月輪寺経由で下りてくる,というのもよくあるルートであり, 私も今回は月輪寺経由で下山して空也の滝も見たいと思っていたので,いきなり予定が変更になってしまった。  愛宕山の登り口には鳥居がある。鳥居の直後はかなりの傾斜で舗装路を登り始める。林の中に入った途端,そこらじゅうに倒木がみられた。それも直径が数十センチの大きな木がほとんどだった。登山道を塞ぐように倒れた木も多く,乗り越えたりくぐったりしながら登っていった。  登山道には嵯峨消防分団が設置した黄色の標識が 100m ごとにある。登りの時は,気づくのと気づかないやつがあり,ふと見ると何個も飛ばした先の番号になっていたりする。100m って意外と短いのかもしれない。標識にはいろんな「標語」があって楽しませてくれた。一番好きなのは12番かなぁ???  嵯峨消防分団の標識の他にも,昔からある丁石もあった。丁石は一番鳥居から50丁まであるらしいが,数個しか目に入らなかった。やはり嵯峨消防分団の「黄色」が目立つのかもしれない。  登りは最初の 1km(標識の10番)までが一番しんどかった。出だしからいきなり急登なので,まだ体が暖まってないところに激しい運動になってしんどかった。その後も半分まで(20番標識まで)は結構な急登に感じた。後半は斜度が緩いところも多く,横移動があってからぐっと登る,という感じが何回か続く感じだった。また,20丁,25丁,30丁には昔は茶屋があったみたいで,25丁と30丁には東屋があり,休憩所になっていた。30丁の休憩所は「五合目休憩所」となっていた。その先,水尾の集落に下れる水尾分岐(水尾分れ)にも東屋があって,座って休憩できる感じだった。  今回はトレーニングの一貫として登ったので,愛宕神社の本殿まで止まらないことを心がけてみた。まぁ,細かく言うと写真を撮る瞬間には止まらないといけないので,全く止まらず,ではないが…。基本的に休憩をせずに登ってみた。前半のきつめの登り区間をゆっくり登ったつもりだったが,少し(かなり?)オーバーペースだったみたいで,後半はかなりへばってしまった。水尾分岐辺りから黒門までが長かったなぁ…。 41番標識(なんで分母が40なの?)で愛宕神社の境内に入って平らになってホッとするが(ほんとは山全部が境内みたいやけど…),その先に本殿に上がる長い急な階段があって,そこはほんとに辛かった。結果的に本殿までちょうど1時間半かかってしまった…。  本殿ではお参りをしておいた。 お参りの後,本殿からの下り階段で,神社の方に三角点の話を聞いてみた(ちょうど歩いて下りはる所だったので,階段を下りながら話を伺った)。そこで,三角点へのルートを説明して頂いたので,その足で三角点に行ってみた。ルートは,本殿に登る階段の下から(本殿に向かって)右方向に月輪寺方面に行ける道があるので,そこを入っていく。途中,右下に月輪寺への下りがあるが,そこには行かず,そのまま林道を進む。その先でお地蔵さんのある分岐(どちらも林道っぽい)があるが,そこは左折する。その先,トタン板でできた建物(倉庫?)があるので,その前を道なりに右前方へ向かう。トタンの建物の先で少し登り,両側が土手っぽく高くなっているが,その先右側の土手が切れるところがあるので,そこを右に入ってUターンをする感じで進むと,前方に急登する道があるので,そこを登ると三角点,と言われた。  行ってみると,月輪寺への下りには標識も地図もあり,分岐点はわかりやすかった。月輪寺が参拝可能になったら行ってみよう。月輪寺へのルートや,大杉谷へのルートは,2018年8月の台風21号の影響で道や月輪寺自体も荒れてるみたいで通行止(参拝禁止)だった。そのためロープで進入禁止にしてあった。ちなみに,普段から月輪寺境内は夜間は通行止にしてるみたいだった。  その先にお地蔵さんが三体(に見えた)いはる分岐があった。右に行くと裏参道で首なし地蔵経由で清滝に下りれるみたいだった(今は台風のせいでだめかもやけど…)。その分岐を左に行き少し下ると,道は右にカーブしていた。その左手にトタンの倉庫っぽい小さな建物があった。その先,林道(軽トラなら走れる?)は少し登り,登りきった辺りで林道は左に90度曲がって進んでいた。その辺りは右側の土手がなくなっていて,入ってください,という感じになっていた。そこを右に入り,ぐるっとUターンをするように右後方に行くと,倒れた木の向こうに上り道が見えた。そこを登って一瞬平らになったと思ったら,その左手がこんもりしていた。三角点は高いところにあるはずだから,とそこに登ると,こんもりした丘(?)の上に三角点があった。  三角点付近は高い木がなく,京都市内や比叡山などが遠望できた。北東の方角には山並みが幾重にも重なってみえていた。その頃になると,登りの時の汗もひいていたので,どちらかというと寒いぐらいだった。そこで愛宕神社の本殿への階段下の東屋で体を拭いて,シャツを着替えておいた。下界はかなり暑い感じだったのに,やっぱり山の上は涼しいのかもしれない。  下りは,嵯峨消防分団の標識を探しながら下ってみた。すると,いきなり38番と37番を発見できなかった。黒門より少し下の辺りで,かなり登山道の両側が荒れていたので,落ちた枝とかの下敷きになってしまったのかもしれない。その後,標識を1枚1枚撮影しながら下ってみた。38,37番以外にも,31番,18番,を発見できなかった。 探し方が足りなかったのか,倒れた木々にやられたのか…。  下りは順調に下った。やっぱり下りは楽チンだった。対向で登ってくる人も多く,たくさん挨拶をしながら下る感じだった。下ると11時過ぎだった。7時半に登り始めて,三角点までぶらぶらしても3時間半だった。その割に足にきていたので,トレーニングには効率がいい山なのかもしれない。

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