火山（ひやま）ぎふ百山80座目

火山”かざん”と普通は読むんだけど、ぎふ百山には火山と書いて”ひやま”という山がある。 さぞかし激しい噴火活動で溶岩ブクブク、噴煙もうもうと思いきや、 火山とは名ばかりの普通の低山である。 岐阜県の郡上八幡から、せせらぎ街道を高山方面へ、 分水嶺の西ウレ峠を越して1,5Kｍ下ると右ガーブの所に左に入る道が有り、ここを左折する。 ガタガタのダート林道を1.5Km進むとゲートのあるルートと無いルートの分岐が現れる。 分岐のところに広場があるのでここに車を停めて出発。 火山へはゲートの無い方の林道を行く。 先日の台風の影響なのか倒木が林道を塞いでいる。 20分ほど林道を歩く林道は終点となり広場になっている。 ピンクリボンが有り薄い踏み跡があり登っていくとYの字の分岐が現れる。 分岐の右側にピンクリボンがあったので右へ、トラバースぎみに進むと沢に出るが、 踏み跡とピンクリボンはここで終わってしまい笹薮になってルートが無くなってしまった。 この山はYMAAPの地図からは外れているのと、登るはずではない予定外の山だったので 紙の地図を出してなくて自分の位置が分かない・・ 頭の中の記憶とコンパスで進むことにしたが帰りに迷わないように赤テープでマーキングをして登る。 すると薄い踏み跡とピンクリボンが現れた。 しかしルートは不明瞭なので笹に赤テープを付けて行く。 やがて稜線に出るとしっかりと刈り払いされた登山道に出た。 ちゃんとしたルートがあるんだ～ 登山道は南北に通っていて南方の方が標高が高そうなので進んでいくと 平らな広く刈り払いされた所に三角点が現れた。 ここが頂上か？近くの大木に木でできた看板が3枚ほどあるが文字が消えかかっている。 そんなこともあろうかと自作看板を作ってきたのだが、看板キットを忘れてしまったため、 厚紙に黒のビニールテープを切って貼って火山と文字を作った。 頂上からの展望は樹林でほとんど無い。 この山に登るのは、ぎふ百山をやる人くらいしかいないかもね～ 登山口にトイレ無し